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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ブログを書く

2025-08-06 08:31:04 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「平和」です。
昭和記念公園で見たように記憶しています。


今日のタイトルは、「ブログを書く」です。
私は生きている。
恩返しがしたくても、返す人はもういません。

福島原子力発電所が爆発して、放射能がばらまかれました。
放射能被害を受けた地からの援助は、残留放射能を懸念して受け取ってもらえませんでした。
世界的に優先事項である炭素排出量を削減のため、当面は原子力発電所に頼らざるを得ません。
この二つの命題に真剣に向き合い、日本政府は当面の結論としました。

今日は、8月6日です。
80年前、広島に世界で初めて原子爆弾が戦争で使用された日です。
未だに核抑止力という牽制で、均衡を保つ選択をする国も多くあります。
一方、落とされた広島の人たちは、語るには余りにも恐ろしいから沈黙を続けてきました。
今語らなければと、恐怖に打ち勝ち話をされる老人がいます。
戦争に行った半分の戦士たちは、病気と飢餓で命が絶たれました。
今を生きる人たちも分かっていながら、国益優先を唱え世界各地で戦争は続いています。

飢えをしのぎ、経済発展のため、仕事を求め人々は都市に移住しました。
地方は、存続さえ危うい過疎に喘いでいます。
都市に住み夢を追った人たちは、コロナで扉を閉ざし、語り合うことを避けました。
都市の周りで開発された住宅団地も、今や過疎で交通機関もインフラも途切れがちです。
どうしてなのでしょう。

いじめっ子だった者も、杖をつき、押せば倒れる老人になりました。
長い年月が流れ、どうだったかの答えが少しずつ明らかになっています。
林芙美子が小説(日記のような)にあらわした生きざまが劇や映画にされます。
夢を持つことが限られる世の中です。
それでも生かされていると、人々は懸命に生きています。

私は、少しだけ笑えることを日々探しています。
笑うことができる人は、希望を少しだけ紡げるからです。
ある人の正義は、相手にとっては悪になる。(朝ドラ「あんぱん」でたかしが言いました)
双方にとっての正義は何なのか皆が探し、知恵を絞っています。
原爆が投下された8時15分に黙とうしました。
あきらめないで語り継ごうと松井市長が世界に向かい宣言されました。
手話の通訳士が、ろうあの方々にも伝えていました。

私は生かされています。
ブログを書くことで、一緒に感じましょうと伝えています。
年齢を重ね、絶え絶えになっています。
生きるごとに、後悔の山が高くなり、平らになることはありません。
そんな自分でも、出来ることを続けたい。

2025年8月6日
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分ける(PART3)

2025-08-05 04:35:04 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「この人はいつもこうです」
いたらうるさい、いなきゃ寂しい。
死んだ後も時々思い出していただければ、嬉しい。


今日のタイトルは、「分ける(Part3)」です。
地域おこしのキーワードは、「分ける」です。
巻き込むより分けるです。

中元は要らないという叔父さんに桃を届けた。
桃を買いたくても高くて買えなかったと、叔母さんは喜んだ。
家族で一生懸命作っている福島の農家から桃(あかつき)を2箱買った。
美味しいけん、固いうちに食べてねと、知り合い6軒に分けた。
残った3個を妻と二人で、したたり落ちる汁をすすりながら食べた。

映画、「国宝」を観た。
桃を届けて、大いに喜んだ叔母さんは、福屋の映画館は満席で観られなかった。
実子ではない子に芸をつなぐ話でした。
自分が引き継いで、さらに研鑽した芸を他人に親身になって教える。
教えることは、分けること。
密かに身内につなぐのが、歌舞伎の芸でした。

私は、土産を2個買う。
1個は食べて、飲んで自らの舌で確かめる。
心底美味しい物だけ分ける。

農家の人は、出来栄えのよいものだけを出荷する。
腐ったところを切り取れば味は一緒と、売れないB級品を家族で食べる。

今あるは、すべて分けていただいたものです。
物であり、知恵であり。
気づいてからは忙しい。

2025年8月5日

2020年11月6日投稿記事、「分ける」では、
手柄盗り どろんを決める きつねどん
(ごめんね、きつねさん。あなたも一生懸命でした)
と書いています。

2022年11月6日投稿記事、「分ける(Part2)」では、
分けられても返すものがない。
だから、いただき物も困りものとなります。
今は返すものがない。
返す時が来ても、返す人がもういない。
と書いています。

(あとがき)
これからゴルフです。
ポイントを貯めてもらったサービス券(1ラウンド、食事つきで3500円)を使います。
暑い中、妻と二人で楽しさを分け合えることができるでしょうか。
(筆者)
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原始的な暮らしがしたい

2025-06-05 13:14:04 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「無心と邪心」です。
あるがまま。


今日のタイトルは、「原始的な暮らしがしたい」です。
料理の途中ですが、火を弱くしてタイトルだけ書きました。
もう、ごみ袋が2枚しか残っていない、と妻。
昨日スーパーに行こうと用意したメモ用紙はどこかと聞く。
忘れぬよう入れておいた財布から取り出して渡す。
妻が止まっている。
「あれ、なんだっけ」

OUTLOOKが見られなくなった。
アクセスするも、新しくパスワードを設定して、しいては課金しなければ使えない。
MICROSOFTに払って、更新したのになんでかな。
ああ、面倒くさい、と妻が不機嫌です。

スマホで撮った写真をパソコンで見たい。
パソコンを開いたものの、アクセスはどうするの。
妻に聞く。
いつまでも困った人ね、自分で何とかしなさいと突き放される。
色々やってると、見られた。
妻に、どうしてOUTLOOKが復活したのと聞くと、はてなの返事。
私も、コピー機でSCANするとき、また尋ねることだろう。

バッテリーが弱くなったので、機種変更をしたいとauに行く。
ていねい過ぎるカタカナ(理解できない)の説明が続く。
ラインができて、電話がかけられればよい。
あんたが一番安いと思うプランにしてと、係りの人に依頼する。
説明書なんて読む気がしない。
税金の申告もマイナンバーカードの更新もインターネットでできる。
市役所に行って、担当の人に話してやったほうがはるかに速いだろう。
歯医者に行き、自慢げにマイナンバーカードを出すも、暗証番号を忘れている。
では顔認証とカメラを向けられ、わが顔に驚く。

アマゾンで乗用型のトラクターを買った猛者がいます。
私より先輩です。
高い買い物ゆえに、かごに入れたか不安になり念のため押しました。
2台もトラクターが届いたそうです。
一台くれないかなと思うも、島の段々畑じゃ使えない。

家中で電子音がなる。
湯沸し器、ガスコンロ、電子レンジに炊飯器。
洗濯機だって負けてはいない。
おまけに、+ナンバー(海外)の電話がかかってくる。
あなたの銀行口座がマネーロンダリングに使われている。
詐欺の電話です。

ああ、面倒くさい。
それに、恐ろしい。
先輩はデパートで買い物をしたが、マニュアルトークに我慢ができない。
いいから、早くよこせと言ってしまった。
付き添いの奥様は、他人の顔をする。

2025年6月5日

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「Knowledge broker(知的仲介者)と地域おこし」(Part2)

2025-04-26 09:35:03 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「距離感」です。
見ないようで見ている。
感じないようで、感じている。
茫洋としているが、楽しんでいます。
そんな距離感でしょうか。


2018年12月31日投稿記事、「Knowledge broker(知的仲介者)と地域おこし」では、
「地域おこしは、減少する人口や空き家の増加を解決するのが、仕事とは限りません。
「面白い」を紹介し、「面白い」をやってみたい人を一人でも多く発見することです。
そして「面白い」を地道に追及することです。
その延長にもしかしたら、日本全体が抱える難題を解決する糸口が
見つかるかもしれません。」
(記事より抜粋)
と書いています。
この記事では、難題を解決するためにもがいた模様を書き留めたものです。

今日のタイトルは、「Knowledge broker(知的仲介者)と地域おこし」(Part2)です。
東北に棲みつき、6年半地域おこしを学んできました。

人口が増え購買力が増すごとに、都会も地方もドーナツ化現象(環状線に沿って郊外に延びる)となりました。
ドーナツを支えた人たちは高齢となり過疎になるにつれ、ドーナツは解消していきました。
そして、かつての駅を中心としたセンター化が進んでいます。
東京都の中央区がその一例です。
宇都宮から横浜までJRが繋ぎ、各地下鉄(狭軌と広軌ごとに)は相互乗り入れして、東京は通過点です。
センター同士を繋ぐ。
水戸、宇都宮と前橋は、高速を通り東京を迂回するほうが時間短縮であった。
やっと、北の高速道路(環状線)ができた。

故郷に帰り、何ができるか模索しています。
猪が跋扈し農作物を荒らしています。
チヌが蠣を食べ、食害は年々増加しています。
例え、捕らえられても食品としては食べられませんでした。
共に臭いが問題でした。
猟師&漁師の友人がいます。
猪の血抜き、チヌの神経締めの名人です。
彼が捌いた猪肉もチヌの刺身も臭みはなく絶品です。

島を見渡すと、森林地帯と竹林がモザイクのように見えます。
竹林は、かつての畑跡です。
竹炭を作る人がいる。
海岸を覆う牡蠣殻を釉薬にして焼き物にする人がいる。
耕作放棄地にオリーブを植え、レモンを植える人がいる。
絞った残渣をエネルギー(バイオ油)に変える人はまだ出てこない。
地域で消費する潮位発電も聞かぬ。

私は、耕作放棄地の雑木を伐り、牡蠣殻を焼きながら炭を作っている。
落ち葉を集め、有機肥料にしようとしている。
長い牛蒡が作りたいと深い穴を掘り、畑が崩落してはいけないと暗渠を埋めた。
畑の表層に牛糞と鶏糞を入れた。
雨上がり、暗渠から液肥と水が溢れて来た。
水不足と有機肥料不足を解決できるかもしれない。
焼いた牡蠣殻を有機石灰にし、雑木の炭を微生物の棲みかとして活用している。
始めて3年です。
川底の腐葉土を上げ、川のそばの竹林を伐採し、川の保全(山津波防止)に勤めている。
墓参りに来る人のルートを変え、散歩する人が増えればよいと考えている。

島で働く外国人に日本語を教え、手話を学び始めました。
面白い人はいるはずだと探しています。
まだ、結び付けるまでには至っていません。
過疎を嘆くことはない。
コップに半分残った水を大事にすすっています。
まだまだ、途上です。
熊野古道を歩いて、16年間切り開いた先人の苦労を感じたい。

2025年4月26日
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暗渠その後

2025-03-31 02:47:35 | プロジェクトエンジニアー

今日は、「暗渠その後」について報告します。

まず、穴を掘りました。

暗渠を埋けました。

貯水した水用の排水管を確保しました。
夏の日照り用に雨水を貯水出来たら嬉しい。

剪定した柿の枝を短く切り、敷きました。
暗渠の穴がつぶれないようにするためです。

放置された竹を伐採し、枝を切り敷きました。

冬に刈り取っていた萱を刻み敷きました。

発酵牛糞と発酵鶏糞を撒きました。

林道脇の落ち葉(どんぐり)を敷きました。

牡蠣殻を焼き(有機石灰)と木炭(微生物の棲みか)を撒きました。

穴を掘るとき出た石で、石垣を造りました。

長い牛蒡が食べたい。
それだけのことでした。
約1週間、思う存分遊んでしまいました。

2025年3月31日
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