ギアスとセレストス、二人がイリオネスと目を合わせる、ギアスが話しかける。
『軍団長、聞きました統領の決意の表明ですが、統領の決意のほどが察せられます。了解しました。統領の決意表明にスタンスして業務の遂行をします』
セレストスがギアスに続いて答える。
『統領の決意を重く受けとめて、業務に励みます』
二人は、返事をする、起ちあがる。
『軍団長、これにて失礼します』
二人は会所を去る。
アエネアスは、一族とのかかわり合う経緯を深く強く考える、強烈に自覚する。
それはやり遂げねばである。それと同時に自制についても考える、気合の先走り、勇み足一歩で事をしくじる、そうではあってはならないのである。
イリオネスが声をかけてくる。
『統領、明日の件ですが、スダヌスとの話し合いに誰を同席させるかを考えなくてはと考えています』
『お前の腹案は?』
『はあ~、私の腹案?全く考えてはいませんが。統領の考えでは?』
『そうだな、俺はこのように考えている。考えていることは3点だ、まずは漁業関係、次にポリスの件、残る一つは、船舶営業の件だ。オキテスは人事のことを決着したのかな。出席を予定している者の中に最適と考えられる人物がいない、オキテスが決めた人事の中にそれを任せられる人物がいるか否かだ。そうであればその者を出席させようと考えている。お前の考えを言ってくれ。今が何なら、明朝、朝行事の場でそれをオキテスに聞いて、事前の打ち合わせをやる』
『了解しました。その手順で仕事を進めます』
『いま、この場で打ち合わせておく用件があれば言ってくれ』
『明日、午前中にでもテカリオンの件の事前打ち合わせをやっておきたいと考えています』
『仕入れ量の件、事情の改変に伴う船舶関係の取引に関する件等が考えられる』
『そうです。それらの件について、オロンテスと次期責任担当を含めて、時間をとって話し合っておきます』
『いろいろと用件があるな。慎重対処だな。イリオネス、石橋をたたくにもほどがあるぞ。そのあたりを心得てたたいて渡ろう。テカリオンは、我々のためによくやってくれている。テカリオンに感謝しなければならないところが多々ある』
『統領の言われる通りです。この際、感謝の念を持って接します』
『俺とテカリオンとの話し合いは、建国の地の探索に関する情報収集だ。パリヌルス、オキテス、オロンテスも呼んで話を聞く』
『解りました』
『明朝だが、オキテスに建造の場の人事の件について確かめてくれ』
二人は打ち合わせを終える。
『統領、今日はこのあたりで引き上げますか。何かありますかな?』
『ない!イリオネス、行こう』
二人は立ちあがる、会所をあとにする。
陽は西の海に身を沈めている、この時代彼らには、春と言う季節言葉がない、現代の季節言葉で言うとクレタは春である、宵の時間が長くなってきていた。
『軍団長、聞きました統領の決意の表明ですが、統領の決意のほどが察せられます。了解しました。統領の決意表明にスタンスして業務の遂行をします』
セレストスがギアスに続いて答える。
『統領の決意を重く受けとめて、業務に励みます』
二人は、返事をする、起ちあがる。
『軍団長、これにて失礼します』
二人は会所を去る。
アエネアスは、一族とのかかわり合う経緯を深く強く考える、強烈に自覚する。
それはやり遂げねばである。それと同時に自制についても考える、気合の先走り、勇み足一歩で事をしくじる、そうではあってはならないのである。
イリオネスが声をかけてくる。
『統領、明日の件ですが、スダヌスとの話し合いに誰を同席させるかを考えなくてはと考えています』
『お前の腹案は?』
『はあ~、私の腹案?全く考えてはいませんが。統領の考えでは?』
『そうだな、俺はこのように考えている。考えていることは3点だ、まずは漁業関係、次にポリスの件、残る一つは、船舶営業の件だ。オキテスは人事のことを決着したのかな。出席を予定している者の中に最適と考えられる人物がいない、オキテスが決めた人事の中にそれを任せられる人物がいるか否かだ。そうであればその者を出席させようと考えている。お前の考えを言ってくれ。今が何なら、明朝、朝行事の場でそれをオキテスに聞いて、事前の打ち合わせをやる』
『了解しました。その手順で仕事を進めます』
『いま、この場で打ち合わせておく用件があれば言ってくれ』
『明日、午前中にでもテカリオンの件の事前打ち合わせをやっておきたいと考えています』
『仕入れ量の件、事情の改変に伴う船舶関係の取引に関する件等が考えられる』
『そうです。それらの件について、オロンテスと次期責任担当を含めて、時間をとって話し合っておきます』
『いろいろと用件があるな。慎重対処だな。イリオネス、石橋をたたくにもほどがあるぞ。そのあたりを心得てたたいて渡ろう。テカリオンは、我々のためによくやってくれている。テカリオンに感謝しなければならないところが多々ある』
『統領の言われる通りです。この際、感謝の念を持って接します』
『俺とテカリオンとの話し合いは、建国の地の探索に関する情報収集だ。パリヌルス、オキテス、オロンテスも呼んで話を聞く』
『解りました』
『明朝だが、オキテスに建造の場の人事の件について確かめてくれ』
二人は打ち合わせを終える。
『統領、今日はこのあたりで引き上げますか。何かありますかな?』
『ない!イリオネス、行こう』
二人は立ちあがる、会所をあとにする。
陽は西の海に身を沈めている、この時代彼らには、春と言う季節言葉がない、現代の季節言葉で言うとクレタは春である、宵の時間が長くなってきていた。