奇跡への絆

図師ひろき

すぐ動く!

2009年10月12日 18時51分19秒 | Weblog

 先日、ある美容室の店長さんから

 「店の前の県道に設置してある縁石に車が乗り上げて、お客さんが迷惑しているから相談にのって欲しい・・・」

 と連絡がありました。

 早速現地に行って、状況を確認してみました。

 すると県道と歩道を区別するための縁石が、美容室の駐車場入り口中央にポコンと1つありました。

 駐車場は県道に隣接しており、奥行きがないため多くのお客さんは前方から駐車されることになります。

 写真のように後方から駐車できれば、発進の際に縁石を確認できるのですが、前方駐車をしてバックで発進する際には死角となり縁石は全く見えません。

 縁石は車道と歩道を区別し、安全性を高めるためにあるものですが、おおよそこの縁石に関しては、その役割を果たしていると言い難い形状でした。

        

 特に高齢な方が駐車場利用される時には、縁石に乗り上げることが頻発しており、バンパーや車の底の部分にキズをつけてしまうことが度々あるとのことでした。

 店には駐車場利用が不便なことによるクレームはもちろんのこと、それが原因で顧客が減っているとも訴えられました。

 それはいけないと状況を把握した私は、その足で土木事務所に出向き、職員の方に事情を説明しました。

 すると

 「県道には原則縁石が設置されますが、沿線に店舗がある場合には6mの間隔をあけることができます。

 店舗への出入り口は、間隔が12m以上ありましたので、間に1ヶ所縁石を設置しました。

 今回の件は、店舗への実質損害もでていることでもありますので、対応を所内で検討させていただきます。」

 と丁寧に話を受け止めていただきました。

 即座に回答をいただくことはできませんでしたが、検討後の柔軟な対応に期待したいと思います。