故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

休み到来

2020-04-27 09:49:45 | よもやま話

絵のタイトルは、「ほら、カメラをみて」です。
孫ともしばらくは会えません。


今日のタイトルは、「休み到来」です。
カフェを臨時休業してから、二週間が経過した。
この地域では初めての店舗休業で、そこまではしなくてもという空気感があった。
今は、全店舗(スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニなど)でコロナ対策をしている。
普段できない、時間がかかる作業をした。
やりたくてもできないことと、しなければならないのにやりたくない仕事が残った。
地域で3軒目の空き家の掃除と手直し、義兄の家の解体、故郷の相続の件である。

パジャマで過ごすのをやめ、いつでも出かけられるよう服装を替える。
休業して、一週間はテイクアウトとデリバリーの仕事があった。
これは、休業前より忙しくなるかもと喜んだ。
次の一週間は、カフェの存在さえ忘れ去られた感がある。

いよいよ、「休み到来」となりました。
一日中、思う存分好きなことができる。
身体に相談しながらの毎日になる。
できないことも、やりたくないこともやれる。
言い訳はない。
汗をかけば、考え方も変わるし、少しずつ楽しくなるだろう。

この「休み到来」は、今後数か月は続くと予想される。
これまでは、休みがあっても転職のことを常に視野に入れていた。
休んでもいいんだよ。ではない。もう、休みしかありません。
自分で考え、自分で動く。改めて試される。
気持ちを入れ替えて、挑戦しよう。

巣立ち鳥 風がほほ撫で 体浮く

2020年4月27日
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自尊心

2020-04-24 02:37:33 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「棘もいぼいぼも味」です。
ゆずでしょうか。


今日のタイトルは、「自尊心」です。
敢えて、プロジェクトエンジニアーのカテゴリーに入れます。
仕事とはいえ、勇敢にそして臆病に、エンジニアリングを成し遂げて欲しいからです。
何よりも大切なのは、「自尊心」です。

自尊心とは、
殺される(家族の安全を脅かされる)のは怖い、
自分にうそをついて生きたくない。(中国人風刺アーティストの言葉)
改めて自尊心とは、
自尊の気持ち。
特に、自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を受けないで品位を保とうとする心理・態度。
プライド。
(広辞苑より)

例えば、パン一切れを盗んだとしよう。
銀行強盗をした。
殺人をした。
どこまでが、自尊心を保てる限界なのか。
「殺人狂」では、百万の人を殺せば英雄で、一人を殺せば犯罪者である。
とチャップリンは映画の中で言っていた。

私は、多くの間違いを犯している。
それでも、常に自尊心と戦い続けている。
弾丸をよけながら、生き続けている。
弾丸に悪意があるのか、流れ弾なのか見極めている。
悪意の弾丸には、他の人に気をつけなさいと目印をつける。
戦えるものなら、抗議する。

エンジニアリングの仕事を続けることが、社会の役に立つと信じていた。
仕事を続けるために、知恵を絞った。それしかなかった。
連戦連勝でないと、プロジェクトマネージャーは続けられない。
騙すわけではないが、すれすれの取引をしてきた。
時にはばれた。しかし、受け入れてくれた。
私が必要だったからと自負している。

常に正義とは限らない。
正義だって、時代によって変化する。
語り継がれる正義がある。
時代が変わっても、個人の自尊心が共通(普遍)だからだと考える。
常に我々は、組織と個人の関係の中で生きている。
健全な組織などないと言える。
組織を作る個人に自尊心があれば、揺れながら光(自由)を求める。

命と自尊心を天秤にかけられる。
慌てないことである。
選択はしないで、一時逃げる。
そして、また戦えばよい。
魂を売ったとて、自尊心迄売ったわけではない。
自尊心を粉々にされたとて、自尊心は再生できる。

知らぬうちに自尊心を捨てることがある。
何(金や権力)も持たなければ、守ることだってないはずであった。
自尊心はどこへ行ったのやら。そんな人がいる。
気づかせてくれる人を遠ざけて、イエスマンばかりを重用する。
イエスマンは、次の何かになびくのに。
これは、残念としか言いようがない。
プロジェクトエンジニアーは、そうであってはいけない。
信じるものがあれば、どこまでも努力することです。
足りなくてもよい、失敗を糧にして埋めることができる仕事です。
努力できる原動力は、自尊心です。
お前は、そんなものかと問い続けてきました。
そして、今も弱い自分と戦い続けています。

真水ゆえ 泥に汚れし 塩気あり

2020年4月24日
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春のめぐみ

2020-04-20 09:34:15 | よもやま話

絵のタイトルは、「わがやにも欄が届く」です。
エンドウ豆の花は、蘭の花のようにも見えます。
「長屋の花見」のような負け惜しみにも思えます。


今日のタイトルは、「春のめぐみ」です。
裏山にたらの芽が出ました。うどと一緒に天ぷらにしていただきました。
あっというまに食べてしまって、なにがどう美味しいと言えない。
からし菜はマヨネーズあえで、油菜は麺つゆでいただきました。
お任せ料理用に冷凍していた餃子と、同じく唐揚げ用の鶏ももを使ってコンソメスープ。
うこぎは塩ゆでで酒のつまみです。
春のめぐみと臨時休業で余った食材で、食べすぎました。
食べ残したうこぎと菜花(からし菜、油菜)を、今朝はおにぎりに混ぜていただく予定です。

旬のものを食べていれば健康でいられる。
よもぎをいただいたので、よもぎパンを作りましょうと妻はうきうきしています。
暖かったり、雪山おろしに震える日の繰り返しです。
来週は、山ぐるみを地域の皆さんと採りに行く予定です。
暖冬だったので、筍も早めに出てくるでしょう。
今年は、豊作の予定です。

地域の方々よりいろんなものをいただきます。
別々の人から、一升餅(一歳誕生祝)が余ったから、鳥皮の冷凍品(どこからこんなにもらうのか)と
海苔10袋(おそらく、お葬式のお返しと思われる)をいただきました。
冷凍していた一升餅と鳥皮を一週間前に冷蔵庫に移しました。

鳥皮は、昨晩フライパンで炒めて味噌あえにして保存おつまみにしました。
料理の時、出た油はどんぶり一杯。
一升餅は、蒸して柔らかくし、小さく(餅の大きさ)切りました。
さらに一部はあられ状に切り、上記の鳥皮油で揚げました。
塩をまぶして、おかきにしました。
海苔は、少ししけっている。鳥皮油が残っているフライパンで乾かしてパリパリにし、
山菜まぜごはんのお握りを包みました。

いただき物は、出所(誰からもらった)を言ってはなりません。
理由は二つ。
私にくださった人に、私が話した人からあげた場合があります。
「あら、私はいただけなかった」となることもあります。
地域の公然の秘密であり、不思議です。ものは地域内を回っています。
断りはご法度です。次のいただき物への布石です。

「春のめぐみ」は、野山だけからではありません。
地域では、豊富なB級品(野菜、果物、密造酒)が回っています。
おすそ分けが我が家にも時々届くのです。
ある時は、次のキャベツを植えたいから今あるキャベツをあげたい。
20個のキャベツをカフェでは使いきれません。
いただいた足で師匠のお店に届けました。

「春のめぐみ」は笑顔と共に届けられ、届けます。
笑顔には、「お願い」と「美味しいよ」の表情が混じります。

組み合わせ 不思議と妙が 夫婦なり

2020年4月20日
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起業

2020-04-19 03:20:17 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「僕らは今日も生きている」です。
「酸っぱいもたまにはあるさ」と書いています。
生姜の酢漬けを描いたつもりです。


今日のタイトルは、「起業」です。
起業とは、
新しく事業を起こすこと。
(広辞苑より)
組織内の効率化(風通しがよい)を計るために、小さなチームを作る。
大型プロジェクトは高額決裁権のある人へ、交換部品は現場責任者へ情報提供し、チャンスロスを防ぐ。
そのために、チーム内で情報を共有し戦略を練り、可能な限り協力し合う。落ちこぼれはいない。
経験年数によらないフラットな人間関係を重んじ、互いに惜しみなくアドバイスもする。
結果、チームの売上を上げ、さらに会社に力をつけ、自らの給料も右肩あがりとなる。

人がうらやむような環境で仕事をし、どんなに高い給料が保証されていても辞めて起業する人がいる。
それは、どこまでも一つの駒であり、うまく行ってる会社内での移動はないからである。
小さな会社でいろんな仕事をさせられ、苦労している友人がうらやましいのである。
生きがいは、金では買えないのであろう。

起業したいと辞めた人を会社は気持ちよく送り出す。
会社で培ったコミュニケーション能力と、チームで動くための各種戦略を学んだ。
辞めた人は、自分を育ててくれた会社に感謝し、学んだことを活かして、活躍する。
活躍する人たちが辞めた会社の評判はあがり、さらに良い人材を採用できる。好循環である。

不満は、けっして好循環を生まない。
やってみたいことがあれば、趣味でもよいすぐ取り掛かることです。
セカンドビジネスの真似事(シミュレーション)をするだけでもよい。
転職を決めるのも給料が出るうちです。
これから定年(65歳)が伸びて、セカンドライフを始めようとしても、身体が動かない。
長い間、組織のなかで暮らすうちに、「塩漬け」になる。
ある組織の常識は、他の組織では通用しない。
仲良しクラブは、転職や定年と共に崩壊する。

起業は、冒険である。起業して、10年後に生き残っている会社は4%である。
小さなチームで、数々工夫したことを思い出してみてください。
見積もりの95%は失注します。失注した案件から学ぶことは多いし、引き出しが増えている。
給料をいただきながら、学ぶこと(オンジョブトレーニング)は多い。
「あんたは、馬鹿か鈍いのか」とオファーを断る理由で無理難題を顧客から言われました。
気づかず、食らいついたことを思い出してください。
無理難題を解決するために、本を読み漁り、社内や他社の友人に相談をしました。
それが生きるのです。

起業は、会社を興すことだけとは限りません。
組織から離れ、一人で何かをやることなのです。
分業化されていないし駒でもないから、いろんなことをやらなければならない。
知らないことばかりです。できないことばかりです。
培ったチーム内のコミュニケーション能力とチームで磨いた戦略経験が生きるのです。
シミュレーションをするだけで、何かがたりないと思い巡らせ、不足分を埋める努力を始めます。
夢見る夢子さんから始めましょう。本でもだめで、人の経験話でも実感が湧きません。

起業してもすぐには結果は出ません。起業した時の投資が戻り始めるのは5年後です。
起業後数年は、起業した会社からは給料が出ないと思った方がよい。
家族を抱え生きるためには、なんでもしなければならない。アルバイトだってやることになる。
数年を生き抜くために、貯えが必要です。お金だけとは限りません。
損得の無い友人関係が財産です。唯一の理解者で協力者は妻です。家族です。

それでも起業することを勧めます。
指示を出すだけのことに慣れてしまいました。行動を起こすのは部下であり協力業者でした。
起業すれば、計画を練るのも自分、実行に移すのも自分です。
しばらくかいたことのない清々しい汗をかきます。
なんにも知らない若いころかいた汗とは少し違います。
汗の意味が分かるのです。でも思うように汗はかけなくなっています。
ちぐはぐですが、それが起業です。

渡り鳥 命をかけて 飛ぶ定め

2020年4月19日
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ほのぼの

2020-04-17 07:26:45 | よもやま話

タイトルは、見てのごとく「酔っ払い」です。
一人は川へ落ちてしまいました。
翌朝より一週間、かかあは口を聞いてくれませんでした。


今日のタイトルは、「ほのぼの」です。
この時期、「ほのぼの」とした記事を書けるか挑戦です。

ほのぼのとは、
かすか。ほんのり。ほのかに明るいさま。
夜がほのぼのと明けること。また、その時。
ほんのりと心暖まるさま。
(広辞苑より)
夜目遠目笠の内。
夜の暗がりで見るとき、遠くから見るとき、笠の下からちらりと見えるとき、
女性は一番美しく見えるものだ。
(意味検索結果)
ゴルフ場で赤いミニスカートの女性を遠くから見てドキッとしました。
近づかないほうがよい。ウィークデーにプレーしているのは、私達と同年代に違いない。
ほんのり上気した女性の顔。初々しい。そこまで。
夜が明けた。今日もすっからかん。あの時やめておけばよかった。ばくち打ちの独り言。

えへっ。また、やっちゃった。
今年、妻がコップ壊すの何個目かな。ひきつる笑顔の私。
骨粗鬆症だけでなく、握力だって弱っているのです。
友人がチェーンソーを借りに来た。切り株を伐ると言う。
ちょっと反った手引き鋸もお勧めですと見せる。
友人は、俺何しに来たと聞く。そんなこと気にしない。チェーンソーと私が思い出す。

若い時、眼鏡を掛けない顔が良いと言われた。
晩秋の広島平和公園で、念願の女性とボートに乗った。
預けていた眼鏡をもらい、女性に手を貸してボートから降ろした。
はずみで眼鏡が手の中から川の中に落ちた。
その夏も、島の海でおばさんたちのシミーズ姿に眼がくらみ眼鏡を落としたばかりであった。
冷たい水に褌一丁(大学生の私は、履くパンツがなくなり親父の褌を借りていました)で、
冷たい川に飛び込んだ。
水から上がってきた私に、「まだ、やるか」とボート屋の親父が聞いた。
うなづく私に、親父はこれを褌の上から履けと自分の柄パンをくれた。
女性は、あっけにとられていました。
女性を送るほの暗い道で、ズボンの前が突っ張って困ったのを覚えています。
当然、恋は実りませんでした。

桜木に 霞墨引き バックシャン

2020年4月17日
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