ひらりん気まま日記

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唐松岳1栂池自然園

2017-08-13 21:13:14 | 山の旅

3日ぶりに恐る恐るPCを起動。
長時間使っていると動きが鈍くなるような気がするが、山旅アップします。

2017/8/4~7 唐松岳 

毎年恒例の山旅、1日目は白馬栂池公園で3人待ち合わせ。
今回も10日前から天気予報を見つつ、台風5号の迷走もあってとても気がもめた。
京都から新幹線、特急「しなの」を乗り継いで、白馬駅に11:53到着。

山のほうは雲がかかっているが、晴れ間が出て暑いのなんの。
さわやか高原の風情ゼロ。
 
白馬駅前で麦茶と冷やしきゅうりでお接待。
栂池公園行きのバスがやってきたと思ったら、窓からなんか手を振ってる。
東京組の2人が長野から同じバスに乗り込んでいた。
1年ぶりのR玉くんとがっちり握手。

30分ほどで栂池公園で下車。
ザックはロッカーに入れ、小さいナップザックで、ゴンドラ20分。
750mをいっきに上がると標高1829m…
涼しい!というほどでもなく、なんか曇っていてもわっと湿度が高い。


昼食代わりの「おやき」


2011年の白馬岳登山のときに通過したが、栂池自然園に入るのは初めてなので期待していたが、曇っていて山の展望が効かず、残念だった。
しかし、花を撮るには薄曇りのほうが最適で、今回はEOSkissX7に新しいSIGMAズームレンズを付けて持ってきたので、カメラが楽しめた。



園内は木道が敷かれて歩きやすい

コロコロと可愛いクルマユリ


ワタスゲ満開

ホントに綿そっくり



ワタスゲ湿原


自然園の奥の奥の展望台までは2.8km、深く考えもせず、どんどん進んでしまおう。
この辺りから山道坂道になり、「その靴で大丈夫?!」という看板が出ていた。
3人ともトレッキングシューズに履き替えてなくて、私はスニーカー、Mちゃんはサンダル!

奥の展望台付近は人っ子ひとり出会わず、少し心細く、クマ情報もあるようで、小さい鈴を揺らしながら駆け巡った。



ニッコウキスゲもまだ咲いている

浮島湿原

小蓮華山から白馬乗鞍岳が見えた。
だいぶ登って新鮮なチングルマ。

最終ゴンドラは17:20なんだけど、15時半回ってるし、出口まで戻れるやろか?
不安感もくもく。林の中を脱兎のごとく。
園内マップを見ても、方向がわからず、R玉くんにナビ頼み。


入口まであんなに遠い!

出口まで2.9km!



それでもワタスゲ湿原でしつこくカメラ

キヌガサソウがいっぱい

風穴に残雪があり、寒暖計7度。



白馬岳登山のときに縦走した小蓮華山から白馬乗鞍岳の稜線



戻ってきました!もう大丈夫。
観光客もチラホラ。

少しだけ白馬岳方面が見えた。

結局、奥までのコースは3時間半~4時間かかるところ、駆けるように2時間半で一周、汗だくの足ガクガクになった。
唐松岳登りのウォーミングにしてはハード過ぎ。
で、最終ゴンドラ1本前の17時に乗って、やれやれと下界に下り、白馬八方の宿までバスに乗り換えようとしたら…
ううっ、バスは16時台でおしまい。
ゴンドラから降りた他の人は観光バスや自家用車で行ってしまうのであった。
さて、どうする?
バス停の時刻表示の下にタクシーご用命案内番号が書いてあるので、しゃあない、とりあえず携帯で電話してみた。
幸いに「15分で栂池公園バス停まで行きます、お名前は?」などと聞き取れたのでホッ!
電話が使えるとホントにありがたい。
やってきたタクシーの運転手さんは元社会福祉協議会にお勤めだったそうで、簡単な手話ができて、とても親切な方でした。
15分ほどで白馬八方「山の郷ホテルひふみ」に到着。

ここで北海道からのにやけ氏さんと合流。
八方バス停のコンビニまで明日の水ペットボトルやパンを買い出しに行ったり、温泉に浸かって、やっと、乾杯。



小ぶりながら日本海直送の「アカラ」メバルの仲間、美味。









栂池公園で買ってくれた地酒「栂の森」

和風創作のお食事がとっても美味しく、スタッフさんも親切で満点の宿でした。

唐松岳