自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

モンシロチョウの風景

2016-04-26 | 昆虫

ありふれた生きものでも,意外におもしろい面が見えてきてついついシャッターを押すことがあります。

日暮れ近くの畑でのこと。モンシロチョウが数匹,地表近くの草にとまっていました。もうここをねぐらと決め込んだようです。 

 

 
ネギ坊主にも数匹。じっとしているので,もちろん,このままここで夜を越すと思われました。

 


せっかくなので,草にいるチョウにうんと近づいてみました。頭・胸部を覆って密生する毛には驚くばかり。 

 


ついでに,前から表情を見ておきました。顔という風貌です。半球の複眼が2つで,ほぼ全視野を収めている感じです。毛がまるでひげじいを連想させます。脚力もありそう。生き残るためのつくりが合理的に出来上がっている様子。 

 


当たり前の中にある意外性って,おもしろいものです。小宇宙のおもしろさと言い換えてもいいでしょう。 

 


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