故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

魅力

2021-07-22 05:42:48 | よもやま話

トップバッターはこの子です。
タイトルは、「幸あれ」です。
誰もが、名を言い当てました。
幼いのかなと描いたのですが、似顔絵を渡した時の表情は大人でした。


似顔絵に集中した約10日間。
楽しくてしかたがなかった。
まさに、「みんなちがって、みんないい」でした。
皆の似顔絵のコピーをパネルにして、一日だけ置いてきた。
翌日回収に行くと、担任の女先生から子供たちの感謝状(25人分)をもらった。
女先生は、いくぶん化粧をしていた。

今日のタイトルは、「魅力」です。
この子の特徴(よいところ)はどこかと始まります。
眼であったり、口元や鼻だったりします。
そこから描き始めるので、顔は画面(はがき)に収まらない。

全部の子に共通するのは、「ほっぺたがふっくらしてる」でした。
表情が豊かである。
また、自分らしさを前面に出しているように見えた。
挑戦する気持ちを盛り上げてくれました。

数多の恋をした。
想像を掻き立てる女性たちでした。
「おまえ、馬鹿だね」と友人になった。
案外だったと思うことはなかった。
自分の心眼が狂っていただけだと、自省した。

絵手紙は、写真と違う。
経験豊かな女性なら、しわの2-3本はサービスでとる。
眼鏡をした女性なら、はずして描く。
旦那が慌てる。

親から引き継いだ顔で生きていく。
その人らしさが、しわになり表情となる。
これが、何とも言い難い「魅力」となる。
「魅力」とは、生きざまそのものです。
私は、生きざまを写し取りたいと、挑戦する。

2021年7月22日

魅力とは、
人の心を引きつける力。
(広辞苑より)

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みんなちがって、みんないい

2021-07-20 06:43:16 | よもやま話

絵のタイトルは、「じゃがいも行進」です。
妻の作品です。


今日のタイトルは、「みんなちがって、みんないい」です。
小学生の似顔絵25枚+先生を完成しました。
寝ても覚めても気になっていました。
ほっとして、今朝はのんびりしています。
妻もいない。
不自由ですが、なにをしてもよい。

小学4年生は、もう大人の入り口でした。.
この子たちは、個性的でした。
自分でも気づいていない魅力を引き出すのが、私の役目です。
久しぶりにワクワクしました。
皺がない分、濃淡でボリュームを出さなければなりませんでした。
また一つ手法を取得したような気分になりました。

「みんなちがって、みんないい」と言ってあげたい。
それは、大人の柔らかい心根のような気がします。
黙って見守る大人に少しはなれていればよいのですが。

2021年7月20日
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あと5枚

2021-07-18 06:19:46 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「おいしい」です。
暑い中、ここまで辿り着きました。
いただいた飴の何と美味しいこと。


見てくれる 私それだけ どきどきよ

今日のタイトルは、「あと5枚」です。
25人+先生が課題です。

小学生の景観学習があったのは、6月14日のことでした。
余裕のよっちゃんのはずでしたが、締め切りまで2日を残してまだ仕上がっておりません。
いつものことながら苦しんでいます。
さすが小学生。
しわもないきれいな肌です。
どの子も自分の成長に気づいていない。

似顔絵描きの醍醐味は、発見です。
その人も気づいていない美しい姿を絵にできる。
写真もよいのですが、感動を表現するためのひと手間が楽しい。
ああでもない、こうでもない。
20枚描いても満足な出来は一つもない。

それも仕方がない。
じっちゃんも成長しています。
ごめんね。
次は頑張るから。

さあ、朝餉を作り食べて追い込みです。

2021年7月18日
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独身者諸君

2021-07-17 06:12:22 | よもやま話

絵のタイトルは、「頑張った、よく頑張った」です。
木枯らしに吹きさらされ、霜で根が浮き、春の雪の下になり、もうだめかと思ったひ弱な春菊でした。
寒い間に根を張って、春には見事に葉を伸ばしました。
こうありたい。


今日のタイトルは、「独身者諸君」です。
甥姪の面倒をよく見る。
すり寄ってくる野良猫に餌をやる。
こうなったら、結婚はおろか子持ちになることも遠のくなるばかりです。
疑似体験ではいかんのです。

妻が広島に行って、はや10日足らず。
朝餉はよいとしても、夕飯も作ることになった。
面倒だなと、缶詰や総菜を買ってきた。
3日で飽きた。
腹が減るのは仕方がないこと。
洗濯もしなけりゃならないし、畳んで納めなけりゃならない。
かかれば、どれも短時間にできることです。
ところが、面倒くさい。

男だけでなく、女だって同じです。
カップラーメンで済まし、単身者向けの総菜を利用するでしょう。
1週間に一度の洗濯になり、吊るした洗濯物から取るようになる。
これではいかんのです。

独身者諸君。
一人で暮らそうが、二人だろうがやることは一緒です。
無精になると、まずゴミが溜まります。
次に、冷蔵庫の中のものが腐ります。
そして、だんだん身体が臭くなります。
負のスパイラルから抜けられない。

去る者は追わず、来るものは拒まず。
何時だって準備をしておきましょう。
パートナーを亡くしてからでは遅いのです。
妻がいない今がチャンスです。
頑張ろう。

2021年7月17日
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送られる番になった

2021-07-16 07:02:31 | よもやま話


絵のタイトルは、「やることがいっぱい」です。
墓地の小堂を訪ねた時、そう言われてるように感じました。

草いきれ 猛者のかげろう 送り人

今日のタイトルは、「送られる番になった」です。

妻は、お母さん危篤の報を受け慌てて広島へ行った。
ワクチンを接種するために一度戻り、また行った。
危篤から11日目に逝かれた。
覚悟と準備をさせていただいた。
長患いもされなかった。
実に、「子孝行」の大往生である。

私達の帰郷計画は、間に合わなかった。
近くにいれば、毎日でも訪ねられる。
親孝行したくても、そこに親はいない。

日々の生活の中で、ふと立ち止まるような想いである。
生きてる限り用事があり、追いかける。
そんな毎日でも、友人たちと話せば笑うこともある。

いよいよ、送られる番になった。
先人たちの生きざまに習い、最期まで頑張ろう。

2021年7月16日
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