故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

本音が言える

2015-05-31 04:17:28 | よもやま話
  
本音が言える。

先輩の本音は、保険で手に入ったドライバーが
ことのほか気に入ってしまい、私に渡すのが惜しくなったのでした。

皆さん本音でどれだけ話が出来ていますか。
そして、これまで話してこられましたか。

イチローの活躍は、優れたバッティングセンスだけではなかったのです。
''EQ''が高いのです。
EQとは、“場の空気を読む力”を心理学の世界では
「ソーシャル・インテリジェンス(社会的知能)」と呼ぶのです。
スポーツの世界でも、仕事でも、「使ってもらってなんぼ」です。
イチローは孤高の人ではなかったのです。
その場に溶け込む力が優れていたから、チームプレーの野球の世界で
個人の成果を挙げられたのです。

本音が言えることは、なかなか出来ないのです。

人の地位が高くなっていくと、なかなか本音が言えないものらしい。
そうですか。
仮に見えた本音が、自分中心のものであったら、
傍のものは、がっかりします。エライ人であればあるほどそうです。

本音は言えなければならないのです。
家庭では、本音でものを言うほどこじれないように思います。
反面、墓場まで持って行く本音もあります。

本音とは、「真の音色とも建前を取り除いた本当の気持ち」と
広辞苑に出ていました。

お寺の鐘を撞く時、意外に大きな音がします。
少し気恥ずかしいですが、爽快感もあります。
撞いちゃった。

言っちゃった。
本音も同じような感覚で言いたいものです。
ぶっちゃけでも良いのです。
きっと摩擦が生じることでしょう。
場の空気を読めよということにもなるかもしれません。
それでも本音が良いのです。
私達は、「真の音色」を聞きたいのです。
多少ずれていても、大目に見ようではありませんか。
そこから解決策が出てくれば儲けものです。

私は、本音を言わなかったばかりに破局を迎えたことが何度かあります。
格好をつける必要はないのです。それが私なのですから。
次の本音は、人を唸らせることになるかもしれないからです。
本音で言わない限り、それはないのです。

本音は、多少本当の気持ちとはずれているものです。
どこかで良く思われたいと、知らずに脚色するのです。
それでも本音でものを言う努力をしなければなりません。
場は与えられるものではありません。
私達が、本音に耐えられる強い気持ちと温かい雰囲気を
持たなければならないのです。
だから本音が出てくるのです。
議事録が先にできるような根回しの会議とは対極の世界です。
何が飛び出しても慌てない会議です。

無邪気な子供の本音がどんなに可愛いことか、
万人が許せるのです。

本音で話ができる。
私が、新しい妻に選んだ一番の理由です。

古代杉 揺るがぬ岩の 上に建つ

2015年5月31日
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からだの張り

2015-05-30 04:52:15 | よもやま話
  良かったえがった
  
あちこち痛いのは、生きてる証拠。

と、あきらめています。

久しぶりに現場に一日中いました。
ふくらはぎは張るし、背中は筋肉痛です。

先輩は一日1万5千歩、せっせと貯金をするがごとく歩いています。
健康貯金です。友人は、4Kgの鉄板入りの三浦雄一郎バージョンの
靴で通勤してるし、前の会社の先輩達は、20数キロの山道を猿に
負けじと走るように踏破しています。

ちょっとやそっとでは、壊れぬ輩です。
書いて表現するだけでも疲れる超人たちです。

だから、ちょっとの疲れでは弱音を吐いていられないのです。
ちょくしょう。と呟いています。

朝日が、東の窓から上がりました。
南の窓から移動してしばらく経ちます。

ヨーロッパでは、これまた元気な人たちが、
白だ青が美味しいと騒ぐ季節です。
日本の竹の子、西洋のアスパラガスです。

油断大敵と、せっせと柔軟体操をし
少しずつ身体をいじめています。
腰を痛めて以来履き続けた運動靴の靴が、
片方だけえぐれるようにちびていました。
傾くわけです。
子供達に新しいナイキの運動靴を買ってもらいました。
平らな靴底のせいか、弱っていた右足が張るのです。
まっすぐ歩いている証拠です。

身体の張りを楽しみたいのです。
毎朝、ぐちゃぐちゃと考えます。
ネガティブな思考になりがちです。

健康年齢は、30年代後半と、先輩のにやにやする顔が浮かぶのです。
万歩計が発するメッセージです。くそう、負けてられないと思うのです。
そうして、毎日の書くことが始まります。

先輩の奥様が、癌のペット検査を受けられました。
何でもありませんでした。先輩から報告がありました。
よかった、良かった。

朝起きて 痛いとべんとは 自分持ち

2015年5月30日
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転職のすすめ

2015-05-29 02:30:34 | プロジェクトエンジニアー

豪い(えらい)夢をみました。
「先祖代々」という墓石をなんかの拍子で、手に入れたのです。
夢の中のその墓は、私の横浜の家に座っています。いいのでしょうか。

今日のテーマは、「転職のすすめ」です。

引っ越し貧乏と言う言葉があります。
引っ越しするたびに、新しいスペースに合わせるために、
多くの物品を捨てることになります。
また、引っ越しの費用も馬鹿になりません。
その度に、「礼金、敷金」を支払ったりしなければなりません。
梱包し運ぶ、そしてまた荷物を解くのです。

果たして貧乏でしょうか。
私は、得をしたと思っています。
社会人になる前に9回、社会人になってから9回引っ越しをしました。
学生の頃は、最初は電車で、次はリヤカーでしました。
環境が変わるとそれはいろいろ大変です。
その度に、多くの物を捨ててきました。
やっと知り合いになった近所の人とも別れてきました。
逆に言えば、都度新しい近所が出来たといっても良いのです。

転職を繰り返すこと5度。
でも、会社は4社目です。途中同じ会社が2度あります。
今の会社が2年で、あとの会社がそれぞれ10年以上です。
会社が変わる度に、3年はなじめませんでした。
同じ会社でも、働いている人が違うから同じです。
そういう履歴ですから、当然管理職はやっておりません。
生涯現役のプロジェクトエンジニアーです。
友人は、それぞれの会社にたくさんできました。
今でも付き合っています。しかし気の合う人だけです。
転職でも得をしたと思っています。

転職の理由は、生涯一つの会社では入社年度によって、
同年齢の先輩の給料を追い抜けないという不純な動機でした。
もう一つは、家族が増えていったために、お金が必要だったのです。
やれやれと思いながら、転職を繰り返しました。
同じ会社で、二度リストラされました。
しかもカッターは同一人物だったのです。

引っ越しを繰り返し、転職を繰り返し、悲哀をなめたはずなのに、
今さらなぜに、「転職のすすめ」などとほざくのか説明します。
キャリアーという言葉があります。
実践を繰り返すことで常に第一線で活躍する人のことを差したりします。

ネットでこんな記事をみました。
「氷河期世代はチャンス!?中年転職市場に変化あり」
著者の柴田励司氏は、転職者に求められているスキルは
次の4つと言われています。

(1)自分で考えそれを文字で書ける
(2)さまざまな情報を集め、端的にまとめられること
(3)コミュニケーション面では、相手の表情を読み、
  相手に伝わる形で自分の言いたいことを伝える力を持っていること
(4)人を巻き込む熱量があること

新しいプジェクトが、社内で立ち上がっても、
従来のスキルでは太刀打ちできない展開があるためとも言われています。
時代の変化に対応できる人材が求められているのです。
バブル後の人材氷河期世代こそチャンスと氏は言われています。

どれも、欠かせないスキルです。
特に新しいプロジェクトを始める時は大事なことです。
この力を持っている人は、稀有です。
特に4番目の「人を巻き込む熱量があること」は
すべてのスキルを凝縮しているとも言えます。

最近は、「熱」とは言わず、「熱量」というのですね。
プロジェクトに関わる人は、その熱にうなされて突き進むのです。
終わってみれば、くたくたです。
残るのは全速力で走った爽快感と、苦労を共に分かち合えた仲間です。
これが、社内・社外を通して一体となるのです。

歴史に残る先人達は、この4つのスキルの内、どれかに卓越しています。
いろんなジャンルの仕事においても、成功したプロジェクトによく見られます。

これからの人には、ぜひ転職を勧めたいのです。
会社は、独身寮をあつらえたり、社内教育などもうしてくれないのです。
社内転職でも良いのです。
技術から営業、営業から技術というのもありです。
自分がやりたいと思わなかった仕事ができてこそ一人前と、
内田詮三(美ら海水族館初代館長)氏も言われています。

一歩前に出るのが怖いですか。
いやいや、誰かが知らぬうちに前に押し出しているから一緒です。
ダチョウ倶楽部の上島竜平さんが、いつしか熱湯に入るように。

迷い水 飲んでみなはれ 渇くまま

2015年5月29日



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手が届く幸せ

2015-05-28 04:08:58 | よもやま話
  
私達は、見す見す見逃しているのです。
小さな幸せのことです。

あとから、あれが幸せなことだった。と気づくのです。
つかめば届く幸せをどうして見逃すのでしょう。

これは、大して幸せなことではないと高を括るからです。
決めてかかる、見くびるのです。
きっと謙虚さに欠けているのでしょう。
今だったら見逃さないだろうと思います。
幸せは、ざるの水のごとくこぼれていきます。

「手に届く幸せ」と「手が届く幸せ」の
「に」と「が」の違いです。
「に」は与えてもらうのです。
「が」は能動的に取りに行くのです。

私達の身の周りには、幸せが溢れています。
でも、幸せではないと感じている。
欲張りなのかもしれません。
あるいは、怠惰なのかもしれません。

毎日、ものを書いていると
いわゆる「ネタ」に困ります。
からからの雑巾をもう一度絞り上げるのです。
やっと出て来た一滴のネタを毎日綴っています。

まれに、これが幸せなことなんだと気づきます。
すかさず書きとめるのです。千載一遇のチャンスです。

私は、頭で考えないようにしています。
身体を動かします。
暑いけど、さわやかな風が吹いているな。
眼に優しい風景だな。息遣いが感じられるようになります。
そうすると、脳に刺激が加わるのか気持ちが前向きになり
書くことができるようになります。

手が届く幸せ。

元気に目覚める。これだけで充分です。
愛する家族がいる。そして何かしている。
他には必要ないのです。それが、なかなか分からないのです。

見過ごして 小さき幸せ 風になる

2015年5月28日
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上手になったね

2015-05-27 04:34:10 | よもやま話
  素直に感動を広げました
  
ある女性から上手になったね。
と言われました。

絵手紙のことです。
夜のテクニックのことではありません。

心に引っかかることを書き続けています。
良いことか、無駄なことかよくわかりません。

絵手紙の手ほどきを妻から受けて描き始めました。
最初の絵が冒頭の絵です。

私は、人物画も好きです。

  穏やかな人生が表情ににじみ出ています


   はちきれんばかりの笑顔です

  表情に現れる無言を書き写したいのです 

 
自然の中に学ぶことも多く、絵にします。そして想いを重ねます。

 
冬の苺です。懸命に春を待っているのです


 ユーモアも発見したいのです

 本当に描きたいものは、心象風景です。
なかなか描けないのです。邪心をいつか表現できたらよいのですが。



酔っぱらいは題材としても最高です


 
こうしてみると、けっして上手ではありません。
まだまだです。

褒めてくれたあなたに感謝します。
私は、また書き続けられそうです。


さえずりと かみさんいびき 朝焼ける

2015年5月27日




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