自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

虫の目レンズを手に野へ(3)

2013-08-19 | 随想

ジャノメチョウが現れました。

敏感なチョウで,はじめのうちはわたしの動きを察知してさっと飛び立ちました。「これは要注意だな」と思って,うんと注意深く近づいていきました。かろうじて写したのが下のものです。チョウの動きに合わせて移動しながら撮っているうちに,おもしろいことに気づきました。

それは,どうもススキの葉を選んでとまる傾向がある点です。なかには,下写真のように産卵する格好が見られることもありました。「もしかすると,ススキが食草なのかもしれない」と感じました。 

たった一度,草むらの地面に降り立ったことがありました。そこは小石だらけです。たぶん気まぐれな行動なのでしょう。 

帰って調べると,幼虫の食草のひとつにススキが挙げられていました。ヤッパリ,です。草むらで卵を探すと,見つかるかもしれません。 

 


最新の画像もっと見る