自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

捕獲されたテン

2018-04-09 | 生物

つい先日の話です。出勤前のこと。シュウさんから連絡がありました。家の軒先で捕獲かごを仕掛けていたらテンが入ったとの貴重な情報。自分の目で見たことがないし,むらで生息していることを確認しておきたいというわけで,大急ぎで出かけてきました。

このかごは,軒先が荒らされて困っているということで仕掛けられたもの。行ってみると,かごにはテンが一匹。「これがテンなのか」としっかり目に焼き付けました。顔を近づけると,その度に跳びかかって来ました。それも唸り声を立てて。びっくり! テンは恐怖心をかなり抱いているのでしょう。

 

 

長い尾の持ち主です。

 

脚先付近の毛は黒色。爪は鋭く尖っています。この爪で木に登るとか。カキの実も好物のようで,知人のハンターがそう教えてくれました。

 

むらにこれが棲んでいるだなんて。自然環境はまだまだ把握し切れない面がありそうです。

 


モンシロチョウ,孵化間近(続)

2018-04-09 | モンシロチョウ

卵内にあるからだの様子がもっとよくわかったらおもしろいのですが,直接撮影することは叶いません。それで太陽光を利用して逆光下で写すことに。それによって,薄い卵殻をとおして透視的に撮影できるでしょうから。

その手法で得た画像が下の4枚です。

色の濃淡が大変化を物語っています。

 

口はこちら向きになっています。

 

 

複雑な濃淡に見えます。口は見えない位置にあります。

 

口も側単眼もはっきり見えます。 下部の濃い色の部分はからだの中央付近です。 

 

からだのかたちが形成され,見えるようになってから孵化が始まります。

今回,逆光を味方に付けて写す手が功を奏しました。