昨日はハイク実行委員会主催の「紅葉のファミリーハイキング」に参加。「山科から紅葉と歴史ある水の道・琵琶湖疏水を訪ねる」と銘打った,魅力的なコース。薄日がさすものの薄雲が空を覆う一日でした。雨が降らないのはありがたい限り。昨年,このイベントは雨模様で散々な目に遭ったことが忘れられません。中身をしっかり記憶しています。
今回も中身の濃い旅になりました。数回にわけて記事にまとめます。といっても写真紀行の体裁です。
出発は京阪電鉄山科駅前。毘沙門堂に立ち寄りました。紅葉終わり近しといったところ。境内では縁日の幟がたくさん上がり賑わっていました。
そこを出ると,疏水沿いにどんどん歩いて行きます。右手が水路。かつてはここを小舟が行き来して,米や酒樽などが運ばれていたとか。
整備された遊歩道を歩いて行きます。ジョギングする人が何人も。
真っ赤なモミジ葉を撮りながら歩きます。とくべつにきれいな葉があるところでは立ち止まります。歓声が上がり,秋を彩ります。
落葉を踏みしめて歩きます。そのたびに,サーッ,サーッと音が響きます。
山に掘られた隧道の中を疏水が流れていきます。橋のある風景が当時の面影を伝えています。
コンクリートには「明治」の文字が刻まれていました。こんな橋を渡ると,気持ちが引き締まります。
(つづく)