奇跡への絆

図師ひろき

日焼けと笑顔と

2009年10月01日 19時12分21秒 | Weblog
 先日も紹介しました九州電力の揚水式ダム建設にあたり、私の地元木城町川原地区は工事関係車両の行き来が続いています。

 九州電力の配慮により、地区内の要所要所には交通整理のための警備員さんが立ってくれていました。

 工事がほぼ完了したということで、9月いっぱいをもって警備員さんたちの仕事も終わりとなりました。

 高齢者や子どもたちが道路を横断する時はもちろんのこと、車庫に車を出し入れする時も通行中工事関係車両を止めていただき、安全に万全を尽くしてくれました。

 長い間お世話になったので、車が通らない時を見計らって記念撮影をさせていただきました。

      

 カメラマンはお袋だったのですが

 「私も撮っちょって!!」

 と、パチリ!
 
        
 
 雨の日も炎天下の暑い日もこの制服を着て、丁寧に旗を振ってくださいました。

 「どれくらい前からお世話になりましたかね・・・」

 と尋ねると

 「もう10年以上になるねぇ、まだずっさんが町議になる前から立っちょるよ。」

 と真っ黒に日焼けした帽子のしたから白い歯がこぼれました。

 「またどこかでお会いできますよね?」

 「あんたの車が通るときには、せいっぱい手を振るわ。まちごた、旗じゃ、旗振るわ、ワハハハハ・・・」

 満面の笑みは伝染しますね!

 笑顔の傍らで重なるしわの一本一本に、10年間実直に仕事をされたご苦労が刻まれているようでした。

 本当にお疲れ様でした。

 そして、ありがとうございました。

 どこかですれ違う時は、私もおもいっきり旗を、まちごた、手を振ります。