ひらりん気まま日記

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『駆込み女と駆出し男』

2015-05-25 18:30:12 | 映画

賀茂川

昨日は人工内耳関西の会の総会があり、聴導犬を使っている人の講演会。
目覚まし、ベル、チャイム、車、自転車の音に反応して、前足で叩いたり、体を寄せたりして教えてくれる実演もあった。
睡眠中は人工内耳機器を外している私も、1人だと夜中に火事でもあれば危うい状況だ。
聴導犬でなくても、ペットの犬でもチャイムや警報には騒いでくれそうだけどね。
昨夜、Yahooの映画サイトを見ていたら、『駆込み女と…』の☆評価が良かったので、興味が出てきて、日本語字幕付やってへんかなぁと調べてら、ぴったり今日25日に京都で上映。
たまたま予定無しの日だったので、GO!
内容もあまり調べず、井上ひさし原作の大泉洋なので、お調子っぽいコメディかとほとんど期待せずに見に行ったら。。。
いやぁ、すごく良かった。
笑える場面もそこそこあったけど、四季のお寺(書写山圓教寺ロケ)の映像などが雄大重厚なので、圧倒された。
江戸は天保年間、水野忠邦施政の下、奢侈禁止令の時代、女が離縁するための駆込み寺鎌倉東慶寺のお話。
原作が井上ひさしなので、セリフが饒舌過ぎて、最初は字幕読みに慣れている私でも付いて行くのが必死。
まるで小説を読んでいるようなドラマチックな展開が繰り広げられる。
これ、字幕なしで耳で聴くだけだと意味がわかるんやろか?という単語がいろいろ出てきた。
大泉洋は好きな俳優だけど、軽っぽい役が多くて???なこともあったけど、この映画はハマってる。
満島ひかり、樹木麒希林、堤真一etc.豪華俳優陣もピタッと収まって、今年の日本アカデミー賞何か取るんちゃうかしらん。
圓教寺を初め、知っているロケ地(三井寺、近江八幡のお堀や水郷、大津坂本の芙蓉園の石室、湖東三山の百済寺等)の映像、モノトーンの袈裟の群れ、降り積もる雪景色が美しく、映画館の大画面で見るシアワセを堪能できた。




2 コメント

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やっぱり!!! (sagano)
2015-05-25 20:41:50
最近は 映画やテレビドラマの番宣関連トーク番組が
何回もあります。
この映画は 絶対!見ごたえあるだろうと、私も感じてました。
演技派の樹木希林と満島ひかりは きっと素晴らしいだろうし。
批評家にも好評でしたね。
昨夜テレビで、枯山水の庭を見ていましたので、庭を
巡っていた頃が 懐かしくなりました。
庭などの景色も美しいのですね・・・京都は近場?

火事の時は ご主人がちゃんと教えてくれはりますよ。
今日で ロコトレ3回目ですが、初めと終わりに
体温、血圧測定があります。
今日こそは!体温計の音に気付こう!と必死で聞いてますが
あの電子音は 老化で聞こえません。殆どそうです。
おまけに、準備体操の腕と足が違う体操が難しく
アホな頭が 腹立たしいです(涙)
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saganoさんへ (ひらりん)
2015-05-25 21:43:58
昨夜のお庭のTVは日曜美術館ですね。私もパソコンしながら見てました。
重森三玲さんのお庭ですね。
どこで見られるかとあとでネットで調べたりしてました。
映画は映像も良かったですが、ストーリーもメリハリ効いて飽きずに引き込まれましたよ。
山崎努、中村かずお、どんな字だっけ、重鎮も存在感有りでした。
小さい音は聞こえないので、私も体温計音はわからず、何度も出したり引っ込めたり。
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