自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

昆虫の頭・顔 ~続 ツマグロキンバエ~

2020-12-24 | 昆虫

ツマグロキンバエは,とにかく環境への対応能力にすぐれた小昆虫です。暑さや寒さにめっきり強く,あちこちの花でごくふつうに見かけます。冬場であっても,比較的穏やかな日中なら,探せば目にいちばんに入ってくる昆虫です。

先日は,冬のタンポポで見かけました。気温が10℃ぐらいに上昇してくると真っ先に活動を開始します。

 

まだまだ寒いので,花粉を舐める行動が静かに続きます。

 

わたしは顔写真を撮ることに関心があるので,ここでも前から撮ろうと努めました。それにしても長い吻です。

 

ワーキングディスタンスは2,3cmというところでしょうか。撮影していることを気づかれないように細心の注意がいります。

 

複眼と吻先がうまく写るようにしなくてはなりません。被写界深度が浅いので苦労です。相手が動くので,さらにたいへん。

 

とにかく,撮れるだけ撮ります。出来はあとで確認するだけ。

 

まあ,とにかく接写はたいへんです。

 

(h)