自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

畑地にアカミタンポポが

2019-02-22 | 植物

アカミタンポポは漢字名で”赤実蒲公英”。その特徴についてはウィキペディアフリー百科事典の「アカミタンポポ」に簡潔な解説があります。生態はセイヨウタンポポにそっくり。やっかいな外来種の一つで,果実(実)の表面”果皮”が赤みがかっているので,こう命名されたということです。

 

確かに果皮は赤みを帯びています。これが我が家の隣りの畑で繁殖しています。

 

実をほとんど飛ばし,少しだけ残して撮影。

 

実の部分をアップ。突起は先端近くに並んでいます。

 

 

たくましい生き方をしているようで,近くには閉じた花がありました。外から見ただけではセイヨウタンポポとの違いがわかりません。

 

さらに,綿毛(冠毛)が伸びかけているものも。これもセイヨウタンポポとの見分けがつきません。

 

これら二種の外来種は昆虫の助けがなくても結実するので,冬も実をつくり続けます。それどころか季節によらず,年中つくります。在来種カンサイタンポポにはない,スーパー繁殖法の持ち主。

タンポポの世界の生き残り競争。たいへん,たいへん。 

 


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