故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

それでも夢を

2022-02-24 11:26:55 | よもやま話

絵のタイトルは、「仕事のあとの一杯」です。


二日酔い 夕方までに また飲るか

今日のタイトルは、「それでも夢を」です。
電源が立ち上がるまで、パソコン画面に映る私の顔は疲れた表情に見える。
1月28日に上の畑(耕作放棄地)の草刈を始めた。
我が家の畑に行こうにも、里道さえ見分けがつかないほど草と木に覆われていた。
隣地の持ち主の許可をいただいて、隣地(耕作放棄地)から草刈を始めた。
草刈をしたら、里道が現れた。
後に田畑に生える木を伐った。
木の年輪は、6-7年である。
今は、刈り取った木と草を、大きな穴を掘って燃やしている。
まだ、一ヶ月も経っていない。
それなのに、今朝は疲れて動けなかった。
木を挽く腕力が衰えていくのが分かる。

東北では、半年かけて荒れた空き家と耕作放棄地を復活させた。
ジャングルにパゴダ(遺跡)を発見したように感激した。
この島の家を買う時、持ち主の希望で畑と山がついてきた。
耕作放棄地を畑にした経験があると高を括っていた。
それから7年が経っている。
確実に体力と根気が減退している。
さてどうしたものか。

昼までぐずぐずとテレビを観ていた。
やっと、頭がはっきりしてきて、また山に向かう勇気が湧いてきた。
妻は、アップルパイを焼いている。
私は、出かけることにした。

2022年2月24日
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子と孫

2022-02-23 10:58:53 | よもやま話

絵のタイトルは、「AKB48、終わらぬ孫ワンマンショー」です。
この絵を載せたいがため、文章を書いた次第です。
若々しい似顔絵を描かせてもらえるでしょうか。


眼に若葉 水も温みて 鍬を振る  

今日のタイトルは、「子と孫」です。
愛犬ジンは、家族の序列を認識していたように思います。
娘が旦那を連れて帰ってきました。
程なくして孫娘が生まれました。
孫の成長は早く、ジンは動くぬいぐるみでした。
孫が、ジンに飛び乗っても彼は怒りませんでした。
序列が崩れた瞬間です。
孫の具合が悪いと、ジンは彼女の周りをうろうろと心配して歩き回るだけでした。
娘家族は我が家に5年ほどいて、新しく家を建て出て行きました。
久しぶりに孫がお泊りに来ました。
ジンは、老齢ながら嬉しそうでした。

孫娘が一緒に寝てくれました。
彼女は幼稚園に行っていました。
幼稚園まで送って行くと、小さなおまるで用を足すんだと見せてくれました。
孫がこの線から出たらだめと、布団に架空の線を引きました。
朝起きたら、線を越えるどころか私の腹に足を乗せていました。

子供達が大きくなるにつれて、私は経済的に窮地に追い込まれました。
かみさんは、子供が寝ている早朝の新聞配達を始めました。
私も密かに手伝いました。

孫と子供とどちらが可愛いと言われても、返答ができません。
今や、お父さん大丈夫と心配される立場になりました。
畑で作った野菜、地域で採れた果物と自家製のパンやお菓子を送るだけです。
年に一度だけ、孫達にクリマスプレゼントを贈ります。
妻と一緒選んだに本とマフラーなど身につける小物です。
子供と孫が遠いこの島を訪ねてくれる日が来るでしょう。

孫に質問を受けるかもしれません。
どうしたらよいかな。
私は、笑って聞くだけです。
お父さんやお母さんに相談したらと答えるかもしれません。
孫達にも背中を見せることができるでしょうか。

2022年2月23日
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文章を書く

2022-02-22 03:13:46 | よもやま話

絵のタイトルは、「ぴちぴち」です。
元気でいてね。


絵手紙に 文字書き添える えいやっと

呆け防止のために、私は「文章を書く」(今日のタイトル)。
心配が募り眠れない夜があります。
悩みは、堂々巡りです。
一向に、解決の糸口さえ見つかりません。

そんな時、私は寝床から抜け出し文章を書きます。
悩んでいることを文章にします。
このブログもその一つです。
手紙(メール)もそうです。
あったことを日記のように書くことはありません。
一つだけ、タイトルを決めて書き始めます。
イメージする悩みを分析します。
自分なりの落ち(落とし前)を付けます。

手紙は、手書きです。
忘れた漢字を辞書で引きます。
まどろっこしい作業のようですが、案外楽しいのです。
辞書には、違う意味も記載されていたりして、小さな発見もあります。

朝ドラの脚本家が意図する展開についていけない。
振り回されるように消化不良です。
ここまでやっていいんだよ。
そういわれているような気になります。
期待を常に裏切る。
そんな文章でありたい。

書いているうちに落ち着くものです。
自分はちっぽけだな。
大した悩みじゃないじゃん。
あのまま寝ていたらと思うと、ぞっとします。

真似事のような小説を書いたことがあります。
生来、文章を書くのは好きでした。
シミュレーションは、自由で金がなくてもできることの一つです。
妄想とはいかないまでも、夢を見ます。
ゴルフに例えると、アンダーパーも達成可能です。
小説の中の主人公は、私から離れていきます。
主人公だったらどう考え行動するかと考えるようになります。
自分の中の他人です。

何でもメモします。
買い物リストもその一つです。
商店に行ったとき、商店側の戦略に嵌らないためです。
いやいや、ボケから来る「あれとそれ」の防止のためです。
使った時にだけ感じる必要な物を書き留めます。
メモを忘れて商店に行った時もあります。
書いた指が、半分は覚えてくれてます。

将来、ラブレターの代筆を仕事にしたいわけではありません。
私の文章は、自分へのラブレターとも言えるのです。

2022年2月22日
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鬼嫁上等

2022-02-21 05:58:02 | よもやま話

絵のタイトルは、「無言で語る女」です。
この人にどれだけ助けられているか、身体が知っています。

阿呆出せ 親か椿か ほっこりと

寒の戻りで、寒い日が続きます。
風を読みながら、農作業を続けています。
半割りのみかんが枝に刺されるのを、黄梅で小鳥たちが待っている。
休むことなど許されない二人だけの暮らしが始まる。

結婚してから、すべてはスタートする。
結婚がゴールではないと言うことか。
今日のタイトルは、「鬼嫁上等」です。

こんなはずじゃなかった。
どちらにも言える小さな発見です。
鬼嫁と阿保嫁の違いはあるのだろうか。
我が家の鬼嫁は、直線まっしぐらでゴール前に差されるようなお人よしの馬に似ている。
阿呆と呼ぶには、少し戸惑いがある。

漏れる仕事を私が拾う。
拾ううちに、身体がよろよろと蠢(うごめ)きだす。
こなしているうちに、いつもの身体になっている。
そんな毎日です。

鬼嫁に感謝の言葉を投げる。
鬼嫁は、それほどでもと微笑む。
嫌味は通じない。

2022年2月21日
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毎日が成長

2022-02-17 07:09:59 | よもやま話

絵のタイトルは、「あんた誰、私ね」です。
家にこもっていては、聞かれもしない。
畑仕事をしていると、地域の誰かに声をかけられます。
東北では、それが一人二時間でした。
三人も来られると、仕事になりませんでした。
二年目には一時間になり、三年目にはあいさつだけになりました。


蜜柑割り めじろ来るかな どの枝に 

容赦なく寒い日となりました。
外に出て家に逆戻りです。
ゴルフの疲れもあり、畑仕事は休むことにしました。
出たいけど出られない。
都会に暮らす老人たちの代弁をするようです。

今日のタイトルは、「毎日が成長」です。
それまでのプレーは、いつも通りでした。
前半の9ホール目のことでした。
練習したように、思いきり振り抜きました。
ここから、良いショットを打つことが出来るようになりました。

少し疲れが溜まると、やる気が失せていきます。
若い頃は、選択肢はなく頑張るだけでした。
二日酔いが夕方には解消し、今晩も行くぞってなもんでした。
どうしよう。
このまま、朽ちていくのか。

中島も青木も、プレー中は反省しない。
只々、次のグッドショットだけを考える。
私もそうすることにしました。
日々の生活で、愚痴を言っても、過去の栄光にすがっても、何も始まらない。
残った体力で、これまで経験したことがないグッドショットを目指しましょう。

なんとかできるものです。
生きるためには、楽なんかできない。
今更ながら、成長するなんて。
思いもしなかったことです。
昨日より、今日と気持ちを切り替えています。
昨日同様、寒い日です。
防寒着を一枚足して、畑に行くことが出来るでしょう。

2022年2月17日
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