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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

モンキチョウ,産卵から孵化へ(1)

2016-06-13 | 昆虫

6月9日(木)。小雨,ときどき曇り,晴れ。梅雨らしい天気。朝,シュウさんから「田を鋤いていてケラを2匹捕まえた。取りに来て」との連絡あり。昼前,同じくシュウさんが「田植えをしとったら,モンキチョウが水に浮いていたんで,持って来てあげたで」といって,モンキチョウを一頭持って来られました。石の上におくと,舞い上がっていきました。モンキチョウの季節を迎えたのです。

午後2時,モンキチョウの棲息地に出かけました。ここはわたしの気に入っている野原で,幼虫の食草シロツメクサやミヤコグサがたくさん生えています。

草むらに入ったとたんに,一頭のモンキチョウが目にとまりました。メスです。これは産卵行動が期待できそう。そっとあとを追いかけて行きました。すると,ヒメジョオンの花にとまって吸蜜。


しばらくすると,シロツメクサの葉に降りました。「産卵だ!」。思ったとおり尾端を葉に付けて卵を産付。

 

それが終わると,舞い上がって再び吸蜜。それから,また産卵。

さらに,産卵はミヤコグサの葉にもなされました。わたしは,チョウの後を追いかけて行きました。……。そんな繰り返しが続きました。


結果,卵の付いた葉を10枚採集できました。これで,かなりくわしく観察できるでしょう。

オスもやって来て,ヒメジョオンで吸蜜。


わたしにとっては,すてきな休養日となりました。

 


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