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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

凄まじい閉店セール

2021-06-29 07:47:48 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「前途洋々」です。
昨日、友人たちが閉店と聞いて訪ねてくださいました。
ありがとうございました。


いずこでも 華を咲かそう じじいこそ

夜中に足がつった。
今日のタイトル「凄まじい閉店セール」のお陰です。
来る人すべてが、「話が違う、7月末までやると言ったじゃないか」と半ば怒っている。
すみません。一身上の都合で、一昨日急遽閉店すると決めました。と答える。

妻も私も疲れ切っていたはずである。
ブログを書き始めた私に、「今日は、梅をもぐぞ」と妻が声をかける。
私は、網を持って待っている。と妻。勝手に作業手順も決められてしまった。

多忙を極めても、サービス(一人の顧客の満足)だけは維持したい。
パンづくりに来た子供たちに、用意していた杉板を渡した。
さあ、好きな絵を描いてと勧める。
実に素晴らしい絵ができた。
不登校が時々ある子も挑戦できた。
腐敗防止剤を塗って乾いたら、ウッドデッキに打ち付ける。
どうだい。次のオーナーが外すまで、絵は生きる。
つまり、朽ちる迄絵は残るはずである。

足がつったって生きている。
妻が痛い箇所を押す。
私は、がまんをする。

私は嬉しかった。
素敵な友人たちと、閉店セールを楽しめた。
この経験が、次の土地でも必ず生きる。
地域の皆さん、市役所の友人たち、ありがとうございました。

2021年6月29日
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本日閉店

2021-06-28 04:23:17 | よもやま話

地域の方のリクエストに応えて、この絵「じゃがいも行進」を、この稿の挿絵とする。
妻の作品です。
皆さま、長い間お世話になりました。


村はずれ 出会いと別れ 一本杉

今日のタイトルは、「本日閉店」です。
開店し、4年半続けたカフェ「さんぽみち」を本日閉店します。

この地域の住民のうち、地域活性に熱心な活動をしているのは、家族も含め約1000人である。
あとの大多数(5000人)の意識や想いを知りたくて、カフェを開店した。
毎年、約2000人の顧客を迎えることができた。3000人を目指したが、道半ばに終わった。

開店したからには、続けたい。続けるには、利益を出さなければならない。
利用者に受け入れられるメニューでなければならない。
注文生産にこだわり、メニューは最小にした。
コーヒーと紅茶にパンかケーキ(地元で採れた野菜や果物の自家製造)をつけて、セット(500円)にした。
食べ物は、お好み焼き(750円)、ピザ(850円)とチヂミ(600円:2人前)の3品である。
夜の予約客は、一組限定でおまかせ料理(自家製野菜を中心にした手作り料理:2500円/人)を提供した。
東京のサラリーマンが、新橋や中野で飲食をして、3500円/人を目指した。
よって、飲み物、食べ物は持ち込み可とした。

「一人の満足」を最優先し、自分たちが美味しいと思う味にこだわった。
地元で採れる野菜や果物をメニューに取り入れるため、時には教えていただき、
時には和洋中の新しい味として、「おまかせ料理」に挑戦した。
年間挑戦したメニューは、100を優に超えた。

根強いリピーターを得て、地元の支持をいただけることになった。
特に、市役所との応援(いろんな組織の打ち上げなど)で2/3の顧客数となった。
私達と会話をしたいお客さんも増えていった。
上から目線で仕事をしてきた私が、頭を下げることを学んだ。

「おらが村」を盛り上げたいという地元の方々の想いを汲んだ。
隠れ家のようなカフェに、昼も夜も一人平均3時間を過ごされた。
「さんぽみち」という看板に恥じぬよう、向こう三軒両隣の空き家と耕作放棄地の草刈と剪定をした。
地産地消(6次化農業:生産、加工と販売)にとことんこだわった方針は、地元に受け入れられた。
この野菜もこうすることで美味しくいただけると、レシピーを惜しみなく伝えてきた。

私は学んだ。
人々は、「おらが村」が好きなのである。自然も人も自慢である。
出来ない理由(時間、体力、根気)があり、滞ってしまう。
その閉塞感を開くことが、私達の役目だと気づいた。
私は、高齢者の畑を鋤いたり、草刈をした。
ほんの、数時間の応援である。
淀む閉塞感を解消した。あとは、高齢者や会社員が生き生きと活動できた。
妻は、パン教室や編み物教室をした。
子供たちには、絵を描く時間と場所を作った。
イベントがあれば出かけた。
皆さんの素敵な笑顔を切り取り、反省会(直会)の席に写真として届けた。
または、似顔絵にした。

続けることが命題である。
どうして過疎になるのか、地域活性の方法を自ら汗をかくことで学んだ。
空き家を住める家に変え、草刈も剪定も、伐採も開墾もちっとも苦にならなかった。
自分の眼で問題を見つけ、自らの体力と知力で解決するために、私はここに来た。

今回、自分の都合で閉店し、故郷に帰ることになった。
遅かれ早かれ、計画(本年中に閉店)していたことなのである。
少し早くなっただけである。
学んだことを他の地域で、出来る方法でやるだけである。
私のプロジェクトは、スタートでき走り出すことができた。
懐の深い地域の皆様に感謝する。
移住の不自由と、なにをしてもよいという自由を感じることができた。
残された人生は短い。
そして、道は長い。
人生に楽園などない。

2021年6月28日
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スケジュール

2021-06-24 13:02:12 | よもやま話

絵のタイトルは、「ありがとう」です。
あんたとは、もう少し一緒に話し仕事がしたかった。
そういわれるうちが華ですね。


忙しい 華と言われて 生き急ぐ

死に急ぐかのように、「スケジュール」(今日のタイトル)を追っている。
あれとこれとしなければならない。
朝起きて、庭と山を見て、草や下草が伸びているのに気づき、さらに気が滅入ってしまう。

忙しいやつに仕事を頼めと言われてきた。
忙しい人ほどスケジュール管理に優れており、やりくりが上手い。
しかし、丸投げはしなかった。
調べ尽くして、判断を仰ぐ程度にした。
その人は私の顔を見て、いつも「どうしました」と笑顔で、自分の仕事を脇に置いてくれました。

一つの家を滅失登記まで持って行った。
自分の持ち家は、息子に譲った。
終の棲家を見つけ、準備に忙しい。
実家の相続は、暗礁に乗り上げたままである。

梅雨の合間の晴れの日は限られている。
早く、鋤きたい。草も刈りたい。
明日まで、似顔絵を一つ仕上げたい。

いつどこでやるか、スケジュールとにらめっこである。
新たな仕事を言いつけられないだけ、会社時代とは違う。
カフェの閉店もあと一カ月となった。
今頃になって、カフェが忙しくなった。
人情とは、こういうものなのか。
利用したいだけ、使っておこうと言う人もいる。
名残惜しいから、使いたいと言う人もいる。

なにしろあと一カ月である。
そのあとも多忙を極めることだろう。

2021年6月24日
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絵手紙三昧

2021-06-23 00:34:59 | よもやま話

絵のタイトルは、「そばを作る人」です。
私は、この方が作られるそばを買って食べるでしょう。
近くの酒蔵で、二人の若者が働きながら、ラインを借りて自前の酒を造っています。
将来は、自分たちの醸造所を持つのが夢です。
コロナで酒の消費が進みません。10升買いました。
酒好きの友人に送ります。


耕して わが子のように 土作る

今日のタイトルは、「絵手紙三昧」です。
遅かれ早かれこうなります。
7月20日締め切りの小学生の似顔絵づくりが迫っています。
中学生70人の時は、12月20日締め切りだったので、また火鉢で頑張りました。

梅雨の晴れ間が続きました。
まだ早かろうと、草刈り機の交換部品を入れ替えました。
やはり、キャブレーターでした、燃料フィルターも替えました。
一発でかかりました。
やっと6時になり、カンリキ(耕運機)で草ごと引き抜き耕しました。

今日は、はやと瓜を植え、かぼちゃとへちまの棚を作りました。
孟宗竹で柱と桟を作り、100円ショップで買ったネット(5枚)を張りました。
かぼちゃがこのネットの上を伸びてくれるのか心配になり、ネットまでの助走路も足してやりました。

そーら急げと、汗を流し、今度はカフェの買い物です。
途中で、宅急便(孫へパンとケーキ:手作り)を出しました。
もう夕方の6時です。
妻は、夕飯を作る元気もなく、総菜を買って間に合わせた。

これからひと眠りしてゴルフに出かけます。
採れたてのジャガイモと玉ねぎが土産です。

2021年6月23日
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ああ、草が

2021-06-21 03:24:59 | よもやま話

絵のタイトルは、「喜びも悲しみも幾年月」です。
この橋を渡って、産みの母に会いに行く。
晩御飯をいただいてまた橋を帰る。
どうしてかなんて考えない。

草を刈りたいから、刈っている。


今日のタイトルは、「ああ、草が」です。

草刈が 日課となって 本物だ

あなたは、畑に行かないから知らないでしょう。
妻が言う。
作物は慈雨とばかり、育っている。
負けじと草も伸びている。
草刈り機の調子が悪く、交換部品を取り寄せた。
落ち着いて修理できない事情があった。

ままよと、カンリキ(耕運機)を走らせる。
草ごと引き抜き耕す。
ロータリーに絡まる草の茎と根を鎌で外す。
ここでも梅雨に入った。
梅雨の晴れ間に急いで耕す。

ブログを書いて、朝餉を作り、夜が明けるのを待っている。
30cmを越えた草は、草刈り機に絡まり都合が悪い。
2週間に一回の草刈ローテーションが続く所以です。
梅の実も採りたい。その後、散髪するように、ぼさぼさ枝の剪定です。
一昨年丸坊主に剪定した夏椿もやまぼうしも、今や伸び放題です。
剪定しなければ、カフェの窓を隠し、物置小屋の屋根を覆う。
上水道の量水器にかぶさるように崩れた小屋の撤去もしよう。

約束した小学生の似顔絵も一日ごと、プレッシャーになっていく。
嬉しい悲鳴にあえいでいます。

2021年6月21日
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