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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

いよいよ、夏

2025-06-30 02:50:46 | よもやま話




二枚とも妻が描いた絵です。
タイトルは、「にんにくたち」と、「じゃがいも行進」です。
妻の絵には味がある。
今は二人とも絵が描けません。
そのうち、描けるようになるでしょう。


広島地方は、6月27日に梅雨明けが気象台より告げられた。
梅雨入りが6月7日だったので、梅雨の期間は18日間である。
平年より22日間短いと言われる。
すだれ代わりのゴーヤと隼人瓜のつるが伸びきらず、夏到来に間に合いませんでした。

梅雨の晴れ間に、ジャガイモ、玉ねぎとニンニクを収穫できました。
友人や子供たちに少しずつ送ることができました。
露地植えのナス、きゅうり、トマトの収穫が始まりました。
トマトに屋根を作るのをやめて、マルチで水制限をしました。
果肉の多いトマトを連日いただけるようになりました。

友人からもらったきゅうり(苗)用の棚を新たに作りました。
早朝に草刈りと水やりを済ませようと畑に出ました。
近所の方たちも考えることは同様です。
熱中症に気を付けようが、合言葉の朝のあいさつです。
これからは、水の管理(給水)が日課です。

今日のタイトルは、「いよいよ、夏」です。

島の気候は、朝夕の凪があるものの、夜は過ごしやすい。
山から涼風が流れ、夏蒲団一枚にくるまり、半そでのパジャマを着ないと寒いほどです。
家の中でも汗をかくならと、野外で汗をかくようにしています。
野外で活動できないときは、10分間は湯船に浸かり、汗を流しています。
毎日、お茶(2人で3リットル)を沸かし、冷やして飲んでいます。
図書館で借りた本を読み、できることはないかと、月の半分は出かけます。
いろいろと不都合と不具合はあるものの、元気に暮らせています。

面白いことを手話で伝えたい。
外国人に日本語を教えながら、彼我の文化の違いを学んでいます。
私たちより先輩の手伝い(畑の草刈り、庭木の剪定)をしています。
都会に住む若い人には、野菜の収穫を手伝ってもらっています。
攻めたり守ったりと忙しい毎日ですが、時々ベンチで休めることが嬉しい。

2025年6月30日
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生きるのに休みなし(Part3)

2025-06-27 03:06:32 | よもやま話

こんな田舎は嫌だとフェリーに乗って都会に出ました。
50年後に、「帰ろかな」(絵のタイトル)とこの桟橋に、高速船で帰ってきました。
都会で何が良かったのかと思い出せません。
帰ってきたら、どこにも良いことがあると気づきました。
憧れた都会、世界と較べることができるようになっただけです。


暑けりゃ 脱いで冷めたら 着ればよい

寝床で3時間も寝たら、目が覚める。
寝床で本を読めば、5分で眠くなる。
さらに、2時間ほど寝れる。
次に目が覚めたら、潔く起きだします。

今日のタイトルは、「生きるのに休みなし(Part3)」です。
我ながら、面白いタイトルだと読み返しました。
2023年6月25日投稿記事、「生きるのに休みなし(Part2)」の記事の俳句では、
「おかげさま 筋肉痛に 病なし」
と書いていました。
2022年12月17日投稿記事、「生きるのに休みなし」の俳句は、
「ほとばしる 今や死語でも 埋もれとない」
と書いていました。

どちらの記事も、苦労する人生を讃えています。
身体の機能が休まず働いてくれているから、生きています。
貯金(体力、財力、幸福感)で生きることなどありません。
それだけのことです。

誰しも、「いつか楽ができるのではないだろうか」と苦労を厭いません。
年寄りになったアスリートが怪我をする。
体力を過信するのか、無理が祟ったのかわかりません。
昨日できたことが、今日出来るとは限らない。
それだけのことでした。

将来、どう感じるのか楽しみです。
若さの延長はありませんでした。
休むために働く。
若い時は、こんな感じでした。
今は、ほとんどの時間休んでおり、気分が良い時だけ働いています。
それでも生かされている。
なんの違いがありましょう。
しいて言えば、残された時間についての考え違いでしょう。
若い時は、休む時間が保証されてると勘違いしていました。
暇乞いをせねばならぬ時が迫っている。
休むことなど、ありえません。

幸福とはなにか未だに分かりません。
不幸はこれじゃないかなと思うことがありますが、未来は不明です。
幸福について考えること自体、ナンセンスです。
ドラマのワンシーンで落涙する。
この歌は、こんなことを伝えたかったんだ。
この人は、案外好い人だったんだ。
気づかぬことばかりです。

人生賛歌の記事になりそうです。

2025年6月27日
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できそこないの料理

2025-06-24 08:50:40 | よもやま話





我が家の「こぶりな野菜たち」です。
畑で採れた「大根 in Summer」です。
賞味期限を迎えた数々の残り物でにぎやかします。


雀が我が家の畑に毎朝飛んできます。
時期なのか、寄り添い仲が良い。
胡瓜の苗の根っこに藁を敷きました。
藁につられてきたのでしょう。
野菜についた虫もついばんでくれる。

今日のタイトルは、「できそこないの料理」です。
趣味は?に「飲む打つ買う」と答える出来損ないがつくります。
ジャガイモは大っきくて立派なものばかりではありません。
大根だって。

さて、朝ご飯に何を作ろうと始めました。
妻から、「野菜を使って朝ご飯」とミッションが届きました。
それなら使っちゃうかと始めました。
どれも、「できそこないの野菜」です。
捨てるにはしのびない。
皮をはぎ、剥いたら、残った野菜と同等の野菜くず(コンポスト行)の量でした。
冷蔵庫の隅に眠っている豆腐、人参、唐辛子、にんにくと生姜も飛び入り参加です。
すぐに食べるはずが、できるまで時間がかかります。
妻は、もうひと眠り。

おーおー。
圧力なべの威力は絶大。
煮えにくい大根だって、小ぶりゆえに煮えるのが早い。
もうすぐ、ごったにの「できそこないの料理」ができてしまいます。
妻が勧める「秘伝のたれ」を拒否したお味はいかがなものでしょう。
できたけど、もう少し寝かしてやるか。

2025年6月24日
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書くことは素敵

2025-06-23 04:06:45 | よもやま話

娘の絵を描いた。
納得がいかず20枚描いた。
結局、彼女の良さを紡げなかった。
よさげな5枚を手渡した。
ごめんね。
すると、皆で書いた寄せ書き(お礼)に、
小学4年生の娘が「伝わりました」(絵のタイトル)と書いていた。


自分の想いを、どれだけ文字に復元できることでしょう。
こんなことを書いたら嫌われる。
それじゃ伝わらないと、ラブレターを前にして苦悩しました。
結局伝えられず、その恋は闇に葬られました。
今日のタイトルは、「書くことは素敵」です。

アフリカの奥地を訪ねると、歌が聞こえます。
ご飯を作ろうか。
洗濯しようか。
畑仕事に出かけようか。
たくさんの女たちの歌声が一つに聞こえます。
出かけた亭主が獲物を担いで帰る夢を歌います。
時には、歌だけでエクスタシーを迎えることだってある。

独奏の連鎖が続く。
誰かが歌い、誰かが引き継ぐ。
それぞれの想いは膨らみ、ハーモニーとなる。
歌わぬものは一人としていない。
下手でも上手でも。
合唱は、下手がいても素敵に聞こえる。
雑音のような調子ぱっずれが、艶を生む。

忘れてはならぬ、今しか書けないと綴ります。
誰かに知らせたいことでもない。
想いを正確に文字にしたいと綴る。
阿久悠さんのように、5感に訴えたい。
アバのように、聞く人が感動する力も一緒に伝えたい。

書き手と読み手の人生は異なる。
書き手の恨みは、聞き手の懺悔に昇華する。
歌のように伝わる文(ふみ)を書きたい。
血を騒がせる詩が書きたい。
想いを文字にする。
太古の昔より、私たちはそうしてきた。

書くことは、仕事と同じ。
良い仕事は、万人が見ても感動する。
浮かんでくる想いを探すうちに語彙が増えていく。
簡単明瞭に伝えたいから。

「書く」ことに上手も下手もない。
幼稚園生が描いた、クワガタの絵に感動した。
似顔絵を描こうと、きっかけになった。
線探し、色探しのアドバイスが助けてくれた。
書くことは、自分の人生を耕すだけでなく、人のやる気を倍増させるかもしれない。
「愛してる」と書けなかった若い時が懐かしい。

2025年6月23日
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書けなくなって本物

2025-06-21 03:25:07 | よもやま話

絵のタイトルは、「あなたに会いたい」です。
会いたいけど、もういない。
会いたいけど、免許を返納したから出かけられない。

7月には、妻の友人が静岡から来られます。
旦那さんの癌が小康状態になったから。
もてなしの献立表は不要です。
冷蔵庫にある食材で料理を作っていただきましょう。
妻も妻の友人も主婦で、料理のベテランです。
したくてもできなかったことが、できる。
このことだけで、高揚感満載です。


今日のタイトルは、「書けなくなって本物」です。
歳を重ねるごとに、似顔絵や風景画を描かなくなりました。
描けなくなりましたとは、言いたくない。

先輩が東京から我が家を訪ねられました。
3泊四日の滞在でした。
もてなしの準備をしました。
先輩は私たちより11歳上です。
一日目はゴルフ。
迎えに行った空港からゴルフ場へ直行しました。
3日目は、先輩は友人と会われる。
2日目は、一緒にじゃがいもを掘る予定でした。

ところが、ゴルフで全員疲れてしまい、昼間から寝てしまいました。
献立表を作りましたが、食べきることができず、翌日の朝に残り物を食べました。
先輩は友人(先輩より4つ上)と飲む予定で出かけました。
どうやら、友人は酒を飲まなかったとのことでした。

先輩は自分のゴルフ道具を我が家に預けて帰りました。
ゴルフ仲間も少なくなった。
車の運転が億劫になった。
東京ではゴルフをやらないから置いていくと言われました。
又、秋に来るからなと、元気に帰られました。

来年からは少し植えることにしようと、15Kgの種からできたジャガイモを掘っています。
約150Kgの収穫予定です。
4人の友人から頼まれました。
2人は、子供と一緒に掘りに来てくれます。
残りは熱中症を心配しながら掘っています。
掘ったジャガイモが乾くような暑い日が掘り時です。
大きいジャガイモは、友人や子供に送ります。
たくさん送っても腐らすだけです。
よって、送る人が多くなる。
キャベツ、白菜、大根の一本一個を消費するのに、我が家では一週間かかります。
植えるのを少しにしようが毎年の合言葉ですが、年々上手になり評判も良く増えています。

似顔絵を描く時間が欲しい。
仮にあったとて、描けるか不安です。
畑で野菜が収穫できるということは、一緒に成長する草刈りが必須です。
草を生やしたくなければ、耕し次の作物を植えなければなりません。
手話講座にでかけ、日本語教育のボランティアをし、夕方はカープで決まりです。
ブログを書くことができればよいことになります。

書きたいことはいっぱいあります。
「書けなくなって本物」でした。

2025年6月21日

(あとがき)
70歳より前の方々には、物足りない(インスタ受けしない)記事の連続です。
認知症の医者が、変わりゆく自分の脳から吐き出す暇乞いのような記事です。
分かってもらえない。
分かってたまるか。
自分も同じでした。
年寄りの記事はつまらない。
爪に火をともすような貧乏生活です。
それでも歯を食いしばる。
やらかしたことの反省であり、これから来る者への少しの案内です。
なにより、不安な未来への葛藤です。
いつまでも姑息な自分へのエールです。
(筆者)
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