先日、新富町新田神社の神事に参加させていただきました。
例年の五穀豊穣を祈願する内容に加え、今年は口蹄疫や鳥インフルエンザ、そして火山灰被災などの御祓いをする神楽奉納のありました。
新田地域においては優秀な畜産農家が多数いらっしゃるとともに、ハウス作物や茶も県内有数の生産地です。
特にこれからは新茶の季節を迎えます。
収穫前に降灰があれば、一気に商品価値は下がり、だたでさえ輸入茶の増大により、厳しい状況に追い込まれている茶業がさらなる打撃を受けてしまいます。
鹿児島県では降灰に対応するため、茶葉の洗浄機が導入されていますが、本県は未設置であり、設置する業者への補助体制も整備されていません・・・
祈りに力がこもります。
勇猛な神楽は、災難に立ち向かい、打ち払う迫力に満ちていました。
舞手の青年は、地区外に出ているにかかわらず、練習のために神社に通い、この日に備えました。
そして激しい踊りで、地域の方々に勇気を注入してくれたのです。
舞手は災難に例えられ、稲わらを編みこんで作られた大蛇と闘い、見事真剣で叩き切ってくれました。
これで災難に打ち勝つ、宮崎復活の旗が掲げられました。
勇気を胸に、元気を出して、前進しましょう!!