

今年最後のお茶は更好棚でお稽古。
薄茶は熱々のお湯でないときれいに泡立たない。
私はいつも大きな泡がぷくぷく残ってしまうのだけど、今日は茶筅の使い方のコツみたいなのを教えてもらいました。
茶筅の側面を使って茶碗の内側に沿って、練り練りぃ〜と、くいくいと点てると、ほら👆このとおり。
◆菓子「柚の香」ゆうのか
柚子の風味に上品な白餡がよく合う。
◆茶花
「アンデスの乙女」の豆ざやと菊照葉。
◆掛軸
「星の王子さま」の物語の象徴になる薔薇の花と文字が書き込まれている。
お軸に花があるので、茶花には花は要らないとのことです。
お稽古宅のお庭の秋明菊
床の花…椿「西王母』
菓子…ハロウィン ジャックオーランタン
オレンジ色なら更に良いけど
柿の生菓子と色が被るからかな
お着物がんばりました。
今日は着物で大板のお稽古。義母の古着物のおはしょりをしつけしといて、作り帯を背中に乗せて、それでも45分かかったが。
さすがLLサイズの草履は楽でスタスタ歩けるが脱げそうで、小股歩きも辛気臭い。
帯周りは苦しくもなく、足捌きと立ち座り動作に窮屈感がある。
往復30分も歩いたら草履の裏が傷まないかとそれも気になるところ。
って、買い替え渋るほどの値段でもないけど。
とりあえず、無事に終わった。ああ、しんど。
昨日今日は蒸し暑く、中置きのお点前中もお釜の熱気でマスクの中で汗がダラダラと。
今月で辞められる稽古仲間がお菓子を差し入れてくださいました。
亀屋良永の「月」と「大原野」、末富の「うすべに」
酸っぱい梅干風味のうすべにはちょっと乙なお味です。
お花は秋の丁子草とコバノズイナの照葉(紅葉)
植物も少しずつ色づいてきたね。
今夏いちばんの暑さ、39度近くまで上がった。
昼過ぎまで子守に行き、午後はお茶の会。
8月はいつものお茶会はお休みですが、今日は3年前まで指導してもらった先生を偲び、その時の友だち4人集まって、ささやかにお茶をいただきました。
先の先生の扇を飾り、お花は矢筈芒、ハワイアンハイビスカス、蝉の抜け殻の付いた茗荷の葉。
お菓子は月見草に緑寿庵の金平糖。
冷房の効いたお部屋では熱いお薄が美味しい。
お昼頃は陽が陰って歩けたのに、帰りは西日がジリジリと。
お花の色紙の場合は基本的には花は飾らないと。
色紙【但能心靜即身涼】
(但ただ能よく心静かなれば即ち身も涼し)
冷房の効いたお部屋でお茶してますが(笑)
せっかくのお持ち寄り花なので、飾りました。
お花【矢筈芒(ヤハズススキ)、風知草、木槿(ムクゲ)】
風知草は父も育てていたから知っていたものの、こんな花が咲くんやと。
お菓子【鼓月の檸檬饅頭】
今月も和親棚で立礼お点前のお稽古、椅子席なので、楽ちんです。
真夏は涼しげにと思っても、水指や蓋置がガラス製なら、茶碗はガラス以外のものをと。まだまだ、習うべきことが多い。
前の先生からの立礼棚
(大中小の入れ子)を使って
立礼式でお稽古しました。
亭主もお客も椅子席なので
正座のできない方や外国人も
茶の湯を楽しめます
夏の花盛り籠
千鳥草、黒鬼灯、下野、蛍袋
松明花、えのころ草、ランタナ
お菓子は「紫陽花」