故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

次のことを考える

2019-09-30 08:21:40 | よもやま話

朝焼けの絵です。
タイトルは、「去る者は追わず、来るものは拒まず」です。
冷たいようだが、温かい考え方です。


毎日が日曜日であったら、どんなに喜ばしいことか。
飯屋(カフェ)に休みはありません。
いや、暮らしには休みがない。
そして、暮らしこそ休みかもしれない。

次動くために、ご飯を食べてきました。
長い間、ご飯を食べるために働くのだと考えていました。

今日のタイトルは、「次のことを考える」です。
明日のことは予想がつかない。
試験前日には、明日が来なければよいと思ったものです。
試験当日には、早く終わればよいと一生懸命になりました。
こんな繰り返しです。

今になって、「次のことを考える」ことができるようになりました。
何をしてもよい。楽しいことも苦しいことも全部自分が決められる。
背中の張りは、ゴルフだったり草刈だったりします。
次のことは置いといて、今を一生懸命生きてきた。
過去を後悔することで、慰めてきた。

「次のことを考える」ことは、すべてが未来のことであり、できるだろうかと挑戦です。
今も過去も「次のことを考える」ための参考資料です。
反省はするも、後悔はない。失敗があるから成功する。
失敗を引きずる必要がない。すべてが真実で足跡です。
私自身は、こんな者なのです。
それを踏まえて、明日に挑戦する。

「次のことを考える」ことが、自由を産む。
未来こそ、自由です。
未来を考えることは、誰にも止められない。
何があるかわからない。
何が起こっても、生き抜く自信がある。
病とて、未来がある。克服できるか知恵と体力勝負である。
多くの先輩が病を語る。今、直面していることなのです。
語る今こそ、治るであろうと未来を信じている。
例え、治らなくたって病と上手に付き合う術を会得するであろう。
未来には、自由がある。
信じて飯を作り食べる。

一歩こそ 未来に通ず 歩きなはれ

2019年9月30日

<<投稿後>>
借金取りが、毎日5000円を徴収する。
終わりがあるから、今を生きる。
生きることが、貯金です。
生れた時と同じ姿でいられれば、それで元です。
後は、儲けです。
(筆者)
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総合力

2019-09-29 11:20:32 | プロジェクトエンジニアー

タイトルは、「石垣」です。
どこにどれだけの高さのものを造るか。
どこで石を調達し、どのようにして運ぶか。
台風でも崩れない石垣をどのように積むのか。
試される。
(2019年10月7日に追加)


今日のタイトルは、「総合力」です。
昨日のラグビーワールドカップで日本が世界二位のアイルランドに勝利しました。
歴史的快挙と言われています。
試合を見ていて、当然の結果のように見えました。
15人のプレーヤーがいつでも立っている。
タックルしてもすぐに立ち上がって次のプレーの準備をする。
巨漢の外国人プレーヤーには、二人でタックルする。
しかしながら、すぐに起き上がって常に数的有利の体制を作る。
誰かが、「ワンチーム」と言っていました。
誰もさぼるものがいない、自分の役割を全うする。
日本のチームは、そんなチームに見えました。

昨日は、墓じまいと新たな墓の始まりをしてきました。
墓守のいなくなった家の墓を仕舞い、私の息子の建立名目で墓石の変更をすることにしました。
亡き妻の骨をやっと墓に入れることができました。
つまり、墓の承継をしました。
誰もお参りしない墓がこれから増えるでしょう。
交通が不便な田舎だけとは限りません。
都会の真ん中だって起きうることです。
田舎へ行くのは、先祖の墓参りが一つの目的でした。
病で墓まで行けない、またこれまでのように親せきをもてなすことができない。
高齢者が増えると、縁も薄くなり親せきと言えど関係が途絶えてきます。
息子の了解を得て、これまでの家とこれからの家の墓守を続けることにしたのです。

2020年のオリンピックが終わると、人財が余ることになる。
外国人を受け入れても、不足の業種に適切に送り込むことができない。
あるエンジニアリング会社の方から相談を受けました。
専門職は、求められるときに供給すれば事足りる。
問題は、需要と供給のバランスを保つことにある。
外国人を本人が望まぬ職場に供給する。
安価な給料が産み出す結果です。
新たな需要を生み出す「総合力」が試されています。
誰もが仕事を通して研鑽を積み、力をつける。
その結果、技能に見合う給料を得ることになる。

2000年の小泉改革は、企業のニーズに応えて労働力の自由化をしました。
女性も深夜働ける。社員ではなくパート従業員を抱えられる。
この結果、新たな貧困層(パートの掛け持ち、結婚できない若者)が創出されました。
社員とて、サービス残業を強いられ一家だんらんを奪われてきました。

新たなキーワードが求められています。
数々の一度だけの部分最適(補助金、災害対策)のような施策ではなく、
転ばぬ前の杖のような知恵(全体最適を見通せる)です。
東京電力の復旧が遅れた。政治家の初動指示が遅れたからではありません。
起こるべくして起きたのです。
電力会社の方々は、送電線に倒れ切断する木々の危うさに気づいていました。
今がよければよい。面倒は後回しにしたい。
成績重視の株主総会を切り抜けることが優先だったのです。
現在、社長をし重要なポストを任されていても、
先の見通しができない賢人たちは、歴史に糾弾されることになるのです。

自分さえよければよいという、エリートは必要とされない。
みんなが常に準備ができている「ワンチーム」が求められています。
これ以上やっても誰も褒めてくれない共産主義ではありません。
富が集中する個人のパーフォーマンスでは、到底乗り切れない。
全体力をアップさせる「総合力」です。

我が家も二人だけのワンチームです。
時によっては、二人が三人になり、家族となります。
要が必要です。要の人のリーダーシップがワンチームを作ります。
誰もが理解できるキーワードを発信できる人のことです。
小さな成功を実証し続ける人のことです。
次の世代に渡せる人のことです。

わずかな時間を割いてでも書いておきたかった。


ひとしずく やがてせせらぎ 大河なり

2019年9月29日

<<投稿後>>
街頭録画という番組を観た。
誰もが主人公のストーリーを話されます。
これが沁みる話なのです。

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感謝

2019-09-26 11:02:02 | よもやま話

絵のタイトルは、「清楚」です。
描かせていただいてありがとう。
産毛まで表現したかった。


今日のタイトルは、「感謝」です。
空き家を語るのに、空き家の実態を知らなければと空き家に住むことにした。
なぜ過疎になるのか知りたかった。草刈をする毎日である。

「暮らす」ということを身をもって知ることになった。
暮らしの中で汗を流すことが、これほど気持ちがよいことと知ることができた。
いつしか仕事ではなく、普通のことになった。

地域おこし協力隊として、この地に赴任した。
選んだ空き家は、凄まじいほど荒れていた。
どこが傷んでいるのか分からないほど、煤けてゴミが散乱していた。
普通に住めるようにするのに半年かかった。
ごみを出し、修繕をした。
どうして、家賃を払う側が片づけ治すのか理解できなかった。
庭も畑も伸び放題の木々と草であった。
来た翌日に、近所の方から道に出ている木をすぐに切れと言われた。
その通りだが、釈然としなかった。
仕事でなければ、当然のごとくこんなことはしなかった。
まさに、開墾の日々であった。
私が働いていた市役所の方も近所の方も、私を採用した方も手伝ってはくれなかった。

生きる。
そのために働く。
ただただ、夢中だった。
周りの空き家の草ぼうぼうが気になり始めた。
かつては栄えた道も伸び放題の植木や草でトンネル状態であった。
まともに通れるまでするのに半年かかった。
陽を遮る無駄に高い木も伐った。
湿気が多いので、森に生える下草も掃った。

近所の方が、「私も気にかかっていた。通れる道になった。」と感謝された。
その後、草を刈る範囲はさらに広がり、5軒の空き家の草刈をしている。
都会に住む空き家の持ち主は、草を刈らなくてはと気を揉まなくてもよい。
仕事で精いっぱいの人も、草を刈らなくてもよい。

なんかなあ。
なんとなく嬉しいのです。
損得勘定がない。
この方がよいと、身体を動かす。
空き家の持ち主は、私がすることに誰も苦情を言いません。

過疎だから、地域おこしをする。
人を呼ぶためにイベントをする。
それも、地域外の人が訪問する機会を増やす効果がある。
県道から入った辻が桃源郷だったら素晴らしい。
ほんの小さな通りです。
でも、訪れた人が気持ちがよい。
近所の人がさんぽ道として、選んでくれる。
たまに都会から来た人が、緑に癒されると空気を吸い込んでくれる。
私のささやかなイベントです。
森の中にある小さな茶屋(カフェ)で、美味しいコーヒーが飲めて美味しいパンが食べられる。
月給2万円の妻が、料金をあげないで頑張っています。

私達は年金生活者です。
好き勝手な人生を生きています。

森のなか 孤高でない 歓びに

2019年9月26日  


<<投稿後>>
妻が、「はよせよ」とせかします。
やることが、あるのです。
貯金が少しだけできるとよいのです。
健康と幸せの貯金です。

筆者
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挑戦

2019-09-24 04:57:13 | よもやま話

絵のタイトルは、「乙女」です。
美人だとは分かっていました。
口元の笑顔ともはにかみともとれる表情を抜きたかった。


今日のタイトルは、「挑戦」です。
乙女の肌は、皺ひとつない。
カメラを見る目が初々しい。
ドキドキはしません。

描けるかなと挑戦の時間です。
口元がなんとも可愛いので、唇から描き始めました。
眼を入れるのがやっとの構図となりました。
夜中に起きだして、似顔絵を描く。
私に許された時間です。
今日も、挑戦ができてよかった。
それだけです。

似顔絵を 渡すその日は 彼岸花

2019年9月24日
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進化

2019-09-23 05:43:23 | プロジェクトエンジニアー

今日は、この絵です。タイトルは、「金目鯛」です。
いただきましょう。


約10日振りの投稿となりました。
早朝に起きることができない。
書くことができない大きな要因でした。
どこかで時間を作ってと思うものの、気づいたら夜になり飲んでいました。

今日のタイトルは、「進化」です。
女の子とデートする。
過去の武勇伝ばかりを話す男は、飽きられる。
60歳を過ぎて、外国の企業にスカウトされる。
大きな会社の中枢で働いていたのを見込まれて、肩書を与えられて仕事をする。
持っていたスキルを伝えきったところで、解雇される。
一年ももたないのである。パートナー(共同経営者)には、なれない。

職人は、人生の最期まで終わりなき挑戦をする。
仕事を離れた(退職など)者も同じです。
仕事でないこと(妻の手伝いなど)に挑戦する。
過去の武勇伝など、仕事場以外ではなんの価値もない。
価値がないはずであるが、困ったときのポータブルスキル(なんとかする力、コミュニケーション力)
だけは生きるのです。

「進化」は、種を残せる若者の特権ではない。
老人だって、「進化」なしでは生きていけない。
近づく病気や死だって、初めての経験です。
大病を乗り越えてこそ、強くなる。

私は、年齢を理由に挑戦するのを躊躇しています。
子供に米を送った。身の回りの自家栽培野菜も一緒に送った。
自家製ジャムやパンも加えると20品目以上になった。
子供も小さな家族である。少しずつにした。
挑戦の爪痕を見る想いがした。

爺婆が、新たな苗木を植える。桃栗三年、柿八年。
自ら収穫することが無くても、苗木を植える。
ましてや、子どもが収穫することもない。
それでも植える。なぜなら、植えたいから。

私達は、日々「進化」している。
時計の秒針と同じくらい時を刻んでいる。
時には、秒針にぶら下がりたい時もある。
秒、分と時間が一年と同じくらいと混同してしまうこともある。
それでもよい。生きているんだから。

武勇伝を語るほどの時間がない。
次から次に新たなことが始まる。
カフェの来週も予約で埋まった。
寸暇を惜しんで草刈をし、季節の変化にやっとこさ追いついている。
秋が来たら、冬の準備である。
その前に、ちょっぴり楽しい芋煮会もある。

この挑戦こそが、「進化」である。
同級会に出ることがある。
50年の刻は、残酷でさえある。
生きたものと生かされたものは、格段の差がある。
それも過去。
今日そのものが、試される。
そんな風に生きていきたい。

進化とは 親下と書くも 真価かも

2019年9月23日
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