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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ぼくにちょうだい

2016-09-17 06:52:11 | よもやま話

恥ずかしがり屋の猫ちゃん達、餌につられて二匹とも出てきました。
やんちゃなほうが、きちんと座って欲しがっています。
でも、わかりません。後ろにすばしこっそうなのが控えています。
さあ、どちらがもらえたのでしょう。


僕に何子さんを、ください。
遠い昔に確かに言いました。
義理の親父さんは、黙っていました。
一緒に行ってくれた仲人さんと私は、汗びっしょりでした。
人生一度の体験です。

今日のタイトルは、「ぼくにちょうだい」です。
さあて、言っちゃいました。
後には引けなくなって、数十年経ちました。

皆さんは、ちょっぴり後悔していますか。
いや、この俺がよく言ったよ。ですか。
義理の親父って、なんで怖かったんでしょう。
何度も同じ自慢話を聞かされました。
抵抗できずに、いつもうなずいていました。
何子さんが、お父さんいつも同じ話よ。と言ってくれなければ、
延々とテープレコーダーは回り続けるのでした。

幸せにできる自信なんてある訳がないのに、幸せにします。
と宣言します。とにかく一緒になりたいばかりに、出まかせでした。
それから、40年。
どっかりと根が生えたようなかみさんとなりました。
ええ、これがあの何子さん。なんて言ったってね。
自分も申し訳程度に残った髪をいとおしむようになでつけていますから。
どっちもどっちです。

「ぼくにちょうだい」は、斯様に責任が重いのです。

落ちてても 欲しがりません 気の迷い

2016年9月17日
コメント
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