故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

まどろむ

2016-09-29 17:26:45 | よもやま話

たくさん寝たのに、まだ眠たい。
そんな時間のことでしょうか。

今日のテーマは、「まどろむ」です。

オーストリアのザルツブルグに行った時のこと。
その土地の営業所長(オーストリア人)が、地域のレストランに連れて行ってくれました。
料理が旨くて酒(ワイン)も美味かった。所長は、実は遊び人じゃないかと思いました。
早く(夕方5時)飲み始めたのは、理由がありました。
「行こう」というのでついていったら、宮殿のようなホールに入って行きました。
音楽ホールに、カルテットが準備していました。
私達は、早かったらしく一番前の席でした。
日本から一緒に来た、会社のお客さんと座りました。

良い音色の音楽を聴いて、我々4人はぐっすり寝てしまったようです。
うつらうつらと、実に気持ちが良かったのを覚えています。
遊び人の所長さんは、それでよいんだと言ってくれました。
良い音楽を聴くと、気持ちが良くなるもんですとも。
「まどろむ」ではなかったかもしれません。

もう少し眠たい。今日は何もやることがない。
こんな至福の時はありません。
「まどろむ」ことを忘れてしまったような働き蜂のような生活でした。
今では、腰が痛くなるので、長く眠れなくなりました。

家で飲む酒は、実に効率的で、妻の噂話を聞きながらうつらうつら。
聞いてる風で、うなづくのか船を漕いでいるのか見境がなくなりました。

まどろむなんて、幸せなんだなと思います。

雲隠し 眠ったふりして お月さん

2016年9月29日
コメント
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