自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヒメハラナガツチバチのからだ

2013-11-27 | 昆虫と花

キンケハラナガツチバチのメス個体を見てから数日後,こんどはヒメハラナガツチバチのオスが訪れました。 

腹部の黒さ,その光沢感が際立っています。黄色い帯紋もまた艶があります。その後縁には黄色い毛が並んでいるように見えます。

 

触覚の立派さはオスのシンボルです。体長の半分の長さはあるのではないでしょうか。からだで花を抱え込むようにして蜜を吸っています。これでは,他の昆虫は近寄れないでしょう。 

 

口吻が花の奥に入り込んでいます。いかにも突き刺している感じがします。ゆっくりゆっくり吸っていました。 

 

さらに近寄って,からだの横側から観察しました。頭・胸・腹,それに脚もしっかり毛で覆われています。 

 

動きが機敏だなあという印象はありませんでしたが,あっさり花から離れたのには驚きました。パッと飛び上がったかと思うと,羽音を残して,舞い上がっていきました。その滑らかな動きは威風堂々としたものでした。 

 

 


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