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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

庭のキクに来た昆虫たち(5)

2014-12-10 | 昆虫と花

キゴシハナアブもまた,キクの花がお気に入りです。

晩秋で肌がヒヤッとする午後のことでした。ほとんどの昆虫たちがどこかに行ってしまいましたが,キゴシハナアブが一匹葉で休んでいました。 気温の低下に伴い,動きが鈍くなっているのは確実です。

 
これを機会に,何枚かアップ写真を撮っておきました。


拡大すると,胸部・腹部を走る白や黄の縞模様がよくわかります。 


複眼が離れているのはメスの特徴です。眼の表面には粉をまぶしたような,暗赤色の点紋様が広がっています。頭部をすっぽり覆う複眼は,視覚刺激をとても大事にしていることを物語っています。複眼の間には,三つの単眼があります。 「なにに役立っているの?」と聞いて答えてくれない限り,正確な機能はわからないでしょうが,光の方向を感知するのは間違いないとか。


アゲハの庭園を彩ってきたキクの花は,赤く変色を始めました。これで,キクの季節が終わります。 

 


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