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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

昆虫の頭・顔 ~ツバメシジミ~

2020-12-09 | ツバメシジミ

晩秋,カタバミの花でツバメシジミを見かけました。翅が相当に傷んでいます。いのちを終えるすがたでしょう,最後に力を振り絞って蜜を吸っているようでした。

 

時折舞い上がっては別の花に移っていきました。カタバミが気に入ったのか,そこから離れようとはしませんでした。

 

写真に収めているうちに,複眼に生えた毛が気になりました。なにしろ密生状態なのですから。眼に異物が付着するのを防ぐ役目を果たしているのでしょう。とにかく撮れるだけ撮っておこうと思い,そっと近づいてはシャッターを切っていきました。

 

ときには,枯葉の上で休憩。

 

うんと近づかないと見えてこない景色が,こんなふうに見えて来るとはおもしろいものです。チャンスがあれば,もっと近寄って撮影しようと思います。