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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

飛行するシロスジヒゲナガハナバチ

2014-04-14 | 昆虫

道の脇に,水田への侵入路があります。そこは緩やかな坂になっていて,背の低い草が生えています。

たまたまそこを通りかかったとき,ハチらしいものが何匹か盛んに低空飛行を繰り返す姿がありました。羽音が響くので,「おやっ?」と感じて立ち止まったのです。

ミツバチにしてはおかしな飛び方です。地面すれすれに飛び続けるので,正体がはっきりわかりません。しばらく,観察して,葉にでもとまった瞬間に確認しておこうと思いました。それでも,飛び続けてなかなか休憩しそうにありません。

もしかすると,肉食性昆虫で,小さな昆虫を狙っているのかもしれないなあと感じました。一瞬とまったとき,見ると,ミツバチではなく,めったに見かけないハチ類だとわかりました。しかし,カメラを準備しているうちにまた飛び立ちました。

さらにしばらく待ち続けました。たまたまヨモギの葉にとまったときに撮った写真が下のものです。 胸の毛は褐色,はっきりとした吹腹部の縞模様,それに長めの触覚。

帰って調べたら,どうもシロスジヒゲナガハナバチではないかという感じがしてきました。しかし,ちがっているかもしれません。

もしそれだとすると,餌は花の蜜なので,このときの飛行姿はいったいなにだったのでしょうか。巣穴が近くにあるのでしょうか。恋の相手でも探していたのでしょうか。それとも? 謎が深まります。

 


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