スダヌスとハニタスの両浜頭は、イリオネスと話し合っている。首を縦に振ったかと思うと、横に振っている。何かを肯定もするが、否定する様子もうかがえる。
テカリオンと話を終えたダルトン浜頭、そして、オロンテスと打ち合わせを終えたアヱネアスも加わり話が展開した。
テカリオンは、パリヌルスとオキテスのいる場所に歩み寄ってきた。
『おうっ!ご両人どの、元気このうえないというご様子、何よりとお喜び申し上げます。ハッハッハ』
『おうっ!テカリオン。。俺たちと話すのに改まった口の利き方は必要ない。気楽に話をしようではないか。しかしだ、最後のハッハッハは何だ』
『ほっほう、何がしかしだ』
『しかし、気楽にとは言うが、お前と話をするときは、何となく身構えるのだな』
『そんなあ~、身構えないで下さいよ。あなた方と私は、同業、良きトナリ組ではありませか』
『そのトナリ組が曲者なのだ。パリヌルス、気を付けようぜ。くわばら、くわばらだ』
『何をおしゃいます、私は隣人愛のかたまりですよ。もっともっと、心のトビラを大きく広げて私を受け入れてくださいよ、お願いいたします。これこの通り』
テカリオンは、甘えた身振りで両人に媚びた。
『ハツハッハ、テカリオンにはやられるな。オキテス、気を付けるにこしたことはない』
三人は、うちとけて言葉を交わした。
テカリオンと話を終えたダルトン浜頭、そして、オロンテスと打ち合わせを終えたアヱネアスも加わり話が展開した。
テカリオンは、パリヌルスとオキテスのいる場所に歩み寄ってきた。
『おうっ!ご両人どの、元気このうえないというご様子、何よりとお喜び申し上げます。ハッハッハ』
『おうっ!テカリオン。。俺たちと話すのに改まった口の利き方は必要ない。気楽に話をしようではないか。しかしだ、最後のハッハッハは何だ』
『ほっほう、何がしかしだ』
『しかし、気楽にとは言うが、お前と話をするときは、何となく身構えるのだな』
『そんなあ~、身構えないで下さいよ。あなた方と私は、同業、良きトナリ組ではありませか』
『そのトナリ組が曲者なのだ。パリヌルス、気を付けようぜ。くわばら、くわばらだ』
『何をおしゃいます、私は隣人愛のかたまりですよ。もっともっと、心のトビラを大きく広げて私を受け入れてくださいよ、お願いいたします。これこの通り』
テカリオンは、甘えた身振りで両人に媚びた。
『ハツハッハ、テカリオンにはやられるな。オキテス、気を付けるにこしたことはない』
三人は、うちとけて言葉を交わした。