この程,オニヤンマ(コオニヤンマ)の豪快な捕食を二つ目撃しました。大きなトンボは大きな獲物を捕獲する,まさにこのとおりのシーンでした。
その一つ目。捕まったのはシオカラトンボ(メス)です。
畑で作業をしていたら,大きな羽音を立ててコオニヤンマが急降下。ほんの2m先の出来事です。トンボはそのままネギの葉にとまりました。葉は地面に倒れていたので,トンボはそのまま地面に着地したという感じです。おやおや,コオニヤンマに何が起こったのかなと思って,近づいていきました。
そうしたら,トンボを捕獲して食べているのでした。トンボは腹部の特徴からシオカラトンボのメスとわかりました。腰に携行しているコンデジを持って撮影開始。
頭部か胸部辺りをがぶり。
しかし,撮りにくい位置です。逃げられたらどうしようもないので,やむなく,撮れる角度からの撮影にとどめざるを得ません。
二つ目。わんだぁの森で撮影していたら,突然激しい羽音がして目の前の草むらに大きなトンボが降りて来ました。オニヤンマかコオニヤンマでしょう。急いで確認に。すると,トンボが一瞬にして逃げ去りました。直後捕獲されたものが飛び立っていきました。ですから,写真を撮る間がまったくなし。逃げたものはまちがいなくツチイナゴでした。大きさといい,色合いといい,そうだと思いました。
それにしても,オニヤンマの捕食行動にはすごいものがあります。迫力満点でした。捕まった昆虫はたいへん。これも自然の掟です。