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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

コーヒー

2016-09-02 05:16:08 | よもやま話

やっと描けました。
梅干し作り名人の方です。
底抜けの明るさはどこから来るのでしょう。
このあたりの70歳は、子ども扱いです。
60歳は、あんたら疲れるなんて、何言ってるのと
馬鹿にされます。
いやいや参りました。


今日のタイトルは、「コーヒー」です。
銀座のタクトで飲んだコーヒー。
待ち合わせをしながら飲んだ。
現れるであろう、靴音を待ちながら。

どうしたら美味しく飲めるのか、濃くしたり熱くしたり、
二人で飲めば何でも美味しかったころの話。

布袋にコーヒーを入れ、大事そうに淹れていたマスター。
にこにこと話しかけてくれたね。

お湯をいれ、フィルターとポットを温めて、
11gのコーヒーで一人分。
30gで5人分。
最初は、お湯を注いで30秒蒸らす。
コーヒーの土手を崩さないよう、慎重にお湯を注ぐ。
すべてのお湯がコーヒーを通過するようにするため。
なるほど。
その後のコーヒーは美味しくなった。
コーヒーを飲み始めて50年目に知ったこと。

コーヒーの湯気の向こうには、
たくさんの別れの顔が浮かぶ。
元気にしている人も、亡くなった人も。
お世話になった甘酸っぱい味が残る。

これからもたくさんのコーヒーを飲むだろう。
仕事の合間のコーヒー。
妻と二人で飲むことが多くなるだろう。

よろしくね。

コーヒーを 飲んで残った ひとしずく

2016年9月2日

コメント
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