故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

問題

2019-03-31 11:05:44 | プロジェクトエンジニアー

タイトルは、昭和記念公園。
今日、元号が変わりますね。
昭和から平成、次は何だろう。
それぞれ好きになるから不思議です。
タッチだけの落ち葉です。
だけど、描いていて楽しかった。


今日のテーマは、「問題」です。
次から次に起こる問題。
自らの眼に入ってくる。
人から伝えられる。
発見でき、教えてもらえることを喜ぶ。
問題に気づくだけ幸せなのである。
いつかは降りかかる問題だから、早めにわかってよかったと思う。

問題は、顕在化しようが潜在していようがあるのである。
何かを解決するから、次の問題に気づく。
解決してくれそうだから相談される。

見ても知らぬふり、伝えても言い訳の人に問題は起こらない。
それこそ問題なのに、気づこうとしないし解決しようともしない。
忘れられていく。
聞いた人も話した人も忘れていく。
問題だけが残る。
いつしか、問題の山に埋もれて身動きができなくなる。

問題は、解決するものである。
目の前のゴミを拾う。
すると、気づかなかった植え込みのなかのゴミが見えてくる。
拾いきれないと断念する。
少なくとも、捨てないでおこうとする。

2軒の空き家を何とか使えるようにした。
もうすぐ、3軒めの空き家に着手する。
義兄が亡くなったあとの都会の空き家もそのまま、
実兄がICUに入った故郷の空き家も新たに増えてきそうである。
自分の身の周りだけでも空き家の問題がこんなにもある。
一軒ずつ片づけるしかない。

ここで、末娘に電話した。
ちゃらんぽらんに生きなさい。
自分を殺す(追いつめる)ことだけはやめてね。
私、みずからに言った言葉であったような気がする。

問題を楽しめそうな気がしていた。

枯葉にも 役目があると 眠るだけ

2019年3月31日
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文章を書く(Part3)

2019-03-30 07:17:20 | プロジェクトエンジニアー

タイトルは、のほほんと。
喜んでくれました。
描いてよかった。


やっと、お題が決まりました。
「文章を書く(Part3)」です。
なぜ、このタイトルを選んだか。
文章を書きたいが、書けない。
毎日、葛藤するお決まりの題目選びです。
できれば書きたくない。書くと決めたから書いているようなものです。
始まりはそれでよい。
ブログは、日記や日誌とは違う。
いわゆる公共性がある。
自分が書いたものでも、読まれることが前提となっている文章書きです。
自分を試すようなタイトル選びを続けています。
挑戦できるようなタイトル選びです。
できれば楽をしたい。辛いことから逃げ出したい。
そんな自分の首根っこを押さえつけ、机の前に毎朝座らせています。

孤独から抜け出す手法かもしれない。
自らをブラッシュアップする心がけかもしれない。
誰かに生きるためのキーワードを見つけて欲しいのかもしれない。

なにしろ書く。
マスターベーションであろうがなんだろうが書く。
書くと決めたからには書く。
幼子の描く絵より下手だろうが書く。
精一杯、書く。

とにかく抉(えぐ)る。
深層心理を表に出す行為です。
砂金を集めるような行為です。
しかし、数打たちゃ当たるではない。
今考えられる最高の結論を導こうとしています。
恥であろうが、金言であろうが、思いつく必然性に期待している。
必然性のボトムアップを計る行為かもしれない。

あるものを磨く仕草とは違う。
混沌のなかにある塵のようなものを取り入れ融合させる。
塵(想いのるつぼと浮遊)だってあるんだから仕方がない。
毎日、塵は消えては顕れる。
逃さぬぞと網を使う。網の目からこぼれる。
おおよそで良いではないか。

書いているうちに、自ら気づく。
こうなりたいと。
指が勝手に動いている。演奏家がピアノの鍵盤に触れるがごとく。
頭の体操であることに間違いない。そして、ルーチンワークのような練習です。
思いつくものを、書きとめる。今じゃないと思いつかないと、慌ててピン止めする。
そんな行為です。

書くことは、話すことと少し違う。
話すは、相手があってのこと。
双方向のキャッチボールです。会話には、ハーモニーがある。
書くことは、一方的であり滝のように落ちてしまえと投げやりな部分もある。
会話のように気にしない分だけ、ほとばしりを止める必要がない。
自由と言えるかもしれない。

珍しい昆虫をホルマリン漬けしてピン止めするのとは違う。
捕らえた昆虫は、またの機会になんぼでも動き出し飛んで逃げる。
あーあと眺めるばかり。
書くことは、水の流れに似ている。
岩にあたり流れを変え、落差によってほとばしる。
飛沫となって、誰かの栄養になる。
そんなことだったら良いのにな。

美味しいね 五感で感じ 笑顔ほら

過去に書いた「文章を書く」です。
ハイライトを押すと文章が現れます。便利ですね。

2018年7月4日投稿記事「文章を書く」では、

私にとって、「文章を書く」ことは、転ばぬ先の杖だったのです。
今は少し違ってきました。
私は、ブログを読んでくださいと、会う人ごとに勧めます。
自分を開けかすのではないようです。
ブログのサブタイトルは、「故郷へ恩返し」です。
若い人に伝えられるものなら、感じていただきたい。
同年代なら元気になっていただきたい。
(記事より抜粋)

2019年2月14日投稿記事「文章を書く(Part2)」では、

そんな時に、文章を書く。
人と話せないなら、自分と話す。
過去の自分でもよいし、未来の自分でもよい。
自ら思うことを文章にする。
これが、孤独から脱出する第一歩です。
(記事より抜粋)

2019年3月30日
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面倒は後回し

2019-03-29 04:34:31 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、ちょっと一休み。
休んでばかりの番犬です。
目の前で、タヌキや猫が餌を食うのをじっと見ているお人よしの番犬です。
あんたが、勝手に始めたことでしょ。
そう、言われているような。
ああ、私ものんびりしたい。


妻は、今しがた寝た。
昼間編んだ物をほどき、納得できるところまで追い込んだようです。
私は、卒業できぬ夢を見た。
別れた彼女とあこがれの女、想いを遂げられぬ夢を見た。
一生懸命編みこんでいる妻を寝床から見る。
これが現実とほっとする。

妻が寝るのと交代に私が起きだす。
共に邪魔されない至福の時がやってきた。
寒のもどりなのか、やたら寒い。
マフラーを出し、どてらを着る。
それでも足りず、毛布をかぶる。
ここに来たときは、「やる気をなくす寒さ」に怯えた。

今日のタイトルは、「面倒は後回し」です。
溜まった似顔絵の締め切り日です。
誰かが待っている。
借りてもいないけど、やらなければならない。
約束したから。

面倒とは、
面倒とは、当て字。原義は、見るのも無駄の意。
体裁の悪いこと。見苦しいこと。また、そのさま。
物事をするのがわずらわしいこと。手数のかかること。
転じて、世話。厄介。
(広辞苑より)
辛辣に正直に解説している。と感じた。
面倒に思うのは、手数がかかることを知っているから。
だからいつも後回しです。
知らなかったら、始めていたのにと思う。
始めてから、ありゃ案外面倒だ。
かかったからには、やるしかない。

約束をしてやらぬのは、泥棒と同じ。
そこまで追い込んで、やっと神輿をあげる。
いつものことになりました。

考えてみれば、面倒なことばかりです。
一筋縄ではいかぬことばかりが残っている。
面倒と思うだけ、気持ちが重くなりなにもかも億劫になる。

これは、自分のこと。
面倒見(人の世話をする)となると、話は別になる。
あれこれと勝手に思い込み、あとはやるだけ。
無責任極まりない。

ああ、こころは晴れない。
面倒に押しつぶされそうである。
寒さがいけない。
やる気をなくす。
うまく転換できた。
そうだ、あんたが悪い。
私は、ちっとも悪くない。
人のせいにして、やっと始めることができそうだ。

つまづいて 石ころ蹴飛ばし 猫逃げる

2019年3月29日
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移住の自由

2019-03-28 06:35:36 | プロジェクトエンジニアー

タイトルは、果てなき乙女心です。
豆のつるが、なにかにつかまろうとしています。
捕捉されたいのか。風にさまよい自由を謳歌しているのか。


今日のタイトルは、「移住の自由」です。
まずは、この記事から
米国で天才賞とも言われるマッカーサー・フェローシップ賞を2011年に受賞し、
ネイチャー誌をはじめとする様々な著名科学雑誌で発生生物学に関する研究成果を相次いで発表する
ミシガン大学の山下由起子教授。
(記事抜粋)
米国は決して完璧な国だとは思いませんが、自分が移民になったことはとても良かったと思います。
移民になると言葉も通じないですし、もちろん大変です。
しかし、自分がよそ者になると、ステレオタイプの期待をされなくなります。
私は何も期待されていない、ああしろ、こうしろ誰にも言われない。
ものすごく自由になりました。それが良かったです。
(記事Forbes JAPAN 編集部 2019/03/27 18:00より)

時々、課長になりたくないと係長に留まる方がいらっしゃいます。
最初は、係長は残業手当がついて課長の手当てよりはるかに高いからだと思っていました。
課長(部下のいない担当課長ではない)になると、現場からはずされ管理が主たる仕事になります。
ここだったのかと気づきました。
私は、転職を繰り返したため、肩書は部長でも部下のいない仕事を続けることができました。
現場(プロジェクトエンジニアー、技術開発、営業、地域おこし)を渡り歩くことができた。

今日は、「移住の自由」(地域おこし協力隊の自由)がテーマです。
山下由紀子さんが、アメリカに移住した時に感じた自由の意味について考えました。
私は、この地域に来て、まず感じたのは「よそ者に期待しない」でした。
ある意味、偏見で排他的であったかと思います。
生涯初めて、山下さんの言われる「ステレオタイプの期待をされなくなります」と感じました。
何をしても自由でした。
その点は、この地域に感謝します。
同時に、私の管理者であった市役所の庁舎に感謝します。
とりわけ、理解のあった一人の課長に感謝します。

本当のところは、市役所の職員は、管理したがります。
若い人は、ミッション型にはめ込もうとします。
ここが間違いで、ミッション型にするほど地域おこし協力隊を卒業後の移住率は低くなります。
地域では、多くの人(若者、年寄)がステレオタイプの期待の
仕事(消防団、PTA、商工会、地域の役員など)をされます。
移住者には、それがないのです。理由は、地縁血縁がないからです。
仕事縁(地域おこし)だって、よくわからない仕事です。部下もいなけりゃ上司もいない。

ここにきて、会社のため、家族のため、自分のために働かなくても良いと感じました。
それが、私にとってステレオタイプの期待の一つだったのです。
心の赴くまま、自由な発想で仕事ができる。
助けがない、組織がない分だけ仕事は進みませんでした。
しかし、発想に関する部分はとても自由でした。
地域の誰もが、これだという意識も方針もないからです。
好きにやってよい。
これほどの幸せはないのです。

私は、年齢が上だっただけに同僚(県内の協力隊隊員)からも疎んじられていました。
それに、私のキャリア(一流会社、国際的な仕事)も邪魔していたのでしょう。
これもよかった。孤独だったけど、組織(群れる仲間)に煩わされなかった。

三年も過ぎると、何か(カフェの存続など)を期待されることになるでしょう。
それは、自由度(注文生産、無給で儲けなし、お任せ料理、何とか教室など)が高いものであり、
すべてオリジナリティーのあるものです。
依然として、何をしても良い。
しかし三年が過ぎました。
私は、貴重な税金を使いました。
評価される立場です。
「あなたはいても良いんだよ」以外の存在感です。
私は引き続き、「聞き役」を続けます。
聞いている間に、話している人が自らヒントを見つけ自立する手助けをしたい。
話す人は、赤んぼから年寄りまで。
地域の若者が、国際感覚を持ち活躍できる人材になるための手助けをしたい。
私には、多くのやりたいことが残っています。
期待されないから、自由な発想で仕事ができる。

全国にいる協力隊員に送る私のメッセージです。

日陰花 一筋ひかり 明日も見る

2019年3月28日
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新しいことを面白がる

2019-03-27 07:23:55 | プロジェクトエンジニアー

僕一人で渡れるよ。絵のタイトルです。
跨げる距離のはずだった。
あとは推して知るべし。


地域おこしの仕事も、あと二日になった。
同じ地域の協力隊員の目に映る私は、何でも噛みつく猛獣のような存在である。
その私が、赴任当初は悩んでいたことなど露ほども知らない。
誰にも相談ができない。誰にも本音が言えない。
発見をしても、それを是正するのはタブーであった。
触れることさえクエスチョン。
外から目線で内から発信の嘘(望まれていない)を見抜いてしまった。

今日のタイトルは、「新しいことを面白がる」です。
思い起こせば、転職の歴史である。
転職後、三年は社業に触れさせてもらえなかった。
困りごとハンターばかりをさせられ、来る日も試された。
私のことを知らないし、前の会社の悪癖を持ち込む人だと思われた。
つまり、社内に波風を起こす人である。

状況は、同じである。
信頼を得る年数も同じである。
馬鹿々々しいといえば、その通り。
これが、日本人と言ってしまえばあまりにも悲しい。

英会話を習って、準備を完全にして外国に行く。
そうではない。
日本語をどれだけ習得できているかの方が大事なことである。
滝(Fall)の単語を知らなくても、水(Water)と落ちる(Drop)は知っている。
出川よろしく、明るい笑顔と知りたいという表情が前面に出れば、
外国人は面白がって相手になってくれる。
日本語で滝の意味を伝える能力と、誰とでも親しくなれるエンターテイメント性である。

そういう私も、新しいことは苦手である。
コンピューターで文章を書こうにも、
コンピューターが新しくなるごとに文章を書くツール(花子からWORD)が変わる。
そのたびに格闘である。
JRから私鉄に北千住で乗り換えた。
Suicaで自動改札を抜けようとしたら、ブーッブー。
駅員に止められ、ここで一回精算しろという。
馬鹿言ってんじゃないよ、切符なら通してSuicaならだめ。
単に、システムの不備なのにお客に謝ることもなく精算しろと面倒くさそうに言う。
もっと、偉いのを出せと噛みつく。
ふざけんなよ。と生きてきた。

毎日新しい人が入ってくるドイツの空港でのできごとである。
スイス人の同僚が、私をこっちに並べと手招いた。
もう一つの入管手続きの列には、民族衣装を着た黒人の列があった。
黒人というだけで、手続きはいっそう厳しくなる。
黒人がスーツを着ていれば、話は変わる。すんなりである。
飛行機の中でタバコが吸えた頃、スイスの片田舎で老人に、これ見よがしに唾を吐かれた。
機械を勉強するために遠くから来たけれど、ボルトを緩めてまた締めるの繰り返しの訓練だった。
楽ができてよいとは思わなかった。
馬鹿野郎、わが社(外資系)の社長を出せと思ったが言えなかった。
言葉を思い出せなかった。
しかし、夜のバーではスイス人のきれいなお姉さんと
ドイツ語と英語と日本語でやっつけた。

新しいことは、億劫である。
だが、なんだ。二日も格闘していれば慣れる。
ぶすも三日も経てば慣れるし、美人にもあきる。
そんなものなのである。
ますます、新しいことが苦手なお年頃である。
この野郎と、果物や樹木の苗を植える。
実がなるより先に逝ったってかまわねえ。
今、したいんだから速攻です。
立たなくなって浮気はできめえと誰かから聞いたような。

話が飛んでばかりの「新しいことを面白がる」でした。
今度は、別の角度から切り込みたい。

節約だ わかっちゃいるけど いつ使う

2019年3月27日
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