故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

雪かき

2018-01-31 07:46:15 | よもやま話

今日のタイトルにぴったりの女の子です。
元気印そのものです。


今日のタイトルは、「雪かき」です。
今年は、昨年より厳しい寒さです。
予約したゴルフ場から、これで今年2度目のキャンセルの通知がきました。
出かける用意をしていたこともあり、会津に行くことにしました。
お好み焼きの師匠の店に、牛すじと家で採れた白菜とねぎを届けることにしました。

山越えの道は、一山越すごとに雪が深くなりました。
国道と言えど、通る車は少ないようでした。
後続の車に道を譲りながらのゆっくり走行になりました。

途中の集落では、人が出てまた重機で雪かきをしていました。
雪かきをしている人は、ほとんどが女性で高齢者も多いようでした。
この辺りでは、自分の家の前だけは最低のノルマとして雪かきをされます。
トイレを借りようと郵便局に寄りました。
男の職員が総出で、人力で駐車場の雪かきをしていました。
たぶん午前中いっぱいはかかると思われる雪の量でした。
きっと毎日のことなんでしょう。

国道や県道から生活道路への入り口には、赤いリボンが付いた棒きれが立てられていました。
峠道も辻道も、すべて雪かきがしてありました。
峠道のアスファルト面は雪で覆いつくされ、雪の上を走ります。

師匠の店でも、今年から駐車場の雪かきを業者に依頼(有料)したそうです。
駐車場の1/3は、雪山となっていました。
一日かけて自分たちがするか、業者にお金を払ってお願いするかの選択です。
雪を別の場所へ捨てるとなると、さらにお金(高い)がかかるそうです。
高校生が自転車で走っていました。歩道の雪かきもされていることになります。

この地域でも、地域のボランティアが一列に歩く小学生の最後尾で見守ります。
辻道では車を停めて、雪で狭くなった道を譲る光景を見ます。

西で育って、都会で暮らした私には驚くような光景です。
今朝もすべての水道管が凍り水が出ませんでした。
唯一助かった風呂の水道管から水を汲み沸かしました。
凍った鉄管にタオルを巻き湯をかけます。
トイレには、ファンヒーターを持ち込み温めます。

30分後に、すべての水道管が開通しました。
今晩からは、寝る前に水道管の水を落とさなければならないでしょう。

皆さん雪が降ったからといっても、坦々とされています。
私達もやっと二年目の冬を迎えました。
手を温めながら、作業をするのにも慣れました。
最初の年は、やる気をなくす寒さに困りました。
今は、対策不足だったと自分に腹が立ちます。
これだけを知っただけでも良かったと思います。

郷に入り 花さかすまで しゃないで 

2018年1月31日
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応援

2018-01-30 06:12:21 | よもやま話

しっかりした顔立ちの若者です。
何があっても、頑張れ。


今日のタイトルは、「応援」です。
自分を応援してくれる人が、どれだけいるのか気にかかります。
今日は、応援したい人がどれだけいるかについて考察します。
応援したからと言って、見返りはありません。
そんな応援のことです。

応援とは、
助け救うこと。加勢。
(競技などで)声援を送って、味方を元気づけること。
(広辞苑より)

止まり木に座って、おかみさんの酌でいっぱいやる。
居心地が良いから、飲みに来ています。
混みあってきたので、帰ります。
しばらく来ないと、どうしているかと気にかかります。
共に、静かな応援者です。

音信不通です。
長いこと、会ってもいないし手紙のやり取りもない。
難しい仕事だった。
自分の本分だけはやり切った。あいつもそうだった。
互いにその実力を認める間柄です。
困った時には、相談してみようかと思わせる存在です。
あいつから相談を受けたら、何はさておいてもかかるだろう。
応援というより、同志です。

気にかかる女性がいる。
健気に生きている。
いつも一生懸命で、周りを明るくする人です。
声をかけることもなく数十年が経ちました。
久し振りにあった。少し疲れて見えました。
よせばよいのに声をかけました。
後に引き返せないことになりました。
懐の深さと思うことにしましょう。

無償の応援の一番は、子を想う親のこころです。
独りで大きくなったような口をきく子供のことです。
頑張れと、どこまでも応援します。
そして、花が咲くのを楽しみにしています。

応援は見えるものです。
温かいまなざしが、涙を誘います。
ありがとう。
きっと言える日がくることでしょう。

言わないといけない人が、何人いますか。
たくさんいるとよいですね。

酔っぱらい 電柱そっと 頭下げ

2018年1月30日
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一夜明けて

2018-01-29 14:16:31 | プロジェクトエンジニアー

少し不満顔のようにも見えます。
見る側の気分によって、人の表情はいろいろです。


今日のタイトルは、「一夜明けて」です。
絶望的な夜を過ごす。
考えられることは、ネガティブなことしか思いつかない。
そんな夜があります。

できるかと、夜も追い込み明け方にやっと完成した、
こんなことをした経験は誰にもあります。

今晩が峠と医師から告げられました。
越せなかった。
運よく越せた。
さまざまです。

一夜明けて、眠りから覚めて四肢を伸ばす。
力がみなぎって来る。
これこそ生命力です。
腹が空いている。

嫌なことは忘れることはありません。
悩みは解消されていませんが、また勇気が出てきます。
寒い寒い朝でしたが、そんな気持ちになりました。

頑張るしかないでしょう。

夜が明けて こずえの鳥に 励まされ 

2018年1月29日
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平凡ではない日常

2018-01-28 08:30:16 | よもやま話

この方も美形になるだろうと予想されます。
幸多かれと願うばかりです。


今日のタイトルは、「平凡ではない日常」です。
3日前の夕方、救急隊から連絡をもらった。
身内が、意識障害になり緊急入院した。脳内出血であった。
それからの数日、自分ができることをした。
命は助かったが、普通の暮らしはできなくなった。

突然起こることへの備えが、足りることはない。
不測の事態が起こるかもしれないと、思いつくことを準備しておいた。
準備を足掛かりに、十分ではないが対処はできるものである。

長年音信不通の家族に連絡を取った。
どうしてこれまでしてくれなかったのと思うほど、素早い反応があった。
これは、予測していなかった。
誰もが、冷静さを取り戻すのには時間がかかる。
人それぞれ事情があって、自分のことで無我夢中である。
気にはかけているが、出来ないことなのである。

私は、起きたことを冷静に受け止めたい。
起きたことは仕方がないと、これからも自分ができることをやるだけである。

私よと 肩をたたかれ 走馬燈

2018年1月27日
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独り(Part4)

2018-01-25 02:53:49 | プロジェクトエンジニアー

ちょっとぎごちないが、笑顔が素敵です。
私も日々笑顔を練習しています。


今日のタイトルは、「独り(Part4)」です。

カフェに来られる奥様で、
江戸前の魚のようにぴちぴちの奥様がおられます。
旦那よ黙れ、煩いと人前でも言われます。
宇宙人のような旦那は旦那で、
この人の行動・言動を修正してあげているんだと言われます。
意見は分かれており、水と油です。どちらも正しい。
ただ、独りになりたい時があると、どちらも思われているのです。

この半年の間に、孤独について4回も書いています。
これまで書いてないのが不思議なくらい、大事なテーマです。
人は、独りでは生活できないから、群れをつくります。
しかし群れでありながら、孤独を感じることがあります。
独りでは解決できない困ったことが起きる。
意を決して、人に相談します。
助けてくれました。心配無用でした。
遠くの親戚より、近くの他人という具合でしょうか。

独りになりたいと思う。
これは、誰もが毎日思うことです。
私と妻は、24時間同じ空間で生きています。
お互いの「独り」を大切にしています。
そうしないと、息が詰まってしまう。

パワハラ、セクハラ、モラハラと人の自由を奪う所業です。
自分勝手な考え方であり、やり方です。
当然、許されることではありません。
個人は、自由であり尊重されなければなりません。

孤独であるが、孤独を感じない生き方がないものか。

独りで生きる力をつけてから、結婚をする。
結婚をすれば、家族が増えていきます。
若い時のことです。
家族を食わせるだけの力がなければならない。
私は、たくさんの恋愛をしました。
独りで生きる力を感じられなくて、多くを断念しました。

子供が独立し、夫婦二人で生きることになった。
役割分担から、共に助け合うに変わってきました。
早く連れ合いを失くすことがあります。
どの夫婦にもある、別離(死別、生別)です。
子供がいれば、母は父親役もしなければならない。
父は、母親役をしなければならない。
歳をとれば、いずれは連れ合いを失くし、
何でもしなければならなくなります。
今は、そんなことの準備期間です。

家事一般、世間との交わりのすべてをやっています。
いや、やろうとしています。
子供と話すのに、かみさんを通じて話していました。
こんなことをやらかしていました。

歳をとったら、主な付き合いとして、
最低3つのグループと付き合った方がよいと教えていただきました。
どこかのグループには、必ずそりが合わない人がいるからとも。
長い間、会社に勤めていましたからよく解ります。
逃げられない孤独を感じたことがありました。

長々と書いてきました。
要は、独りで生きる力をさらにつけなければならない。
筋肉は、歳をとってからでもつきました。
だから、きっとできるでしょう。

群れは、いろんな能力を持った人の集まりです。
単一能力ばかりじゃ群れは成立しませんし、長続きしません
群れの中で、役に立てるとよいですね。

努力をしても、すべての能力をつけるわけにはいかない。
そんな時は、友人、近所や社会を信じることです。
葬式で初めて、その人の付き合いの広さと深さが判ると聞いています。
それは、見なくてもよいでしょう。

歩くのは 我が足だけと 知恵伝い

2018年1月25日

(過去の孤独に関する記事)
時間のある方は、お読みください。
自分の考え方の変遷をメモにしました。

2017年7月29日投稿記事「独り」では、
俺達の番だと、地域の祭りを引き継いでいます。
私は、出来る限りその一員でいたい。(抜粋)

2017年7月31日投稿記事「独り(Part2)」では、
透明人間のような自分を感じる時が、孤独です。
他人には、自分が見えていない。(抜粋)

2017年12月6日投稿記事「独り(Part3)」では、
妻がいないことで、出来ることはいっぱいあります。
妻がいないことで、生活に困るようになると、きっと孤独でしょう。(抜粋)
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