日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「小雨の中を」1首

2019年09月03日 | 日記
雨の日はとくに、外を歩きたくなります。
小雨模様の中を散歩に出かけ、帰りの並木道で、蝉しぐれを聴きながら、うっとりして歩いていると、激しい羽ばたきが首元をかすめ飛びました。

蝉しぐれ 小雨の中を 行く我れの 首をかすむる 羽ばたきの音
(小雨が降る中、蝉しぐれをうっとり聴きながら歩いていると、羽ばたきが首元をかすめ、陶酔から覚めました)

*******
日守麟伍『古語短歌――日本の頂点文化』
Amazon Kindl版、インプレスR&D社PODサービス版、2019
日守麟伍『くりぷとむねじあ和歌集――言霊の森』
Amazon Kindl版、インプレスR&D社PODサービス版、2019


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする