我が家の庭にて。
午後。秋空が高く広く遠望できる,爽やかなひととき。庭のマンサクの枯れ枝にアキアカネが一匹。もちろん縄張りをつくって獲物を待っているのです。
例によって習性は似通ったもの。発進してはまた戻って来ます。それを待っていさえすればよいのです。日のお陰で,脚といい,翅脈といい,自然の妙が凝縮されているように見えます。
昆虫を巡る物語は目の前にいくらでも広がっています。
我が家の庭にて。
午後。秋空が高く広く遠望できる,爽やかなひととき。庭のマンサクの枯れ枝にアキアカネが一匹。もちろん縄張りをつくって獲物を待っているのです。
例によって習性は似通ったもの。発進してはまた戻って来ます。それを待っていさえすればよいのです。日のお陰で,脚といい,翅脈といい,自然の妙が凝縮されているように見えます。
昆虫を巡る物語は目の前にいくらでも広がっています。
二つ目の発見について。
クサカゲロウの卵にヒラタアブの卵が付いていました。キンカンの木にはアブラムシがたくさんいるので,ヒラタアブが産卵する姿は頻繁に見ていました。しかし,卵に産付するなんて!
と思っていたら,別の葉ではヒラタアブの幼虫がなんとクサカゲロウの卵を食していたのです。
また別の卵では,無残にも何者かに食べられた卵が! たぶんヒラタアブの幼虫の仕業でしょう。
離れて見ると,こんな感じです。
中身がなくなって,ぺしゃんこになった卵もあります。ここにもヒラタアブの卵が!
いずれもヒラタアブの生態につながっているように思われます。