
一昨年の白馬八方スキーに次いで、人工内耳の仲間7人(山仲間でもあるR玉くんは家の都合で欠席)で蔵王温泉へ。
ニセコスキーのお誘いはあったけど、スキーだけはつまらない、樹氷の見られる蔵王なら行ってもいいよ、という私の勝手な言い分で蔵王に決定した。
のに、今冬は記録的な雪不足のため、樹氷も見られず、家にいるのと変わらんくらいの暖かさで後半は雨が降り出して、それでも、それなりにスキーは楽しめました。
蔵王温泉スキー場は、コースが多彩というか、初心者でもリフト、スキー、リフト、スキーをいくつか乗り継いで上のほうまで行けちゃいます。
下りも、次から次へ初級コースでつながって、難なく麓まで滑り下りれるとという優れもの。
1人はスキーやらずに、麓で斎藤茂吉の歌碑めぐりと温泉、パソコン持ち込みで会のお仕事。
あとの人たちも、スキーに来たんだか、飲みに来たんだかわからん仲間ですが、楽しい3日間を過ごせました。
なんといっても、大阪から山形は遠いので、飛行機で行きます。
チケットは超先得などで取っておくと、新幹線乗り継ぎより安く行けるけど、昨年、後から予約しようと思っていて先延ばしにしていたら、気づいた時には往復で1万近く上がっていた。
大阪伊丹空港12:15→山形空港13:30

山には雪があるけど平地はやっぱり少ない
山形空港に到着したら、地元名産品を配っていた(昼便だけ)

空港から山形駅行のシャトルバスで35分.
東京からの先発隊6人と居酒屋さんで合流。
芋煮などいただきました。

再開発された山形駅周辺、立派だけど閑散

美しいオブジェ
16時、蔵王温泉行き宿の送迎バス乗ります。
マイクロバスはほぼ満員で出発。
雪のない市街地から40分で蔵王温泉に到着。
道路の脇には雪があってホッ。

おおみや旅館と共同浴場

廊下も畳敷き、きれいにリフォームされて清潔でレトロな宿。
廊下沿いに広いラウンジがあって飲み物やマッサージ機も無料で使える。

お部屋には毎日、お菓子とフルーツ


毎夕、お好みの浴衣をチョイス
6時前に北海道からにやけさんが到着、入浴(狭いし熱いけどツルッツル)と夕食。
メンバーのNさんは肉ダメ野菜ほとんどダメの要望で特別メニューにしてもらえた。

2/14夕食
夕食時はみんな飲みます(私だけジュースやお茶)
これから3日間、ずっと和食で、喉が渇いて渇いて仕方なかった。
持ち寄りのおつまみやお菓子が山と積まれて、食後もお部屋で飲みます。
部屋は温泉の硫黄臭が流れ込み、1日目は気になったが、2日目以降は慣れてわからなくなった。
雪国の宿は夜になると部屋や廊下が寒くなってしまうが、ここは、暑い暑い。
温泉浴場の真上なので?
自宅にいるより、よっぽどぬくすぎる。
持参のフリースパジャマでは蒸れて、夜中に汗をかいてしまった。

2/15朝食

徒歩、10分くらいの上の台ゲレンデ前のレンタル屋さんでスキーセットを調達、2日間リフト券購入。
土曜日とあってお店はごった返していた。

いきなりスカイケーブルゴンドラに乗って降りたところからスキーで下りようとしたら、Mちゃんがどうしても坂を下れないとリタイヤ。
滑らずにゴンドラで引き返した。
2年ぶり、3回目の超初級のMちゃんに、ゆる坂での練習もなしで連れてきてしまって申し訳なかった。

少し晴れ間が出てきた
残り5人でリフトを2台乗り継いで滑って樹氷高原駅へ。
最後の樹氷高原ロングコースはなかなか爽快だった。
ようやくスキーに来てよかったなぁと実感。
樹氷高原駅はスキーをしない観光客のロープウェイ乗り継ぎ駅になっている。
樹氷のある頂上の地蔵山頂まで行ってみたいけど、そこからのザンゲ坂は中級コースなので、私としては自信がなく、近くのカフェレストランで最長老のNさんと待機。
昼前になったらスキー客でいっぱいになってきて、2人で席番です。
残り3人のツワモノは地蔵峠まで上がっていった。

頂上付近がくっきり
ロープウェイの左方白く
「く」に見えるのが下りのスキーコース
あの斜度では無理、無理
1時間ほどで3人が戻ってきて、にやけさん曰く「ところどころ極端に狭まった所や片側が切れてたりがあって、滑りにくいので止めて正解」と。
Sさんは「足に力が入って痛い」
頂上の写真を見せてもらったけど、やっぱり樹氷らしきものがない。
5人で昼食を取り、ここで麓に居るMちゃんと連絡が取れた。
手ぶらでロープウェイで上がってくるMちゃんと合流して、私も手ぶらで頂上を目指します。

この辺り、樹氷原のはずが

にやけさんとKさんはスキー持参でもう一度地蔵峠へ。

頂上で記念撮影

前日までの雨で残念な姿に

ともかくも、残骸にしろ、樹氷らしきものは見られたので今回の旅の目標は達成。

このあと、Mちゃんは手ぶらで麓までロープウェイで下り、私は樹氷高原駅でスキーを回収して3人で滑り降りた。
途中の中上級コースなどは迂回して初級コースをたどって降りてこれる。
残り、NさんとSさんは別のところで麓の宿待機のOさんと落ち合うことに。
7人も居ると、それぞれの動向把握と行動すり合わせがたいへんだ。

夕日に照らされた上の台ゲレンデ
NさんとSさんが戻ってこない
LINEにも連絡なし
すわっ!また、白馬と同じく遭難しかけてる?
結局、蔵王山麓駅からスキー担いで麓のバス道を1時間も歩けないので、再びリフトを乗り継いで上の台ゲレンデに戻るつもりが目当てのリフトが終了になっていたりして、さらに遠回りしてゲレンデをつないで迂回してきたそうだ。
かように蔵王温泉スキー場は広大なのだ。
宿の近くで寄り道。

茂吉の歌碑

雪に埋もれた須川神社への急な石段を上って

蔵王温泉街の夕日

2/15の夕食

2/16の朝食

2日目、お天気も良くないし、上の台ゲレンデのリフトに乗って滑って。
Nさんの手ほどきで、Mちゃんも上手に滑れるようになった。
よかった、よかった。
と思っていたら、この2人、リフト乗り場でMちゃんが乗り損ねて転び、もちろんリフトは急停止。
危うく、リフト椅子で強打のところ、2人とも寝そべった状態でセーフ。
見ていてびっくり。
午前中、上の台ゲレンデで滑って、雨もぱらついてきたので、お昼で終了。
私としては、これで満足。
今回は緩やかコースばかりだったので、転んだのは1回だけ、しかし、その1回がなかなか起き上がれずに往生した。
傾斜がゆるいほど立ち上がるのが至難の業。
脚の筋力が弱っているのがよくわかる。
最悪、スキーを外して立ち上がればいいんだけど。

昼食はめったに食べないラーメン
でも、半分ほどで食べ飽きた
午後は、宿のそばの共同浴場上湯に入ってみたが、源泉かけ流しの湯温が熱くて熱くて、我慢で10秒浸かるのがせいいっぱいで、とてもじゃないけど温泉気分には浸れない。

横に硫黄の源泉が流れている


2/16の夕食
出れば完食するけど
もう、宿の食事も食べ飽き

2/17の朝食
さすがに和食はいろいろ食べ残して
パンやサラダ、ヨーグルトなど
11時半の送迎バス発車まで温泉街をブラブラと。蔵王温泉スキー旅2