故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

今年一年

2017-12-31 17:33:10 | プロジェクトエンジニアー

この方にも良いことがありますように。


今日のタイトルは、「今年一年」です。
私にとっては、大きな一年でした。
田舎暮らしを始めて、二年目を迎えました。
地域おこしをしようと、カフェを始めました。
夢中でやって、気づいたら年の瀬でした。

昼は、コーヒー・紅茶とパン・ケーキ、お好み焼きとピザを売っています。
来られたお客様は、1-2時間ゆったりと過ごしていかれます。
夜は、一組だけの予約を取りレンタルルームをやっています。
飲み物も食べ物も持ち込み可能で始めました。
だんだんと、予約のお客さんが増えてきました。
SNSは敢えてやらないで、口コミで広がっています。

この地に来て、自宅に招待されてよく飲みました。
地域の方は、料理がとても上手です。
食べ物を売るのは無理だろうと感じていました。
ところが、この頃は料理をお任せで頼まれます。
家庭料理に毛が生えたようなものから始めました。
旬の野菜を取り入れ、料理のレパートリーを日々増やしています。

会社勤めを終えて、集まるのが予約客です。
一組だけの予約客は、自分たちだけの空間を楽しんでいかれます。
料理を用意する暇はありません。片づけも必要ありません。
できるだけ安く美味しい料理を心がけています。
予約客のメンバー構成にあわせて、料理を考え量も調整します。

合間に似顔絵を描き、地域の行事のお手伝いをします。
都会や外国を結ぶ活動をしています。
B級品の果物を農家からいただき、
パイやジャムにして、店に来られたお客さんに配っています。
一釜分焼いたパンのうち、残る時もあり近所に配っています。
お返しにいただいた栗、野菜や果物をパンに入れています。
美味しいものを届けたい、報せたいと考えています。

経費を抑えるため、スーパーマーケットから購入していたのを、
可能な限り、卸に切り替え工場から直接購入にしました。
電球はLEDにし、ガスは業務契約にして、省エネにも取り組んでいます。
蔵は、年中一定温度で光熱費は助かっています。
畑を借りて、自分たちが育てた野菜を食材にしています。

一年が過ぎました。
反省するところも多くあります。
私達は素人ゆえ柔軟です。お客様の意見をどんどん取り入れていきます。
経営は楽ではありません。工夫も足りません。
優雅な老後は吹き飛んで、妻に苦労をかけています。
これが、仕事です。
プロジェクトエンジニアーとしての仕事です。
やってよかったと思います。
来年は、さらに回る田舎にしたいと考えています。

今年一年、ブログに付き合ってくださってありがとうございました。

サービスを 回せ回れよ 潤いに

2017年12月31日
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休み前の準備

2017-12-30 06:55:32 | よもやま話

良い面構えです。
まだ、ちょっぴり恥ずかしさも残っています。


今日のテーマは、「休み前の準備」です。
正月前の準備は、これからです。
店をやる辛さでしょうか。
まずは、カフェの準備が優先されます。
昨夜は、遅くまで今日出す料理の準備に追われました。

お盆と正月は特別です。
皆が集まる。帰って来る。
いつもの帰省ラッシュのニュースを見ます。
それほど楽しみなことです。
今年は、二人だけの正月になりそうです。
年賀状を書いて過ごしそうです。

時間なし ルーチンワーク はずせない

2017年12月30日
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若者の再生

2017-12-29 06:12:16 | プロジェクトエンジニアー

なかなかの男前です。
何かを一生懸命見ています。
どんな人になるんでしょう。
本文とは関係ありません。


今日のタイトルは、「若者の再生」です。
敢えてプロジェクトエンジニアーのカテゴリーに入れます。

広島に、若い人に無償でご飯を食べさせるおかあちゃんがいます。
「腹が空いとるけん、この子らは悪さをする」と
今日も若者が好きなご飯を作り続けています。
お腹が満たされた若者は、外に出てまた悪さをします。
そしてまた帰って来る。
あったことを、心の闇を満腹になると共に吐き出していく。

単純明快です。
若者は飢えている。
愛情に、情報に飢えている。
それは、突き詰めれば空腹なのです。
腹が満てるほど、幸せになる。
広島では、「みてる」という言葉は、「なくなる」ことを意味する。
「しごうする」とは、けんかでしばくこと、魚をおろすことの意味である。

脱線したので、話を戻します。
「若者の再生」がテーマでした。
ドロップアウトした若者をなんとかしてやりたいと頼まれました。
ドロップアウトするのは、若者だけではありませんよ。
同一価値観の中で競争すると、どうしても落ちこぼれが出るのは必定。
勉強が出来ない子が、出来る子に教えてもらう。
逆に、勉強ができない子が、出来る子にかけっこを教える。

中学の同窓会でのこと。
いつも寡黙で、喧嘩ばかりしている奴がいました。
卒業して何十年も経った同窓会で、
私は、彼に感謝の言葉を言った。
あんたがいたから、他のクラスの強い奴からちょっかいを出されんかった。
ありがとう。
彼は、きょとんとしていた。それ以来友人になった。
それだけではなく、彼は潔かったからでもある。

川を流れる船でのこと。
ここで、魚が獲れたと、船の縁に印をつける。
流れる川で、船に印をつけても意味がないこと。
こんなことを大人は言います。
自分で刻んだ印を話しても、今や受けない時代錯誤となります。

普遍の価値観。
ゴミも仕訳ければ、資源になる。
オンリーワン。
あんただけにしかできぬこと。こんなことがあるはずです。
まずは空腹を満たすことから始めるか。

じゅわじゅわと あふれる愛は 時として

2017年12月29日
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毎日が収穫(Part2)

2017-12-28 07:18:33 | プロジェクトエンジニアー

若いのに、目力のある表情をしています。
何かを一生懸命見ています。
何が見えて、発見につながったんでしょう。


今日のタイトルは、「毎日が収穫(Part2)」です。
2017年3月28日投稿記事「毎日が収穫」では、
何かを成し遂げたことよりも、目的のためにどれだけ努力し続けたかが問われる。
と書いています。
カフェ開店10日前の記事です。
きっと切羽詰まっていたし、意気込んでいたことでしょう。

1mmでも成長するんだと、毎日自分に言い聞かせています。
こんなことを冒頭に書くものだから、次に展開しにくくなります。

年齢を重ねるごとに、毎日が収穫と実感できにくくなります。
昨日も同じことをやった。きっと、明日も同じだろうと予測する。
しかし、不安はつきまとう。

この不安はなんだろう。
自分の健康不安、周りで起こる不幸でもない。
それは起こるべくして起こるもの。避けようがない。

私の不安は、これで良しとする自分のことです。
広報に投稿する記事で、「過去形を現在形になおしたら」と
妻にアドバイスをもらいました。
なるほど、文章が活気づきました。今が動いている感じです。

日々頑なになっていく。
より一層過去にこだわる。
付き合う巾をさらに狭くする。
このことです。

体力的にも、金銭的にも収束に向かっていることは事実です。
無担保で金を貸してもらえるほど、甘くはない年齢です。
きっと、目的意識の欠落があるのでしょう。
そんな甘いものを日々剥がしています。あきらめ癖がついてきました。

60歳で再婚しました。
そんなことで良いのですか。
それじゃ、あんまりではないですか。

塀の向こうに落ちたとしても、楽しみを見つける自信があった。
これでは、すでに塀の中に自分を押し込めようとしているだけです。

どうすれば、柔軟でいられるのか。
努力しても、できないと、挑戦し続けます。
足らぬことを知り、足りている幸福に気づくことです。
頭だけで考えることを止めることです。身体を動かすことです。
脳は、楽なことばかりやれと命令します。

今日やろうとしたことをするだけです。
それでよい。

闇のよな 明日を心配 馬鹿げてる

2017年12月28日
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しんしんと雪が降る

2017-12-27 08:24:56 | よもやま話

なんとも温かい表情です。
周りを和ませる人なんでしょう。


物音が消えました。
雪見障子ごしに外を見ています。
植木の葉っぱの上に綿帽子です。

今日のテーマは、「しんしんと雪が降る」です。
瀬戸内海で育ったものにとっては、未だに慣れない風景です。
札幌でも雪は経験しました。
阿蘇外輪山に降る雪は、尖ってほほに刺さりました。
生活に追われていた分、記憶としては乏しいようです。

原風景は、幼いころ頃の記憶です。
朝晩凪になる夏、鏡のような海になります。
島の上の入道雲に、渡り船が作る一筋のあと。
蝉が朝からやかましく鳴いています。
幼い私は、今日は何をして遊ぼうかと考えていました。

いつもより明るい朝です。
昨日でなくてよかったと二人で話しています。
昨日は、妻とゴルフに行きました。

雪を見たせいか、二人とも動こうとしません。
お腹が空いてきましたが、動こうとしません。
きっと、怖気づいているのです。

お腹の音がなっただろうと、妻を促しますが動きません。
さらに真っ白になっていきます。
なったのは私のお腹でした。
動くことにします。

窓に露 真白き庭を 風揺する

2017年12月27日
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