ここまでと思ってやりました。
朝早く起きて、庭の草取りです。
妻のあとを受けて、やり切りました。
ここに来て、初めて土が見える庭に出会いました。
2週間もすると元通りです。
束の間の山水を楽しみたい。
風が通り抜けていく。
陽が当たる。
心地よい疲れが残りました。
田舎の暮らしは、やってもやっても終わりがありません。
今まで経験したことがないことです。
どこかに区切りがあるものでした。
エンドレスの仕事は、少しずつ成果が出てきます。
気持ちが穏やかになります。
決して急がないし、当たりのような幸運もありません。
動いた分だけ、何かが変わります。
何事も受け入れられる。あるがままに。
勝ち負けのない戦い。
成功も失敗もない。
あるがまま。
働いた分だけ、少しだけどご褒美のような収穫であったり、
気分転換であったりします。
時間が流れているのを感じます。
都会では、毎日の生活に変化を感じることは少なかった。
変化は、自分の中に生まれてきた。
ほわほわと何事も許せるような優しい気持ちのことである。
夕暮れに 虫の音聞いて またあした
2016年9月10日