故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。
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女の子の違う表情です。
美人だからか、忙しいのに2枚も一生懸命描きました。
愁いと弾けるを行ったり来たりするこの年頃の女の子です。
どちらもこの娘の真の姿です。
今日のタイトルは、「可愛い子には、旅をさせろ」です。
私のブログは、絵と違う内容のタイトルで書かれていることが多い。
しばらくの間、絵から想像できる内容で書き進めてみます。
中学校の校長と話した時、
私達は、どうしても優秀な子どもたちに目が行ってしまう。
その子達は、優秀ゆえに、都会の学校に行き、そのまま都会の企業に入社する。
都会で知り合った同じ境遇の子供と所帯を持ち、都会に住み付いてしまう。
比較的学業が優れていなかった子が地元に残ります。
本当は、この残るかもしれない子達に目をかけてやらなければならないのかもしれません。
優れた高校にたくさんの子供たちを送り出すことで世間から評価されます。
判ってはいるが止められない現実です。
田舎は、優秀な人材をつなぎとめるだけの魅力にかけると思い込んでいます。
可愛い子には、旅をさせろ。
行ってこい。
やってみたいことを試してこい。
と背中を押してやる。
二度とは帰って来ないと判ってはいるが、送り出す。
大人はそうしてきました。
私は、広島県の離島で育ちました。
何にもない島でした。すべてが羨ましかった。
ただ一つだけ自慢がありました。
この海は世界に通じていると感じました。
先祖に和寇を持つ、潜在的な想いでしょうか。
今は、海は空と言い換えても良い。
その頃は、海は具体的で、空は抽象的でした。
二十歳で故郷を捨て、羨んでいた場所で夢中になって学び働きました。
親から教えてもらうことが少ない分、ごつごつとぶつかってばかりいました。、
就職した会社のため、転職を繰り返すうちに日本のため、
外資系の企業に入り、世界のためとなりました。
忘れてきたことがある。故郷に恩返しがしたいと歳を重ねるごとに思いました。
故郷に帰る機会を探し、故郷の仕事に応募しました。
かないませんでした。今さら、勝手なことを言うなと言われたように思いました。
考え方を変えました。
生まれたところでなくても、故郷に恩返しができる道を探しました。
ソフトでの貢献です。
小説を書き、島を有名にすればよい。
一つ試しました。「さなさん」です。
ブログの項目に、「プロジェクトエンジニアー」を入れてるのもその一つです。
仕事(プロジェクトエンジニアー)で教わったことは、仕事で返したい。
地域おこしは、日本が抱える最大規模のプロジェクトです。
国土の隅々まで潤う社会が理想です。
技術が進歩し、地域だけでは生きていけない。
それは、日本だけでも解決できない。地球規模の仕事です。
可愛い子には、旅をさせろ。
大いに学んで来い。大いに試してこい。
帰って来たい時は、いつでも待っている。
お前が座る場所を確保しているよ。
現実は厳しい。生きることで精いっぱいです。
そんなあなたが愛おしいのです。
浮き草の 故郷はいずこ 留まらず
2018年2月24日
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なかなかの男前で、スポーツマンタイプです。
首の太さから判断しました。
今日のタイトルは、「するりと逃げる感じ」です。
女の人をくどいていて、最期の瞬間にかわされた。
思えばラッキーでした。
いい加減な気持ちは、どこかに隙があるものです。
女の人は、どこかでそれを感じる。
これは、「するり」ではなく、「ゆるり」です。
本気の時は、覚悟半分だから結果をしっかりと受け止められる。
魚釣りの時、大物の予感がし、根に逃がし糸が切れる。
これは実感が薄い。
鰻をつかまえて、手で握り逃げられた感じが近い。
ほとんどものにしているようだけど、結果は同じで逃がしてしまった。
この「するり」の感触は人さまざまです。
するりとは、
動きなどが滑らかで滞りのないさま。(広辞苑より)
「するり」にはスピード感がある。
田舎に来てよかったと感じる。しかし、この良かったの根拠が判らない。
判ったようで分からない。するりと逃げる感じ。
里山で暮らすことが、賛美されるような番組があります。
都会(人工的)と田舎(ナチュラル)の比較などできない。
どこが、人々の心を捉えるか。
田舎は、交通弱者を除いて、車社会であり都会人より歩かない。
冬は畑作業ができない。雪が畑を覆っていなくても土は凍っています。
身体をなまらせないために、散歩をされてる方をよく見かけます。
ドイツの都会の真ん中を走る川がありました。
水量が多く、狭い橋の下を通過する時大きな波(うねり)が出来ていました。
人々はサーフィンを楽しんでいました。見物客も多かった。
バンコクの電気が引かれていない民家の暗闇のなか、
ゆるりと流れる風を感じながら、床に大の字になって日中を過ごす。
働くときは、辛いパクチーで涼をとる。
田舎では、感じる速度が違うように思う。
コンクリートなどで守られていない分、直に感じる。
林を抜ける風がある。
行きかう人が誰でも声を掛ける。都会では、きちがい扱いです。
目的地(畑、職場)まで近いため、時間にゆとりがあるからできるのです。
感じる速度は、ありゃの「瞬間」から、心地よい「まったり」まで幅があります。
その時間軸すべてが心地よい。何故でしょう。
きっと、人間も自然の産物だから、自然の中での時間の流れ方が心地よいのです。
その流れる時間に合わせて生活ができる。
調和でしょうか。
自然を求め、自然に求められの関係です。
そばにいる人を口説く必要がないのです。
一緒に過ごす時間の共有。
それだけで、言葉はいらない。
合言葉は必要なくても、互いに努力しなければ生きていけない。
息使いが感じられる。
不労所得などない、厳しい現実です。
かなりよい線まで来ています。
次の瞬間、「するりと逃げる感じ」です。
ええいままよ、夜這いをかけちまえ。
これは短絡的です。自重しましょう。
空泳ぐ 百合を手折れと ぬしがいう
2018年2月23日
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彼は、一瞬何が起こったのか興味津々です。
あとは、我を忘れていたようです。
私は、一瞬にして彼の心のひだを抜きました。
抜かれた彼は、笑うだけでした。
お題が決まらぬままに書き始めました。
「あんたがたどこさ(Part3)」に決めました。
ただただ前を急ぐ集団がいます。
黒の合羽に編み笠姿です。
先頭の男が進むとおりに、右に左に空気抵抗を避けるがごとく急いでいます。
平昌五輪のパシュートを観戦し、
多くの方々が自分の来し方を振り返りもせず、
急いで生きてきたことを思い出しているのではないでしょうか。
弱者が強者に勝つために、ひたすら戦術を磨き戦略を訓練した賜物です。
目的のために黙々と前を急ぐ。
私達は、そんな生活を繰り返してきました。
傍から見ると、なんとも奇妙に見える。
プロの集団が作る一糸乱れぬ団体行動です。
プロジェクトエンジニアー集団には独特の空気感と使命感が宿ります。
どうして、そこまで個を埋没できるのか。
ついに、「あんたがたどこさ」となります。
波は風が作り、水は推力と重力の谷間を揺れる。
それは、岸にぶつかるまで続く。
これで良いのかと反省する前に漂うばかりです。
こうしたいと誰かが言います。
そうしようと賛同者が言います。
「あんたがたどこさ」の集団は、ただただ走り抜けるだけ。
笑顔は、事をなして後に見せるものと決めています。
真っ白から透明になる。
そして消えていく。
人々から忘れ去られて行く。
置き去りにされた人々は、何かが変化したことさえ気づかない。
昔からこうだったと思うしかない鮮やかな仕事ぶりです。
「あんたがたどこさ」はいつも一瞬の大仕事をやり遂げるのです。
そうなりたいと、縁の下の力持ちを続けています。
白鳥が 声だし去りし また来いや
2018年2月22日
2014年11月12日投稿記事「あんたがたどこさ」を参照してください。
地方出身者の集まりの魑魅魍魎(ちみもうりょう)の学生生活は、
その後延々と続くのでした。(抜粋)
大学時代は、それはひどい生活でした。二度とやりたくありません。
2017年10月10日投稿記事「あんたがたどこさ(Part2)」を参照してください。
嘘のような本当の話、本当のような嘘の話でした。(抜粋)
社会人になっても、奇妙な人たちに会い続けました。
自分の視点が変なのでしょうか。
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同一人物です。
勉強するときは、眼鏡をするそうです。
どちらが本当のこの人でしょう。
今日のタイトルは、「カフェの経営」です。
4月に開店して、約10カ月が経過しました。
開店に必要な諸経費(修繕費、機材/資材/制服の購入費、広告宣伝費、開店祝い、試作費)
がかかりました。次年度からは、大幅に減額される費用です。
固定費(給料、家賃、水道光熱費、通信費、借入金の返済)は、見えてきました。
業者価格交渉、省エネ等で努力しました。
売り上げと仕入は変動費です。
売り上げを伸ばそうと、夜の予約客をとるようにしました。
約2倍の売り上げになりました。
仕入(品質を落とさず、安価)の工夫もしました。
仕入費用は、当初に較べると3割はカットできました。
卸から買う、生産者から直接購入、自家栽培と活路を探しました。
無駄な仕入れの見直しをし、在庫管理を行い、
同じ食材で違う料理を作るよう勉強しています。
まだまだです。
これからのことを考えると、売り上げは現在の2倍は必要です。
一緒にやってくれている妻の給料は出ないのが現状です。
地域おこし協力隊が任期満了となる来年は、更に厳しくなるでしょう。
副業を考えなければならないでしょう。
私達は、もうすぐ前期高齢者となります。
カフェの活動は、地域との結びつきも強く楽しいと言えます。
継続したいと思います。
幸い、カフェを訪ねてくださるお客さんが徐々に増えてきました。
リピーターが増えてきています。
当初、平均3人/日だったのが、5人/日にはなっています。
10人/日になると良いのですが、まだまだかかることでしょう。
口コミを大切にしています。一人の満足を大事にしています。
妻が骨折をしたおかげで、私もパン作りや料理で戦力になってきました。
もっと、接客を学ばなければならないでしょう。
同じものでも、あの人から買いたいと思っていただけるまでは道遠しです。
地域の価値を上げる活動をしたい。
例えば、伸び放題の木の剪定、花を植える、巣箱を取り付けるなどの
活動が出来ていません。その先にあるのが、空き家の活用です。
人の笑顔を増やしたい。似顔絵をもっと描かなければならないでしょう。
似顔絵と地域の風景をモチーフにしたオンリーワンのカレンダーを作りたい。
似顔絵入りのTシャツを作りたい。
都会に発信できる情報を温めたい。
夢のような想いです。
それには、ゴルフの午後プレーでスコアが上がるほど、
体力をつけなければならないでしょう。
特別なことは必要ありません。
体力を使う仕事ばかりですから。
「カフェの経営」でした。
八十路にて 苗木植えるは もうけもの
2018年2月21日
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好む、好まぬに関わらず、
大人の入り口に入った感の女の子です。
危うさが美しくもあるのです。
お父さんにしてみれば、切ないかもしれませんね。
今日のタイトルは、「ことさら正直に」です。
ブログの記事が1200を越えました。
載せた画像は、700枚以上となりました。
こんなに書いて、描いてどうするのでしょう。
始めて4年間の軌跡です。
記憶を辿り、気持ちの整理をつけて日々綴る。
嘘の上塗りができるほど若くはない。
「ことさら」(殊更)とは、
わざわざすること。あらためてすること。
特にいちじるしいこと。特別であること。
わざわざ。わざと。故意に。
とりわけ。別して。
(広辞苑より)
「ことさら正直に」とは、長年出来なかったことです。
脳は不思議なもので泉のごとく考えられます。
日々、考える訓練(脳トレ)をしているようなものです。
気にかかる言葉であったり、考え方であったり気持ちのコントロールについて書いています。
正直に書いてるようでも、どこかで格好良くの精神がうごめき始めます。
邪念が漂う文章は、迫力がありません。
日々、脳に引き出しを作り整理をする。
書く(描く)ことは、そんな作業です。
こころ魅かれる女性がいます。
すんなり思いを告げることはほとんど(99%)できない。
似顔絵を描いている間も、恋をしています。
これぞというショット(カット)を選ぶ。
ここが素晴らしいと一本の線と色を探します。
冷徹に見つめるその先に文章が生まれます。
恋が似顔絵になります。
こんな風に見てくれているんだと受け取ります。
毎日綴っているブログの記事を集めてはどうかと提案がありました。
2か月分だけ記憶媒体に収納しました。大変な作業でした。
もったいないじゃない。
案外そうでもないのです。
脳に刻まれた考え方と記憶は、瞬時に適切な場面で言葉となって湧き出してきます。
これが不思議なんです。
どうしてこう考えたのか、背景と共に浮かんできます。
背景そのものを書くことはできません。
背景そのものは、生の感情だからです。
お酒が入るとガード(自分のなかのしてはならぬこと)が崩れてしまいます。
だからお酒を飲んだ時は、動きません。
ゆっくり体もこころも休ませてやります。
ことさら笑うことになります。
これでよしと毎日ペンを置きます。
悩むより からだ動かせ 春そこに
2018年2月20日