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ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

映画『マイ・インターン」

2015-10-16 21:54:34 | 映画
何もない1日、お天気が良いのがもったいないけど、レッツゴームービー。
友だちもおすすめの「マイ・インターン」
アパレルのネット通販で成功を収めたジュールズ(アン・ハサウェイ)、育児(小さい娘がめちゃ可愛い)家事は専業主夫の夫任せで、超多忙な社長業をこなしている。
妻に先立たれ、再び働きたいとシニアインターン募集のチラシを見て応募したベン(ロバート・デ・ニーロ」は、ジュールズの会社で働き始める。
いつもきちんとビジネススーツで出勤、人当たりよく、どんな雑用もそつなくこなしてしまうベンはたちまち職場の人気者。
ロバート・デ・ニーロってなんかつかみどころなく、今まで特に注目もせんかったけど、髪の毛ビシッとなでつけて、ネクタイにジャケットをキッチリ着こなして、あんなに優しく気持ちにぴったり沿うような話し方されたら、そら、老若男女なびくわなぁ。
70歳になっても誰にでも威張らないというのがいちばん偉い。そして、お茶目で可愛げがあると最強のシニア。
元気いっぱいのアン・ハサウェイは目も口も大きく、抜群のスタイルでファッション披露していて、若かりし頃のジュリア・ロバーツみたいだった。
レネ・ルッソも老けたけれど、ベンの新しい恋人役で出ていた。
年いったら、ほんと、身だしなみって大切だ。見た目がコロッと変わるし。
ベンとジュールズが挨拶でbyeではなく、合言葉みたいに日本語で「サヨナラ」と言い合う。
なるほど、サヨナラというのは語感や発音が優しく聞こえる。
いい人ばっかりしか出てこないので、ちょっとひねりに欠けるけど、面白かった。

映画『ボーイ・ソプラノ』

2015-09-18 16:22:19 | 映画

旭川 上野ファーム

特にすることもないし、映画でも…
上映中の映画の中で面白そうなのをチョイス。
『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』
昔、子どもの頃、月刊まんが雑誌にウイーン少年合唱団の特集がよく載っていた。

飲んだくれの母親が事故で死に、ひとりぼっちになった問題児の少年、彼の歌声の才能を見いだした校長先生(デブラ・ウィンガーも年取ったね)が少年の名乗れない実父に掛け合ってくれて、名門アメリカ国立少年合唱団学校の寄宿生となる。
素行の悪い少年に対して、教えることに乗り気でない筆頭教師カーヴェル先生にダスティ・ホフマン、学校運営に頭を悩ます校長役にキャシー・ベイツ。
ぶっきらぼうで楽譜の読み方も知らず、クリスマス休暇にも帰る所はなく、ひとり隠れて自習に励む。
クラスメイトの妬みやいじわる、教師間の意見の相違など、いろいろなことが起こるが、ストーリーにさほどのひねりもなく、ボーイソプラノのソリストとして頂点を極めて行く。
しかし、ボーイソプラノというのは、声変わりするまでの数年の声で、どれほどの美声でもそのあとの人生につながっていかないというのが、儚いというかやるせないというか、だからこそ、天使の歌声なんだね、きっと。
カーヴェル先生に別れを告げ、学校を去って行こうとする少年の後ろに、迎えに来てくれたのは…

映画が始まってすぐ、掛けていた人工内耳機器がビービ―と電池切れの音を発し(周りには聞こえない)あ、あ、あ…
なんでまた、よりによって、音楽映画の時に切れるやなんて(バッグを変えたので予備を持ってなかった)
有名な楽曲が次から次へ流れてきてももちろん旋律も音程も聞き分けができないが、それでも無音で見るのと音が入るのとでは臨場感が違う。
音量を最小限にして、何とか2時間持たせたが、帰宅してからも電池切れになる気配もなく、まだ、聞こえてる。

DVD映画

2015-09-16 20:18:18 | 映画

西園寺 シュウメイギク 静かに凛として儚げでも強い


図書館で借りたDVD『いつか読書する日」
坂の町長崎が舞台で、死期間近の妻の夫と、ずっと独り身で過ごした中年2人の30年に及ぶ不器用恋の結末は…
12年くらい前の撮影だと思うが、田中裕子も岸部一徳も若い!
年齢を感じさせない俳優でも10年で面変わりするんやから、ただの素人ではなおさらで。
私だって10年前はうんと若かったに違いない。
田中裕子は美人じゃないし、たいていいつもスッピンに近い役なのに、この存在感はやっぱり女優さんだ。
最近はちょっとエキセントリックな言動の役やり過ぎ?というのもあるけどね。

映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』

2015-09-04 17:33:59 | 映画

この数日ヒマで、久しぶりに映画にでも行くか。
朝に、時間とタイトルを見て「じゃ、これにしよう」と。

『ヴィンセントが教えてくれたこと』
大酒のみで賭け事に明け暮れ、女と遊び、借金だらけで、どうしようもないやくざなじいさんヴィンセントの隣に、母子家庭の少年オリバーが越してきた。
仕事が忙しい母親の不在の間、小遣い稼ぎも兼ねて名ばかりのシッターとしてオリバーの面倒を見ることになり…
今は小悪党まがいの生活のヴィンセントには、高級介護施設に暮らす妻が居て、訪ねるごとに洗濯ものを持ち帰る。
身体が小さくても相手をやっつける方法などを教えてもらったオリバーは、彼の隠された過去を調べていく。
爺さんと少年という題材は、絵になりますね。

映画『愛を積むひと』

2015-07-06 14:52:43 | 映画


今日はフリー、京都で字幕付上映をしていたので、朝一番に見に行った。
いろいろツッコみどころはあるけれど、まあまあ良かったです。
筋立て的には「海街Diary」のほうがうんと面白いけれど、映像的にはこっちかな。
以下↓ネタバレ満載。
美瑛の丘の上の家に引っ越してきた佐藤浩市と樋口可南子の夫婦、家の周りに美しい石塀を作り上げていく。
しかし、この2人、裕福な都会暮らしのあとのリタイア組にしか見えない。
小さな町工場の借金抱えて廃業してきたにしてはお上品過ぎるけど、この2人だから美瑛もバッチリ絵になるというわけで。
何もしない、何もできない不器用な夫を支える健気な出来過ぎた妻、健さん世代ならわかるけど、私ら世代にしたら、ちょっとやってられん。
越してきて1年足らずで病死した妻の残したいくつかの手紙、それを読んで夫が立ち直っていくというストーリーも何か古めかしいような、夫妻の娘や、アルバイトの石工の恋愛など、サイドストーリーも、いかにもわかりやすい。
妻の希望だった石塀はとっても素敵だけど、積まれた石に教訓込められてもなぁ。(笑)
なので、今日は至って素直でなかった鑑賞者であった。
ついでに「愛を積むひと」なんて手あかの付いたタイトルより、原作の「石を積むひと」のほうがうんといいと思うのに。



映画『グレース・オブ・モナコ』

2015-06-25 17:31:58 | 映画



グレース・ケリーが亡くなった翌月、メイアン社から捧げられた「プリンセス・ドゥ・モナコ」というバラ。(霊仙寺バラ園で)
別に「プリンセス・ドゥ・モナコ」というバラもあります。

友だちと市民会館の映画鑑賞。
ハリウッドスターからモナコ公妃となったグレース・ケリーの実話に基づく映画。
単なるおとぎ話かと思っていたら、これがサスペンス風なところもあり、フランスに支配されかけたモナコの危機をめぐる情勢を挟み、王妃の苦悩と決断を描いている。
日本の皇室も含めて王宮のお妃になるということは、やはり孤独でしんどいことなのね。
一国の歴史は外交の力で作られていくんだなと。
終了後友だちとランチして2時間ほど話し込んで疲れた。

映画『海街Diary』

2015-06-24 22:58:55 | 映画

鞆の浦

近くのシネマで日本語字幕付上映をやっているので、見に行ってきた。
字幕付は夕方6時だけなので、空きっ腹で見るのもツラいし、5時前から夕食作って、先に食べて(夫は畑)滑り込み。
開始時間後15分は予告を流すので、せわしい目して、なんか時間もったいないし。
鎌倉の古い家に住む3姉妹、15年前に女を作って出て行ったきりの父親が山形で病死、中学生の異母妹を引き取ることになった。
3姉妹にはほとんど父親の思い出がなく、そのあと母親も出て行って古い家で祖母に育てられた。
梅のエピソードがいいね。梅酒を作りたくなる。作らんけど。飲めないし。
異母妹は実母は早くに亡くなり、よその家庭を壊した父の負い目もあり、それぞれ心境的には複雑なんだけど、四姉妹みんな湘南の海の如く明るい。
大叔母役の樹木希林、食堂の風吹ジュン、リリーフランキー、母親役の大竹しのぶ、の出来事はあっても、ドラマチックな展開はなく、鎌倉の季節とともに淡々と話が進んでいく。
映画館で見てこその風景はあんまり出て来なかったけど、いい映画だった。
妹が欲しくなるよ、これは。
この映画を心から「ああ良かった」と思えるということは、私ってなんて素直で人が良いんだ、と思えてしまう(笑)
意地の悪い人なら、ひねりが無い!とか夏帆が変!とか、父親を奪った女の娘とそんなにうまくいくわけないとか言うんやろうか。
夏帆(三女役)って「天然コケッコー」の主役だった子だって。
確かに「海街」では可愛くも美人でもなかったけど。
モデルのようにスタイル良すぎの長澤まさみ(次女)も顔はそれなりになってるし、綾瀬はるか(長女役)はなんかぜんぜん変わってへんし、千葉広瀬すず(四女役)可愛すぎ!
などなど、ハラハラすることなく、ほんわり。ミーハー話題でも楽しめる映画だった。

『駆込み女と駆出し男』

2015-05-25 18:30:12 | 映画

賀茂川

昨日は人工内耳関西の会の総会があり、聴導犬を使っている人の講演会。
目覚まし、ベル、チャイム、車、自転車の音に反応して、前足で叩いたり、体を寄せたりして教えてくれる実演もあった。
睡眠中は人工内耳機器を外している私も、1人だと夜中に火事でもあれば危うい状況だ。
聴導犬でなくても、ペットの犬でもチャイムや警報には騒いでくれそうだけどね。
昨夜、Yahooの映画サイトを見ていたら、『駆込み女と…』の☆評価が良かったので、興味が出てきて、日本語字幕付やってへんかなぁと調べてら、ぴったり今日25日に京都で上映。
たまたま予定無しの日だったので、GO!
内容もあまり調べず、井上ひさし原作の大泉洋なので、お調子っぽいコメディかとほとんど期待せずに見に行ったら。。。
いやぁ、すごく良かった。
笑える場面もそこそこあったけど、四季のお寺(書写山圓教寺ロケ)の映像などが雄大重厚なので、圧倒された。
江戸は天保年間、水野忠邦施政の下、奢侈禁止令の時代、女が離縁するための駆込み寺鎌倉東慶寺のお話。
原作が井上ひさしなので、セリフが饒舌過ぎて、最初は字幕読みに慣れている私でも付いて行くのが必死。
まるで小説を読んでいるようなドラマチックな展開が繰り広げられる。
これ、字幕なしで耳で聴くだけだと意味がわかるんやろか?という単語がいろいろ出てきた。
大泉洋は好きな俳優だけど、軽っぽい役が多くて???なこともあったけど、この映画はハマってる。
満島ひかり、樹木麒希林、堤真一etc.豪華俳優陣もピタッと収まって、今年の日本アカデミー賞何か取るんちゃうかしらん。
圓教寺を初め、知っているロケ地(三井寺、近江八幡のお堀や水郷、大津坂本の芙蓉園の石室、湖東三山の百済寺等)の映像、モノトーンの袈裟の群れ、降り積もる雪景色が美しく、映画館の大画面で見るシアワセを堪能できた。



『パレードへようこそ』

2015-05-15 20:42:49 | 映画

ひらパー ローズガーデン 5/11



だいぶ前の週刊誌の映画案内で、これは絶対に見なくっちゃ!と思いながら、忘れ果てていた作品。
たまたま、友だちメールで「パレードへようこそ」はおススメとあり、どんなんやったかなぁと、ずるずる思い出した。
「実話に基づく+イギリス映画」とあれば、もう、絶対に、間違いなし(笑)
梅田か京都か、烏丸四条の映画館まで足を運んだ。
四条通は歩道を広げている(車道が狭くなって大渋滞らしい)工事中で広くなっても、でこぼこと歩き良いとは言い難い。
30度越えで暑かったし、お昼食べ損ねたし、ちょっとくたびれてどこにも寄らずに帰宅。

80年代のサッチャー首相時代、炭鉱ストを巡って、同性愛者たちがウェールズの炭鉱労働者を支援するために立ち上がる。
今より、ずっと差別がきつくて、募金を持っていっても、炭鉱の男たちになかなか受け入れてもらえない。
先に心を開いてくれたのは炭鉱夫の妻たちで、女が強いと世の中変えていけるのね。
最後、同性愛者たちのパレードに駆けつけてくれたのは…うるうる。。。


『風に立つライオン』

2015-04-12 04:00:33 | 映画

淀川河川敷


数日前に隙間時間で鑑賞。
徒歩13分で、数少ない日本語字幕付上映を見られるシアワセ。
実話を元に、さだまさしがそのイメージを歌にして、それを映画化したもの。
だから、この歌が好きなのでという理由で映画を見ると、ちょっと違うなという感じはあるみたい。
私はもちろん歌は知らんので、ただ、映画レビューの点が良いのと、アフリカの映像が見ものというので見た。

80年代、スーダン国境に近いケニアで、医療に従事をする青年医師(大沢たかお)の物語。
実際にスーダン内戦のために手足を失ったでのだろう子どもたちがそのまま出ている。
今も、世界中で頻発している戦争やテロ、民族や宗教が絡んでいるとはいえ、痛ましい限りである。

大学時代の恋人(真木よう子)とも別れて、ケニアの外れの赤十字診療所で奮闘する医師、それを助ける看護師(石原さとみ)
恋人は五島列島の離島で父親の小さな診療所を継ぎ、アフリカの果てへ想いを紡ぐもかなわない。

最後にこの歌の歌詞が流れる。
歌詞にあるキリマンジャロもフラミンゴもライオンも映像にはついに出てこなかったのが、物足りない気はしたが、こういういかにもベタな感動的な話は、けっこう嫌いじゃないと素直にホロリとした。
筋がようわからん凝った展開よりは、ふつうにヒューマンなドラマが好きだったりして。

真木よう子って、手が短いのか、服の好みなのか、いつもダボっとした袖の長過ぎるセーター着てるよね(笑)

夜中に起きて目が冴えて、甘酒飲んで、こんな時間にブログ更新。さ、もうひと眠り。