梅雨空のもと,草々にいる虫たちを探しました。目立ったのはマメコガネ 。この開脚ぶりは見事!
クズの葉で休んでいたのはヒメギス。終齢幼虫ながら,敏捷性を感じさせるからだつきです。脚の棘・爪も立派。
長い触角が画面から溢れてしまいました。この長いアンテナは外界をしっかりキャッチする道具です。わたしを察知すると,そそくさと歩いて草の中に消えていきました。
クズの葉には,カタツムリもいました。カタツムリも虫。なにしろ“蝸牛”なのですから。透明感のあるからだが印象に残ります。大触覚のなんと長いこと! この先にある目で世界を認識しているのです。
ハギの葉にいたのはゾウムシのなかま。体長5mm。こんなに小さくても,名の如くゾウにそっくり。
短時間だったので,記録したのはこれだけです。じっくり観察してみたらきっとおもしろいでしょう。