故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

雨なのに多忙

2022-03-31 17:48:38 | よもやま話

絵のタイトルは、「今年も食らうかな」です。
東北で出会った山菜「山ぐるみ」です。
揚げてよし、浸してよしの山菜の王者です。
昨年のゴールデンウィークまで、友人たちと深山に入り、採りました。
島には生えていません。
美味しかったよな。


里山の 緑に桜 川にせり

妻に再婚を断念した方が良いと勧めた友人がやってくる。
よって、「雨なのに多忙」(今日のタイトル)です。
朝ごはんを早めに終わり、私は掃除、妻はパンの仕込みに忙しい。
妻の友人二人も島の学校の同級生です。
なのに、一人とは初めて話す方です。

結婚と引っ越しのお祝いをいただきました。
コーヒーを淹れ、くつろいだところで写真を撮りました。
私は、二人の似顔絵描きです。
写真は捉えていました。
見た目より、ずっと美しい。(失礼)
俄然やる気が出ました。
私が似顔絵を描く間に、皆さんはベーグルを作って焼いてと楽しそうです。
昼食を皆で一緒に食べ、また似顔絵に没頭です。
妻は、雨上がりに開墾した畑に案内して、里山の桜を見せたようです。

時間が経つのは早いもので、夕方になり船に乗り広島に帰られました。
友人が里山を訪ねてくださるのは嬉しいことです。
妻は、具合よく私の仕事を作ってくれました。
友人たちの評価(反対がどう変わったのか)より、似顔絵の出来が気がかりです。
過去には、「書き直し」を命じられたこともありました。
友人たちは、気持ちよく受け取ってくださいました。
ありがとう。

2022年3月31日
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桜の名所

2022-03-30 18:00:19 | よもやま話

絵のタイトルは、「玉川上水の桜」です。
玉川上水土手に桜が多く植えられていました。
近所の人も土手沿いに花を植えておられました。
多くの足音で、堤が固められたのだろうか。


イギリスは フランスだから 嫌いだと

今日のタイトルは、「桜の名所」です。
明日、妻の友人が来る。
桜を見に行こうと一致したようです。
近くの登山道に沿って、桜が植えられている。
植樹された偉い人の名前と官職が記された白い杭が桜の苗木の前に打たれている。
苗木が小さいせいもあり、白い杭が、私には墓標に見えた。
名前を刻みたいのであれば、石碑に次々と控えめに記しても良かったのではと思う。
季節がらわらびが出ていたのを桜探索そっちのけに夢中で集めた。
東北で食したもちわらびと食感がそっくりで夢中で食べた。
野川に自生しているクレソンも今が旬です。
これも美味しかった。

島にある他の登山道も散策したが、周りの木が高く育ち、日陰に朽ちる桜も多かった。
植樹したころには、想像だにできなかったのだろう。
登山道から俯瞰で見える多島美は伸びた木々に塞がれていた。

友人を案内するかどうか迷った。
桜の季節には、草も元気になる。
2ケ月かけて開墾した750m2の田んぼにも草が生えて来た。
刈るのでは間に合わないと、鋤くことにした。
それでも月ごとに晩秋迄、鋤くことになる。
開墾した田んぼから山を見上げることが出来るようになった。
さらに上の段々畑に植えられた桜、木蓮、レンギョウなどの花が一斉に開いてるのが見えた。
里山が復活したように思う。
昔からこうだった。

妻に、友人を田んぼに案内したらと提案した。
「桜の名所」と言えば、奈良の吉野。
吉野出身者が、奈良のマチュピチュと言ったが、島より開けている。
観光客が列をなして押し寄せると聞いた。
吉野の山は、奈良時代から桜の名所です。
営々と守ってきたから、今も名所なのでしょう。

2022年3月30日
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腐りかけ

2022-03-29 04:21:43 | よもやま話

絵のタイトルは、「まあ」です。
その前に「あら」(タイトル)の絵があります。

「描かせて」とお願いし、驚かれました。
気を取り直して、「まあ」と凄い笑顔を披露してくれました。


果物は、最後まで木に付いていたものが美味しい。
完熟と言われています。
今日のタイトルは、「腐りかけ」です。

木のてっぺんに近い果物は、鳥(自然)へのお返しです。
栗も毎朝落ちたいが栗から実(栗)を取り出す。
オリーブは待ってられないから、根元を加振器で揺すって落とす。
ブルーシートに落ちた実を葉っぱの中から拾い出す。
八朔の実が木の周りにたくさん落ちています。
いつまでも過保護にはできないと、木は次世代(開花)のために切り捨てる。

昨年は、日照時間が足りなかったのか、紅八朔が例年のように甘くない。
東北の友人たちに注文された紅八朔は評判が良くなかった。
果物は、大きい実程美味しいのが定説です。
よって、摘花と摘果を繰り返し、適数の実だけを大事に育てます。

熟女は、何歳からそう呼ばれるのでしょう。
50代の女性の似顔絵描きは、瀬戸際を表現するだけに緊張しました。
「腐りかけ」が美味しいと言われる。
用心するのに越したことはない。
中に悪い虫がついてるかもしれない。
いやいや、虫も自然のなりゆきです。
「腐りかけ」だろうが、美味しいものはおいしい。

漬物、酒類や納豆も、発酵の賜物です。
太古の昔からの知恵です。
「腐りかけ」こそ味わいがあります。
腹を壊さない程度に、度胸と緊張を楽しみましょう。

2022年3月29日

<<あとがき>>
犯罪じゃないかと思われる歳の差のカップルがいる。
私も同年代に興味がある。
子供ほど歳の差があると、引いてしまう。
そんなこと言ってると、診てもらう医者と読む小説が枯渇する。
年齢ではないのです。
「あんたは納戸に行って、布団で待ってろ」と、結婚式の日に言われた90歳のおばあちゃんが話す。
それを聞いた石川さゆりさんが、赤面し大笑いされた。
女性は、いくつになっても謎で、可愛い。
(筆者)
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身内を攻める

2022-03-28 06:16:55 | よもやま話

絵のタイトルは、「去る者は追わず来るものは拒まず」です。
夜明けにやっと辿り着きました。


雨と風 頑固を融かせ 陽に当てろ

ハラスメントはどこで起きるか。
パワハラ、セクハラ、モラハラ、他にも理不尽な暴走などなど。
注意深く見てみれば、どうやら「身内を攻める」(今日のタイトル)ことかららしい。
80-50(80歳の母が50歳の息子の面倒をみる)も身内の問題。
幼児虐待も同様に家庭内の闇です。

攻撃的な人は、強そうな人には歯剥かわない。
常に自分のことを大切に思ってくれる人に向かう。
嫌いな人が亡くなった。
次に嫌いな人(攻撃対象)を探します。
それも身内(身近な人)から。

兄弟姉妹の序列は産まれた時に決まる。
私は末子ゆえ、60歳を超えてもパシリです。
亡くしたかみさんも、再婚した妻も末子です。
子供を産む時には、両親とも入院、あるいはどちらかをサポートしている状況です。
長男長女のように大切にはしてもらえませんでした。
兄姉に混じって勝手に育った。

私は、母に倣って「子どもをさんづけで呼ぶ」ようにしました。
子供は、自分の私有物ではない。
「4歳で親孝行は終わっている」という考えに出会ってそうしました。
かみさんを亡くした時に、私も子供たちもコミュニケーションがとれなかった。
双方向共、かみさんを通して会話していましたから。
亡くして、双方とも気づきました。
残念な話です。

いじめられている人は、自分の短所を攻めます。
私が至らないから。
哀しいことです。

さて、どうしましょう。
パワハラ上司を小説の登場人物につかってやろう。
なんだその程度か、「もっとやれ」と気づきました。
悪代官に印籠を見せる。
私の印籠は、なんでしょう。
味方を増やすことではない。
理不尽に対し黙らないことです。
勇気を持って、それ以上やったらと知らせてあげる。
仲間はきっといます。
大なり小なり皆が経験することです。

2022年3月28日
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溝掃除

2022-03-27 19:48:29 | よもやま話

絵のタイトルは、「やることがいっぱい」です。
国分寺から府中に行く途中で見た墓地にあった小堂です。
そんな風に言われた気がしました。


あばら家が 一つ良くなり 愛着に

夜は無音に近いはずなのに、川の流れる音が聞こえてくる。
島の山は高くはない。
海までの距離が短く、谷が深く険しい。
梅雨になる前に、裏側の雨樋も修理をしておかなくてはと思う。
表側は、竪樋が土の中に埋まっていた。
同じことかなと、裏側の竪樋周りを掘った。
雨水用排水パイプが施工されていた。
排水パイプ先端が、雨水溝の堆積した土で塞がっていた。

今日のタイトルは、「溝掃除」です。
東北に大雨が降った時は、裏山から流れて来た雨水で納屋が冠水した。
水が引いた後に、山と納屋の境に暗渠を掘った。
瀬戸内の島では、水争いが絶えなかった。
近年では、線状降水帯が居座り、大水害が続いている。
長い間の水不足故、森で貯水をするような木々は育っていない。

樋に溜まった泥を取り除き、ホースで井水を流して貫通させた。
すると、雨水溝から下の畑に(シートで覆われていた畑を復元)、勢いよく流れだした。
畑の側に雨水溝らしきものがあったが、機能していない。
20mばかり、かつてあったらしい雨水溝を修復した。
ホースで水を流し、市が設置した雨水溝まで到達するのを確認し、工事は終了した。

妻は、我が家と燐家(空き家)の間に生えて、放置されてるうつぎを切った。
にょろにょろが出る前にやっつけたかったらしい。

東北で空き家を借りた。
樋に詰まっていた枯葉を取り除き、樋を水平に直して雨を待った。
水下の竪樋で、雨水を待ったが来ない。
水上で樋が溢れていた。
樋をよく見ると、水上のほうが水下より低かった。
そんな馬鹿なと思いながら、遠くから見た。
家が傾いている。それも30cm(20m間)も傾いている。
大震災の爪痕でした。

いろんなことがあるものです。
驚くこともなく、改修工事を楽しんでいる。
是正されることがまた一つ増えた。

2022年3月27日
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