ミヤマダイコンソウ
8/5 晴れ間も出てまずまずのお天気。
R玉くんが朝早ようからコンビニまで登山昼食のパンなど買いに行ってくれた。
朝食は和食であるが、ヨーグルトやサラダが自由に
宿「山の郷ホテルひふみ」から15分くらい歩いて、八方駅ゴンドラ乗り場へ。
ゴンドラとリフト2台を乗り継いで、イッキに千メートル上がる。
山の上のほうは雲行きが怪しい。
リフトの下のスキー場はお花畑
八方池山荘から唐松岳に向かって登って行く。
途中の八方池までは観光コースになっているので、軽装の家族連れやカップルも大勢。
昔、息子が小さかった頃、家族旅行で来て以来だ。
振返っても、霧で展望が効かない
歩きやすい木道の際にはいろいろな高山植物が咲いている。
天気が悪くても、一眼レフで花の写真を撮れるので気分は上々。
トモエシオガマとウメバチソウ
他にハクサンチドリ、タカネナデシコ、シモツケソウ、オトギリソウ、マツムシソウ、ウツボグサ、ハクサンシャジン、ウスユキソウ、ヨツバシオガマ、オゼヌマタイゲ、ハクサンフウロなど。
第2ケルン
後ろの山を越えたら八方池。
八方尾根にはケルンがいっぱいある。
登り始めて45分たっても歩き慣れず、足取りもザックも重い。
ザック降ろして再び担ぎ上げるときの重さといったら。
八方池到着。
霧で白馬八方の池映りは全くなし。
ここで、他の3人はそのまま登っていったけれど、私は池のほうに行きたくて勝手に下りてひと回りした。
ホントは単独行動はアカンねんけど。
池のほとりのクガイソウが満開
みんなはどこに行ってしまったかと、ちょっと不安になり、カメラ望遠で登山道を撮って、拡大で見てみたら、だいぶ先のほうを歩くにやけ氏発見。
急いであとを追うのであった。
↑みんなは池の上の道を歩いて行った。
八方池から先は本格的登山道となり、唐松岳方面に登る人だけになって、ぐっと人影が減る。
岩だらけの道からダケカンバ林に入り、ようやくみんなに追いつけた。
ウルップソウがあちこちに
ブナ?の大木
サンカヨウ!
ハイマツの向こうに丸山
大きな扇雪渓で休憩
標高が上がるとチングルマも満開
花崗岩が点在するここのお花畑はとてもきれいだった。
丸山ケルン。先端の石は落ちないの?
ときどき、霧が晴れて五竜岳方面がうっすら見えたり。
写真撮りながらで、いつのまにかR玉くんと2人になっていた。
登山道でいちばん難所っぽかった場所。
たいしたことないけど、ゆっくりを前進したものの、あとの2人が居ない。
怖がりのMちゃんはどこに行った?どこかで追い越してしまったのかも。
R玉くんが心配して、荷物を置いて今来た道を探しに行った。
カメラで先の登山列の中にMちゃんの後ろ姿発見して戻ってきたR玉くんと再出発。
イチデジだと双眼鏡代わりにカメラ画像役に立ちました。
ちなみに携帯電話は場所によって繋がったりつながらなかったりするので当てにはできない。
イワギキョウ
廻り込んだらいきなり唐松岳頂上山荘2620mが目の前に。
リフトを降りてから標高差800m、4時間半かかった。
お疲れさん、乾杯。
部屋に荷物を置いて、唐松岳にアタック!
というほどのこともないが200mほど登る。
周辺は高山植物の女王のコマクサ群落
振返って
眼下に唐松岳頂上山荘
こういう景色を見ると、ああ、しんどい目ぇしても山に登って来てよかったなぁと思う。
唐松岳2696m
小屋に戻っても、夕食までヒマなので
イワツメクサ
周辺をひとり散歩
斜面にハクサンイチゲ、シナノキンバイ
岩場の隙間にミヤマダイコンソウ
夕食は素朴ながら味は美味しかった。