鳥インフルエンザが止まりません…
口蹄疫被害から学び、最善の防疫体制をとっているにもかかわらず、点々と被害が拡大しています。
このことは感染経路の特定を一層困難なものにするとともに、より効果的な対策を講じることにも影響します。
野鳥…ネズミ…それらの活動をすべて把握することは不可能で、いつどこから落下、侵入するやもしれぬ野性動物を完全にシャットアウトすることも不可能と言わざるを得ないのか…
しかしそれでは毎年毎年被害が拡大しており、いつ襲われるやもしれぬ恐怖に脅えながらの事業展開では生産者のモチベーションを保つことはできない…
今まさに、日本の養鶏、採卵事業は存亡の危機に立たされていると言っても過言ではないかもしれません。
その危機を回避し、安心・安全な鶏肉や卵を供給していくためにも、神頼みではなく、行政がイニシアチブを発揮し、新たな防疫体制を確立することと、事業再開に際しての補償を含めた下支えをしっかりしなくてはなりません。
昨日連絡をとった養鶏農家の方も
「うちは移動制限がかかる4日前に、鳥は出したいいかったけど、再導入ができんと生活を組み立てることもできん…」
と、いつもは笑顔いっぱで元気印の方ですら、再開ができない状態の中で、途方に暮れられていました…
今できることは、防疫体制整備と生産者の方々が、希望を持てるような迅速な政策立案と予算獲得です。
間もなく2月定例議会が始まります。
私は、今まで県内で最も被害が大きかった児湯郡選出議員です。
地元の声をしっかり受け止め、執行部とともに身を粉にして最善を尽くします!