故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

注目されない日々

2018-11-29 07:44:12 | プロジェクトエンジニアー

苺の花です。
タイトルは、「おはよ」です。
私たちの周りの誰もが、「おはよ」と言ってくれます。


誰からも声がかからない。
ましてや、「いいね」なんて言ってくれない。
私たちは、そんな日々を過ごしています。

今日のタイトルは、「注目されない日々」です。
下の子は誉められるが、
私はいつも「お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい」と親から言われる。
私だって、誉められたいと思って生きてきました。
親は、上の子がしっかりしているから助かるとでも思っていたのでしょうか。

寒くなりました。
妻が、冬服を買いに行くというので付き合いました。
普段は買わない上物の下着を私は買いました。
カシミヤ入りの下着の上下です。
着てみると、これまでの下着は何だったのと思うくらい暖かくて履き心地がよい。
一点豪華主義と決め、これだけを買いました。
私が注目したのは、素材もさることながら縫製がしっかりしていたからです。
安くてよさそうな下着をこれまで何枚も買いました。
着古しているうちに、すそが広がり着るとき手間取ります。
それでも、いつも買うのは3枚いくらのものばかりでした。

誰も、「いいね」とは言ってくれない。
「いいね」とは言わないまでも、関りを持とうともしてくれない。
そんな気持ちになることがあります。
それでも結婚している。
この事実は何なんでしょう。
一人だけ、「いいね」と言ってくれた。
その人と一緒になった。
私は、それほど好きではなかったけれど、ほだされて一緒になった。
正直なところ、他にいなかったから。と内心思っています。

誰もが、あなたがいるから安心していられるのです。
「いいね」とは言ってはくれないけど、あなたは空気のようにとても大事な存在なのです。
あなたがいるから、ふわふわと心地よいのです。
あなたが頑張っているのを誰も認めています。
「いいね」と言わないだけです。
50年も経ってみればわかります。
誰からも、「いいね」と、もてもてで、私は声もかけられない存在の女性でした。
50年ぶりに会ったその人は、昔と同じで美しかった。
だけど、気軽に話せるおばさんになっていた。
そして、自分のことを覚えていてくれた。

そのおばさんは、言った。
きれいだからもてた。それだけのことだった。
本当の「いいね」を言ってくれた人は、一人だけだった。
婚期が遅れて一緒になったご主人です。
殺し文句は、「後姿が美しかった」でした。
その女性は、シルエットを大事にしていたのです。

おはようと 朝顔いつも ありがとう

2018年11月29日
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美人

2018-11-28 07:06:43 | よもやま話

モンスターと呼ばれている少女です。
「これからきれいになるぞ」とタイトルをつけました。

カフェに来られたおかあさんです。
けっしてしからない母でした。
「いつくしみ」とタイトルをつけました。

受付でお会いしました。
タイトルは、「温かい」。
人柄もそのままでした。


美しさは、健康あるが故醸し出されます。
美しくあろうでもない。
にじみ出てくる健康美です。

似顔絵を描いていて、すべての人が美しいと思います。
写真を何枚か撮り、なかでも飛び切りの表情を写し取ります。
それがなかった場合、撮り直しをお願いします。
過去に2-3度あります。

きれいになあれ。
と寝化粧をする、鏡の中の女性はとてもきれいです。
男が待つ、寝床を共にする前の決心の瞬間です。

ここが美しいと、その部分から描き始めます。
顔全体が、画面からはみ出ることもしばしばあります。
描き終わり、仕上がった似顔絵を見て言葉を添えます。
どれも応援の言葉です。
似顔絵を描かせていただいた感謝の言葉になります。

似顔絵を渡されて、驚いた顔を見るのも楽しみです。
片足は玄関のなか、もう一方の足は玄関の外です。
表情を見て、あとは脱兎のごとく去るための準備です。

案外だな。
ごめんなさい。

わはは。
そうですね。

ありがとう。
どういたしまして、私こそありがとう。

多くの美人を描かせていただきました。
これからも描くことでしょう。

これはなに どしてこんなに 美人なの

2018年11月28日
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点から点の生活(Part4,時間編(続き))

2018-11-27 06:47:44 | プロジェクトエンジニアー

私達には、謎の「恋心」です。
ふわふわふわと、今日も飛んでいきます。


昨日は、「点から点の生活、時間編」について書いていました。
時間が足りず、途中で書くのをやめました。

今日は、「点から点の生活、時間編(続き)」というタイトルで、さらに考えてみます。
自分は何をしたいか、何ができるのか。
若い時から、大いに悩み挫折してきました。
私は、運よく転職を繰り返すことができました。
辞めた会社に出戻りすることが、2回ありました。
さらに、3回目のチャンスもありました。
どこの会社に行っても、似たような仕事をしていました。
技術畑でありながら営業もやりました。
それぞれの会社で仕事ができるようになると、誘われるものです。
どこの会社でも、人材が欲しい。

転職するごとに、住む場所が変わりました。
子供が増えるごとに、条件のよい職場へ転職をしました。
条件が良いということは、個人の自由時間が犠牲になることでもあった。
仕事に夢中になることで、多くのものを失ってもきた。
まさに、点から点の生活でした。
飲むのも遊ぶのも同じ環境(仕事仲間)で暮らす人たちとでした。
出張しても、出張先とホテルの往復でした。
出張先が、海外であれ状況は変わりませんでした。
故郷広島に出張したとしても、他の都市に行くのと一緒でした。
高校、予備校まで過ごした故郷ですが、飲みに行く場所さえ知りませんでした。

転職に合わせて、住所も変わる。
せっかく親しくなった方たちと泣く泣く別れてきました。
そして新たな場所で、近所付き合いを始める。
自分が何をしたいかよりも、家族や自分の生活が優先する日々でした。
そして、仕事は何ができるかに変わってきました。
経験で何ができるかの幅が広がったからです。

残念ですが、そんな生活の繰り返しでした。
東京にいながら、東京タワーに上ったことがありません。
遊ぶということとは無縁の生活です。
そして、楽しむという言葉さえ忘れていました。

かみさんを亡くして、故郷広島に帰ることがありました。
そこで、妻と会うことができました。
その後、妻と会うことで故郷広島の良さを知ることができました。
妻は、生まれ育った島で60年間を過ごしました。
妻から、「その土地で暮らす」ということを学びました。

その後、東京で3年、この地で3年を一緒に過ごすことになりました。
「点から点の生活」からやっと抜け出た感じです。
私の「点から点の生活」は、仕事環境だったのです。
やっと、自分の周り(生活環境)が大切なものだと知りました。
情けないともいえる。嬉しいとも思える。

カフェに来られるのは、圧倒的に女性が多い。
家族が一緒の週末は、家で過ごされる。
家族とどっかに出かける。
一人になるウィークデーは友人とカフェに来てお茶を飲み話される。
女性たちは、その土地に根付いている。
そして楽しむのが上手だと感じる。

この地では、男たちも同様です。
夜や週末には仕事を離れ、近所や地域の方たちと飲んだり遊んでいる。
この地では、それぞれ仕事とは違った役割があるからです。
都会では、このようなチャンスは少なかった。
やろうと思えば、できたかもしれない。

人生には、空間と時間が関わります。
空間は、土地で会ったり働く場所であまり変化がないともいえるでしょう。
しかし、時間にはその人の人生(想いや生活スタイル)が大いに関わっていて、
個人の生活を変化させてしまう。

この「時間」について、一律にするわけにはいかないはずです。
同じ空間にいるから、同じように時間が流れるわけではない。
都会から地方へ「移住」を考えるとき、見落とされる盲点です。
この空間で過ごせば、同じように幸せになるとは限らない。
人には、時間に関する事情があるのです。
友人であった二人が、一人は結婚し他方は未婚の場合、だんだんと話が合わなくなる。
同じ土地で暮らしていても、起こることです。

若い女性は、時間を使うのが上手です。
結婚したら自分の時間が持てなくなることを、母たちをみて知っています。
それならと、都会に出てやりたいことに挑戦するかとより強く思う。
若いこの時の密度が違う。
エネルギー(熱量)は、同じ年代の男たちより強いかもしれない。
この時間に対する概念の違いに私たちは気づかなければならない。
空間提供(移住)ではない、時間の過ごし方について私たちは提案しないと、
若い女性は納得してくれないのではないだろうか。

また、時間がきました。
またの機会とします。

コーヒーの 湯気に思いし ちぐはぐの

2018年11月27日

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点から点の生活(Part4、時間編)

2018-11-26 08:17:32 | プロジェクトエンジニアー

今日のテーマは、「点から点の生活(Part4,時間編)」です。
東京だけが、人口増加を続けています。
毎年100万人以上の人が東京に移住しています。
各地の中心都市も人口減少に歯止めがかかりません。
札幌、名古屋、大阪、神戸、広島そして福岡も人口が減少しています。
ほんの一部の地方都市が、かろうじて横ばいです。

東京に移住するのは、女性が多い。
それも若い女性が多い。
なぜそうなるか。
各地の中心都市の駅前を見ればわかる。
どこもおんなじです。
ミニ東京を目指し、全国展開するコンビニチェーンとおんなじ都市作り(定番化)をする。
つまり、地方都市には若い女性をひきつける魅力がない。
若い女性が求めるファッションがない、仕事場がない、生きていくうえでの機能が不足している。
地方の中核都市には、交通網もあるしそれなりの文化もある。それなのに皆東京を目指すのはなぜか。
地方都市には、大学が少ない、求める学科や選択の多様性が少ない。

今日は、「点から点の生活(Part4,時間編)」です。
東京に移住した女性だって、年齢を重ねるとUターンやIターンを考えます。
地方都市にその受け皿がない。
移住を迫ることを止めて、一時期だけ生活する場を創れば良い。
家族の歴史は、出会いから始まり、家族が増えていく。
子育ての時期だけ、地方に住む。
地方では、中学校までは近くに学校が存在します。
自然は豊かで、都会に住む子供が憧れる遊び場がたくさんあります。
地方に住めば、都会から週末地方へ出かけることもない。
子育ての時期だけ、子供を預け働ける場所があれば良い。
働ける場所がない。
田舎に地縁血縁が無くても生きていけるコミュニティーを作れば良い。
閉鎖的な田舎の仕組みに入りやすく、誰でも生活できる工夫をする。
住むのがニ三年でもよいではないか。
都会の自由度は、家族の理由にあわせて、どんどん住み替える利点がある。
余っている畑を無償で貸せばよい。
なかには、通勤時間が少なくなった分、農業をする人も増えてくることでしょう。
道具も機械も無料で貸せばよい。
眠っている家財道具も含めて、空き家を無償で貸せばよい。
新たに、箱物(市民アパート)を作る必要は無い。

子供が成長すれば、都会に出て行ってもよい。
都会に出た子供が帰って働ける場所を確保しなければならない。
そのために、地方の銀行(信金など)が起業の手助けをすればよい。
特に若い女性への投資を始めれば良い。
若い女性が、興味を持てる文化の継承を引き受ける。
地方には文化があり、継承者がいない。
若い女性が、文化を育み新しいファッションを作れば良い。
地方行政に若い女性を多用すれば良い。
地縁血縁に縛られている行政の突破口になるはずです。

若い女性が多く住む地方には、男たちが厚い視線を送る。
男達も、親世代に甘えるのをやめて自立すればよい。
親子三世代のために建てた家に、若い他人の家族が住んでもよいと覚悟を決めたらよい。
先祖代々の土地(畑、たんぼ、家)を興味がある若い世代に渡したらよい。
だって、自分の家族(子供、兄弟)は、農業に興味がなく他の職業を選ぶかもしれない。
どんどん、他人に明け渡した方がよい。


時間が来たので、いったん筆をおきます。

2017年10月19日投稿記事「点から点の生活」では、
都会だけかと思いきや、田舎でも「点から点の生活」でした。
まだここに住んで一年の私の方が、いろんな人に会っている。
生活するうえで、会う必要がないからです。
また会えない。どこでゆっくり時間が過ごせますか。
全ての施設が目的別に仕切られています。
(抜粋)
2017年10月31日投稿記事「点から点の生活(Part2)」では、
なぜ移住をしろとせまるのか。
子育て世代は、時間が欲しい。
時間短縮(通勤時間をセーブ)が必要な人に、
一時の間(幼稚園から中学まで)だけ、この広い土地を貸してあげたらよい。
移住なんていわない。
ライフスタイルに合わせて動けば良いのです。
そのためには、骨格だけはしっかりした家づくりをしなければならない。
(抜粋)
2018年5月17日投稿記事「点から点の生活(Part3,都会編)」では、
点から点の生活は、都市住民のコミュニケーションを破壊しました。
村では、生活のために道をつけました。
各自が所有する土地を村に差し出しまして道ができました。
古い街には、袋小路が多く存在します。
通り抜けができない道の価値は低い。
都市の生活は、基盤ごと点と点の生活です。
子供を育てるために幼稚園に入れ、学校へと進学します。
ママ友はできるが、子供の進学先にあわせて新たなグループが出来上がります。
子供が卒業したら、ママ友は赤の他人になります。
町内会で決めたことは、アパートに暮らす住民には適用されないことが多い。
定住しない人には、回覧板も回ってこない。
(中略)
田舎に居たって、外に出なければ何も始まらない。
畑で草取りをしていたら、苗を植えていたら通りがかりの人と会話が始まる。
ゴルフ(運動)をしたら、仲間と飲めばよい。
会社の人とだけ飲むのはやめた方がよい。
なんの利害関係もない人と付き合うことです。
付き合うことで、知恵がつく。
経験者もそうでない人も、気軽に相談にのってくれます。
都会に住んでいて、知り合いになっても玄関までの付き合いです。
家の中まで入ることは稀です。
家の中にはいることが出来るまで、付き合いを深めることです。
飲めない人(妻など、家族)も一緒に飲み食いをすることです。
会社で偉くなくても、地域ではなくてはならぬ人になることです。
また、そんな人と付き合うことです。


2018年11月26日
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どうしたら、楽しくなるか

2018-11-25 11:26:28 | プロジェクトエンジニアー

国分寺跡の近くの清水で洗い清めていた菜です。
冷たい水の中での作業です。
美味しいだろうなと思ったものです。


今日のテーマは、「どうしたら、楽しくなるか」に挑戦です。
楽しいとは、
満足で愉快な気分である。快い。
豊かである。富んでいる。
(広辞苑より)
好きな人に、想いの丈が届いたときが至福の時でしょうか。
仕事がうまくいっている時のことでしょうか。
考え事がまとまったときのことでしょうか。
そうであったが、すべて過去のことです。

今日は、これからどう暮らせば楽しくなるかについて考えてみます。
そもそも、考えても楽しくなることなんて思いつかない。
似顔絵を描いて、そこそこの線と色が出せたことでもない。
似顔絵に挑戦できたことが、楽しいと感じます。
一旦、描き始めるとやめるわけにもいかず、集中力を持続することになります。
頭は、似顔絵だけに集中します。こうだ、ああだと目で見て感性で線を引き、色を付けます。
筆先に神経を集中させる瞬間が楽しい。

似顔絵を描くのが楽しいことなら、毎日続ければよいじゃない。
そうはいかないから、挑戦できた時楽しいと感じる。
生きるためには、いっぱいやることがある。
肥しを作り畑に入れる。
耕して、種を植える。
育っているかと見守る。
収穫して、土づくりが効いたとわかる。

畑を作るには、なぜ作るか目的意識がないと始まらない。
作ることも楽しいが、一番は美味しくいただくことである。

カフェに人は来ない。
来ないながらも、来た人に精いっぱいのサービスをしている。
来店客数についていえば、昨年は3-5人/日が、今年は7-9人/日になった。
客数は伸びてもその分材料費もかかり、利益は上がらない。
自家野菜を作って、おまかせ料理に使うことにした。

新鮮な野菜だから美味しい。いろんな料理(味付け)に挑戦するから飽きない。
夜の予約客に出す定番料理では、できるだけ旬の野菜を出すようにしてる。
お好み焼きに使うキャベツは、注文を受けてから切る。
今年から植えた九条ネギを使い、うまみと香りを引き出せた。
これじゃ売れないだろうと恐る恐る出したお好み焼きが、今では売れるようになった。
いろんな工夫と努力をし、売り上げが少なくても利益が出る構造になった。
自家野菜による影響は大きいとわかる。自家野菜にとりかかって二年目の後半のことである。
楽しいことの一つである。

楽しいと思うまでの道のりは長い。
瞬時に楽しい(ラッキー)と思うことは、再現性が少ない。
長い時間かかって楽しいと思うことは、持続性がある。
またやろうと思う。

どうしたら、楽しくなるか。
手間を惜しまず、信じることを続けるしかない。
続けられること(挑戦)が楽しい。
妻はすでにカフェの準備に向かいました。
私も早く行かなければなりません。

星数え 白内障が 治り後

2018年11月25日
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