大相撲春場所の中止が決定しました。
もうご承知の通り、八百長問題が原因で、全容解明がされるまでは開催は厳しいのか…
テレビでは、携帯メールでやり取りされた通りの取り組みが繰り返し放映されています。
確かに力無く、土俵に身を投げ出す姿は、格闘家としての真剣さも、スポーツマンとしての懸命さも伝わってきません…
先入観なのか…
でも何人かの力士は八百長問題への関与を認めていますので、映像から伝わる虚脱感は間違いではないのでしょう…
ある評論家は、今回の問題を“相撲界存亡の危機”とまで酷評しています。
真相解明が前提ではありますが、関与していない大多数の力士のためにも、膿を出しきったあとは、取り組み再開を期待しています。
白鵬の連勝に胸躍り、魁皇の勝ち越しに夢を重ね、高見盛の愚直さに勇気をもらってきました。
なにより相撲界に憧れ、未知なる世界に飛び込んで来る新弟子たち若人の前途を閉ざすことがあってはいけないと思っています。
人間がすることだから、過ちや失敗もある…人間がすることだから、修正ややり直しもできる。
私は感動や興奮を与えてくれた力士たちのことを忘れない。
正々堂々、真剣勝負が再び見れることを切に願っています。