奇跡への絆

図師ひろき

怒ったら負け

2009年10月14日 17時22分48秒 | Weblog


 “私は怒る前に、泣き出していました・・・”

 マウンテンバイク4時間耐久in木城の事前全体説明会にスタッフとして参加してきました。

        

 以前にも紹介しましたが、木城町では商工会青年部、農協青年部、SAPそして青年団が一体となり木城若者会を結成し、これに縁あって延岡市の自転車愛好家の方々が加わり、地域振興のためボランティア活動を続けています。

 その一環として、毎年11月第1日曜日にマウンテンバイクの耐久レースを開催しています。

 今回で14回目を数え、西日本では最大級の大会と評されるまでに成長しました。

 選手、ギャラリーを合わせるとゆうに1000人を超える大会準備には、多大な労力が必要となります。

 特に1周約4kmのコース設営は大変です。

 道無き原野を切り開き、竹を切り倒し、コースに沿ってコスモスの種をまき、コーステープを巻くために何百本もの杭を打ち、丁寧に丁寧にテープを張っていきます。

 その他にも、パンフレットやポスターを作り、スポンサーを募り、商品を集め、当日各チームが何周走ったかをカウントする集計のシュミレーションなどにもかなりの時間を要することになります。

 みんな仕事の合間で力を合わせ、創り上げていくイベントですが、どうしても時の役員には大きな負担とプレッシャーがのしかかってきます。

 私も実行委員長を3回務めさせてもらったので、その苦しみはよく解ります。

 そして今回の全体説明会資料の冒頭に掲げられていた文字が

 “怒ったら負け!”

 でした。

          

 スタッフ一人ひとりの重圧を表現する言葉としては、これ以上ない!と感じました。

 大丈夫。

 必ず大丈夫。

 みんなのふるさとを想う気持ちがある限り、間違いなく大会は成功します。
 
 私も小さい力ですが、みんなと一緒に汗をかかせてください。

 “私は怒る前に、泣き出していました・・・”