
絵のタイトルは、「この人はいつもこうです」
いたらうるさい、いなきゃ寂しい。
死んだ後も時々思い出していただければ、嬉しい。
今日のタイトルは、「分ける(Part3)」です。
地域おこしのキーワードは、「分ける」です。
巻き込むより分けるです。
中元は要らないという叔父さんに桃を届けた。
桃を買いたくても高くて買えなかったと、叔母さんは喜んだ。
家族で一生懸命作っている福島の農家から桃(あかつき)を2箱買った。
美味しいけん、固いうちに食べてねと、知り合い6軒に分けた。
残った3個を妻と二人で、したたり落ちる汁をすすりながら食べた。
映画、「国宝」を観た。
桃を届けて、大いに喜んだ叔母さんは、福屋の映画館は満席で観られなかった。
実子ではない子に芸をつなぐ話でした。
自分が引き継いで、さらに研鑽した芸を他人に親身になって教える。
教えることは、分けること。
密かに身内につなぐのが、歌舞伎の芸でした。
私は、土産を2個買う。
1個は食べて、飲んで自らの舌で確かめる。
心底美味しい物だけ分ける。
農家の人は、出来栄えのよいものだけを出荷する。
腐ったところを切り取れば味は一緒と、売れないB級品を家族で食べる。
今あるは、すべて分けていただいたものです。
物であり、知恵であり。
気づいてからは忙しい。
2025年8月5日
2020年11月6日投稿記事、「分ける」では、
手柄盗り どろんを決める きつねどん
(ごめんね、きつねさん。あなたも一生懸命でした)
と書いています。
2022年11月6日投稿記事、「分ける(Part2)」では、
分けられても返すものがない。
だから、いただき物も困りものとなります。
今は返すものがない。
返す時が来ても、返す人がもういない。
と書いています。
(あとがき)
これからゴルフです。
ポイントを貯めてもらったサービス券(1ラウンド、食事つきで3500円)を使います。
暑い中、妻と二人で楽しさを分け合えることができるでしょうか。
(筆者)
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