故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

お世話になった人

2015-01-31 07:17:09 | よもやま話

いくぶん、ましになってきました。

今日が休みの人と飲んではいけない。
なんて、自分が勝手に飲み過ぎたのも忘れる始末です。

残ったカレーを食べながら
このじゃがいもは崩れないと考えています。
アンデスかな。
アンです、そう「花子とアン」のそれ。

まだまだです。
起きて一時間になります。
風呂にも入り、コーヒーも飲みました。

そうだ。
今日のタイトルは「お世話になった人」でした。
プレイボーイの綴じ込みグラビアの女性のことではありません。
今はおばあちゃん役が多い、あの藤田弓子さん。なかなかでした。
こちらは、後輩がお世話になりました。

「おーい、まだかあ。」
「もう、ちょっとじゃあ。」

会社の同期会のあと、
上野からタクシーを飛ばして10人で乗り込んだ吉原でのこと。
お世話になりました。

愛犬ジンはたくさんの電柱にお世話になりました。

こんな状態では、真におせわになった方のことは書けません。
またの日にします。

2015年1月31日
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必然性とユーモア

2015-01-30 06:40:15 | よもやま話

夜中に雪が降ったようです。

うっすらと雪化粧です。
寝る前に、女性が化粧水をつけてきれいになれと念じる姿は美しい。
男は、静かに待つのです。
女は期待を込め乍らつい念入りにしてしまう。
男は念入りの間に、昼間の疲れが出てつい寝てしまう。
女はあわてて横に滑り込みしがみつくも反応がない。
そして、同じように疲れが出て寝てしまうのです。

どちらも必然性とは言えないまでも求めているのです。
そこに、それぞれの思いが交錯し、ドラマが生まれます。

動くはずのない写真立てが不自然でないほど少しだけ動いている。
妻が動かしたのである。それを見た夫は元の位置に戻すのである。
どちらも了解の合図である。
子供がよろけて写真立てに触って少しだけ動いたときに
ドラマが生まれるのである。

ねばねばの料理が出た時は、妻側からのサイン。
今日もかと、少し気持ちが塞ぐ夫。
頑張った朝には、ご褒美の一品がつく。
これを、はたから見ていると面白い。

イランにある油田が産む利益の95%を英国人が取る。
残りの5%が、首長に入る。
首長一人にとっては、5%のお金は使えきれないほどである。

鉄を輸出し、車を買う。
鉄産出国はいつまでも貧しく、鉄を加工する国は富んでいる。
鉄輸入国は、その構図を変えようとは決してしない。

どこか変なのである。

ドラマが生まれる。革命が起こる。
英国人は、解ったと折衷案を出す。50%ずつでどうだと。
だけど、そうはいかないのである。冗談じゃないと。

幼稚園の運動会に出かけたお父さんは、もつれる足で転んでしまう。
不幸な時は、骨を折ってしまう。
お父さん頑張れの大合唱の中で、我が子の前で張り切らぬ父はいない。

酔っぱらった帰り道、電信柱に頭を下げているお父さんを見ます。

一所懸命の中から、ドラマは生まれユーモアが育つのです。
そんなことが発見でき、表現できればと願っています。

2015年1月30日
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ミュンヘン

2015-01-29 06:25:55 | 思い出話
  
オーストリア、ザルツブルグの教会地下の魑魅魍魎


成田まで行ったら、パスポートがないのに気づきました。

やれやれです。
秘書に電話して翌日の飛行機の予約をしてもらいました。
パスポートを忘れるなんて、思いっきり秘書に笑われました。

一方、ミュンヘンでは一向に到着しない私を待ちかねて
会社の友人たちは、ホテルや自宅へ引き上げてしまいました。

飲料関連の国際見本市に出展している会社のブースには、
毎年、50人ばかりの日本人顧客が訪ねてくれました。
その対応のための出張でした。

ドイツはビールでも有名です。
世界におけるビール消費量は、一番がチェコで158リットル/人・年
次がアイルランド、三番目がドイツで121リットル/人・年です。
日本は、54リットル/人・年です。
(分母は全人口です。赤んぼも含まれます)
ドイツでは、16歳でビールOK、
18歳でウイスキー飲酒可能でした。

見本市の最後の日に、
ビール祭り(オクトーバーフェスタ)に出かけました。
7,000人収容できるテントが17ありました。
(今年は14)
会場に入る前、若者が鼻から血を流していました。
入り口からすでに入ることが困難なテントでした。
ここは顧客でもあるオーガスチナ(Augustiner)のテントでした。
私達10人は、手をつないではぐれないように数珠つなぎに
奥へと入って行きました。
ドイツ人の秘書が、Mr.しっかり手を持ってるのよ。
私は、ちょっと嬉しい。
席に到着するや、占拠していた若者達が追い払われました。
あの人が、朝の8時から予約して、この席にずっといてくれたんだよ。
と友人が説明してくれました。長机に、向かい合いの長椅子でした。

さっそく注文です。ビールの銘柄は1種類のみ(当然Augustiner)、
1リットルか3リットルのジョッキでした。特別に可愛い0.5リットルもありました。
1リットルを注文しました。つまみは、2種類でした。
塩パンとハーフチキン。
バーバリアンスタイル(胸元が大きく空いたコスチューム)で
なんと、一度に10ジョッキ運んで来ました。
腕と胸で支えるものですから、もう胸はせりあがって見事の一言。
飲む前からメーターが上がりました。

ビールを飲もうの歌が、5分ごとに合唱されました。
一杯目を飲み干すと、椅子の上に上がっていました。
みんな手をつないで踊っていました。私も仲間に入っていました。
二杯目で、テーブルの上でした。
三杯目を飲み干した頃、懐かしいドイツ人の顔が現れました。
日本の精米工場で、顧客と引き渡し条件をめぐり、
16時間もロングネゴシエーションを一緒にした方でした。
大いに盛り上がり、4杯目を飲み干しました。
用をたしに、立ち上がりました。
わかるかという友人に手を振り、トイレに行きました。
便器は樋のような流しでした。背の低い私は末端に位置取りました。
私の前はゴーゴ-と流れる滝でした。負けじと放尿しました。

席への帰り道が分からなくなり、
いつしか知らない人の席で大いに盛り上がっていたところへ
友人が探しに来ました。トイレに立って40分後でした。
後は、記憶にありませんでした。
朝、いや昼に起きたらベッドの中。
頭には三角帽子、胸にはチョコレートの首飾りが巻かれていました。

ドイツのビールは、麦芽、ホップと水以外は入っていません。
実にシンプルです。
Augustiner自慢の最高級のビールは、奥深い味でした。
ただ、飲むそして歌い踊る。
話すのは後回しの実にシンプルな宴でした。
翌日もミュンヘン市内のAugustinerのレストランで向かい酒でした。

友人が、また来いと言ってくれて4回も行きました。
そしていつ来るんだと言われて、まだ行っておりません。

2015年1月29日
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ちゃっちゃとやらんかい

2015-01-28 05:26:41 | よもやま話

いつものように、若い人に発破をかけていました。

なぜ、そうネガティブなんだ。
出来ない理由ばかり並べてないで、とにかくやってみろ。
ディフィカルトと言うんじゃない。せめて、ノットソイージーと言え。
あおっても、励ましても動かない後輩にこうして、ああしてと
ていねいに説明しておりました。

経理の女性が、私の熱弁を聞いていました。
若い人は、誰だったか忘れてしまいました。
私の声は、いつもフロアー上に聞こえるほど大きかったのです。

経理の人は、一人で昼食をとりその後英語の原書の小説を熱心に読んでいました。
細身で、雰囲気のある方でした。
私の顔を見て、にっこりと笑い。

「ちゃっちゃとやれ。」と私に聞こえる程度の独り言を言いました。
私は、おおっと思い振り返ったのを覚えています。
ただ、それだけのことです。

その経理の方と広報の方が、どうやら悪がき外人と付き合ったようでした。
純情な若い人は、恋に破れて会社を辞めていかれました。
私に、1枚のCDをプレゼントしてくれました。暗い曲想でした。
もう、一人の経理の人は、私と話していた悪ガキ外人の一人と顔を合わせるなり
熱い抱擁を求めました。そしてキスをしました。大胆でした。
周りには私達三人だけでした。こちらはどうやらうまくいったようでした。
悪ガキの方が、赤くほほを染めていたりして、私には可愛く見えたものでした。
悪ガキには、本国に奥さんがいました。

ちゃっちゃとやってくれました。

2015年1月28日
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心の巻き返し

2015-01-28 05:22:53 | プロジェクトエンジニアー

またまた、フーッです。

どうして、こうなんでしょう。
やっと出来たと思った下書きがまたまた元に戻りました。
プロジェクトのことです。

仕事を進めるうえで後出しはいけません。

プロジェクトを進める限り覚悟がなければなりません。
その前に、プロジェクトを決める前の決断がなければなりません。
奥歯に物が挟まったような言い方で申し訳ありません。
絵を描いて見たけど、思いの他経費が掛かり、先の見通しも十分でないから
見直しをしようが出てきました。当然のことです。
また追加で案の練り直しです。
いよいよ儲かるのかそうでないのか判断を迫られるときが来ました。
つまり何をやって立て直しを図るのかと言うことです。
一つの山場を終えたばかりのため、気持ちの整理がつきにくいタイミングなのです。

会社でのプロジェクトは、エンジニアリング会社でのプロジェクトとは大きく違うのです。
エンジニアリング会社でのプロジェクトは、見積仕様書に対する応札から始まります。
会社でのプロジェクトは、何をしたら良いのだろうから始まります。
こうしたらいかがでしょうというような草案作りと実践のプロジェクトです。

直江兼続は、武将でありながら農業振興に手腕をふるいました。
家臣をリストラすることなく、米沢藩の財政を潤わせたと伝えられています。
そんなことは、なかなか出来ないのです。
懐刀になれるよう、心の巻き返しをしなければなりません。
何をしなければならないか案をねることが、今の私のプロジェクトです。

製造経費から、働く人の生きがいまですべて眼中にいれて仕事ができるのです。
一休みなどありえませんでした。

2015年1月28日
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