公園のササ自生地にて。
近頃ここでよく見かけるのがシバスズです。うれしいことに、そしてありがたいことに、この日の撮影では相当近づいても逃げません。至近距離からの接写ができるのは最高の気分です。
このシバスズはメス。ササの葉の上にのっていました。ワーキングディスタンスが10cmほどでしょうか。
わたしの撮影順序はたいていの場合,全体から斜め前及び横に移り、そして真正面で終えるというものです。野外で生きたままのすがたを撮るのはふつう苦労がいります。今回はまったくそうした苦労はありませんでした。もしかすると、わたしが近づいているのに気づいていなかったのかもしれません。
頭は,いかにもコオロギのなかまといったかたちをしています。
複眼の縞模様が落ち着いた色なりに鮮やかです。
この直後,摂食行動が始まりました。それは目前の出来事としてはふしぎな光景でした。次回ご紹介します。